ヨハネスブルグ・サミットNGO/NPO等連絡会設立趣意書
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リオデジャネイロでの地球サミット(1992年)から10年目となる2002年9月、南アフリカでヨハネスブルグ・サミット(WSSD)が開催されます。「グローバルな持続的発展と環境」の検証作業を行うこのサミットに対して、日本の市民としての提言を行うために、NGO/NPO 等の横断的な組織として「ヨハネスブルグ・サミットNGO/NPO等連絡会(以下「連絡会」という)を設立します。
「連絡会」は、環境パートナーシップオフィスの呼びかけで今年8月から毎月1回開催されている「ヨハネスブルグ・サミットに向けたNGO/NPO等意見交換会」の参加者有志が、サミットに向けた提言づくりのためのグループを設ける必要があると判断し、NGO/NPOや個人などに幅広く呼びかけて設立するものです。
今回のサミットは、世界の各地域からの議論を積み上げていく方式が取られています。この「連絡会」では、地球規模の立場から、サミットの成果を適切なものにしたいと考える地球市民の幅広い参加のもとで、参加者の皆さんの創意と意見を生かして、柔軟な手法で提言活動を行っていきます。そのために、民主性・アカウンタビリティーを確保しながら、日本全国や世界の関係者に情報を提供して連携を取りつつ、サミットでの議論対象となり得る課題(例えば、環境問題への認識の向上、意思決定等への参加、水などの天然資源管理、環境と貧困問題など)を確認していきます。
また、提言活動に付随した情報の収集・発信などを通して、ヨハネスブルグ・サミット後その成果をいかに生かしていくかなども視野に入れつつ、持続可能な社会の創造に向けた取り組みに対する一般市民の関心を高めていきたいと考えています。
活動は、ホームページやE-mailなどの最新技術を駆使して行いたいと考えていますので、日本全国、さらには海外で活動している方々も含め、幅広い方々の参加を期待します。
【活動計画】
1.活動方針
(1) ヨハネスブルグサミットに向けて、準備会議を含むサミット会議及び政府、地方自治体、関係主体(市民、NGO/NPO、企業等)に対して意見を述べ、政策提言を行なう。
※当面、11月27日から29日のアジア太平洋地域準備会合(カンボジア)への意見提出を目指します。
(2) 提言活動だけにとどまらず、各地での活動などを通してサミットで取り上げられるテーマに関する関心を高めていく。
(3) 活動に当たっては、全国的な関係主体(市民、NGO/NPO、企業等)の参加を期待するため、地方及び世界での活動も促進する。
(4)そのため、会の活動はインターネット、ホームページなどをフルに駆使して実施する。
2.具体的活動
(1) サミット及びその準備会合等に対して会の意見を述べ、提言を行うとともに、政府を通じて会の意見を国際会議に反映するため政府等と協議する。そのため、会にはサミットの議題ごとの分科会を設置する。
(2) 会の代表者をヨハネスブルグサミット及びその準備会合、関係会合等に参加させる。
(3) 全国レベルで調査、会議、検討会、セミナー等の活動を促進する。
(4) 会参加者及び国民的な意思疎通を図るため、メーリングリスト、機関紙等を使って国の内外の人・NGOs等との情報交換、議論を促進する。またサミットに関する資料を邦訳及び英訳して参加者に提供する。
(5) また、ヨハネスブルサミットへの関心を高め、またその成果を日本国内に反映させるため各種キャンペーン等を実施する。
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