鮫川村の概況
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1)地域の概要
本村は、阿武隈高原の最南端に位置し、東西12.7q南北17.3qで、総面積は131.47kuである。気候は、概ね東日本型で、年平均気温は10.7℃、年間平均降水量は1,300oである。積雪は少なく通常10〜20pで、根雪は局部的で、その期間は短い。しかし、標高が高いため、晩霜や夏の異常低温、早冷等による農作物被害を受ける危険がある。
地形は丘陵高原型で起伏が多く、耕地は山間に開けていてその面積は狭い。標高は320mから朝日山の797mまでで、村の大部分は400〜650mの範囲にある。
水利は各地域に中小河川が流れており、水の利用は農業用水がほとんである。農業用水は取水堰が36ケ所あるほか、自然湧水、湧水利用等550haの水田に52,030‰/日利用されている。
2)道路・交通
国道289号と国道349号の2本が周辺都市とを結ぶ幹線道路となっている。国道289号は村内の南部を横断し、東はいわき市と、西は白河市へつながっている。国道349号は村内を南北に縦断し、北は郡山市へ、南は水戸市につながっている。
村内には鉄道はなく、自動車が主要な交通手段である。車で、白河市へは45分、郡山市へは1時間、福島市へは2時間、首都圏へは3〜4時間の距離にある。
公共交通機関は、村営バスが水郡線磐城棚倉駅へ1日3往復、福島交通バスが水郡線磐城石川町と水郡線東舘(矢祭町)へそれぞれ1日3往復している。
3)人 口
(1) 人口
本村の人口のピークは昭和30年の8,256人であったが(住民基本台帳による人口)、その後減少を続けている。国勢調査により昭和35年以降の人口を見ると、昭和35年の7,926人が、平成12年には4,602人へと、対昭和35年比で42%と大幅に減少している。
住民基本台帳による平成13年1月1日現在の人口は、4,792人(男性2,380人、女性2,412人)である。また、世帯数は1,104世帯である。
(2) 産業別就業人口
「国勢調査」により、昭和60年〜平成7年における15歳以上の就業者数を見ると、昭和60年の3,016人が、平成7年には2,549人へと、15.5%減少している。産業大分類別にみると、第1次産業が大きく減少し、第2次産業が大きく増加、第3次産業が緩やかに増加しているのが特徴である。第1次産業の圧倒的割合は農業であることを考えると(平成7年における第1次産業の内訳をみると、農業620人、林業狩猟業42人、漁業水産養殖業2人である)、本村においては農業が基幹産業から大きく後退していると言える。人口減少に伴う過疎化とともに、農林業の衰退を示す数値でもある。
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