愛する和尚
無責任の盲目性とはなんでしょうか?


盲目性は、父なる神--何もかもやってくれる神--
に依存するように育てられた、あらゆる人の中にある

自分はどんな事にも責任が無い、
自分が貧しかったら、神がそう望んでいるに違いない
自分が病んでいたら、神がそう望んでいるにちがいない、と

人類はすべて、
どこにも存在していない父なる神を頼りにする
無力な子供にされてしまった

だから、人は自分の父なる神の姿を変え続ける
そんな事では何も変わらない

キリスト教徒はヒンドゥ教徒になる
彼は自分の神を変える、だがその心理は同じだ
ヒンドゥ教徒はキリスト教徒になる、彼は自分の神を変える、だがその心理は同じだ

世界には300もの宗教があるが、宗教の心理は全て全く同じだ
そしてその心理とは、人間を依存させ、無責任にし、常に希望を持たせ、
実際には存在しない誰かに祈らせておくという事だ、これが全ての悲劇を生み出したのだ

ここで行われた事がなんであれ、
あなた達の理性は、「 こんな事は正しくない 」とあなたに言っていた
だが貴方は「 マスターがこういうやり方を望んでいるに違いない 」と考えた

私がいつあなた達に、そんなふうに考えるように言っただろうか?

私は理性を働かすように、疑い懐疑し、探求し独立するようにと教えてきた
ところが貴方達はまさにその逆をやっている

だからこそシーラは、私が再び話す事を望まなかったのだ
彼らが私のテープ--オリジナル・テープ--に手を入れたのはその為だ
今となっては、彼らが何を変更したのか見つける術は無い …… 

シーラは貴方達に全面的な明け渡しが必要だと告げていた

私が貴方達に言っているのは、必要なのは全面的な責任だということだ

だからあなた達は、全面的な明け渡しができることよりも、
全面的な責任を取った方が百倍も優れたことができることを証明しなければならない

私はあなたがたに、疑いなさいと教えていた、彼女は貴方がたに信じなさいと教えていた

私が話す事を主張した為に、彼女の一味とその行為が暴露された

もし私が沈黙したままだったら、貴方達は
「 おそらくマスターがこういうことを望んでいるんだ 」と考え続けたに違いない

つまり、貴方達は一度も私の言うことを聴かなかったということだ
貴方達は全く私を理解しようとはしなかった訳だ

私は決して、あなた達が自分の理性に反して、
自分自身の尊厳に反して何かをすることを望まない
私はあなた達に、進化の最高の表現であるという自尊心を返してあげたい

だからこれから先、いいかね、たとえ私が全生涯話し続けたとしても、
いつかは私はこの肉体を離れなければならない

ずる賢く、頭が切れて政治的な誰かが、
再び貴方達をファシスト・グループにしようとするような事が起こるかも知れない

それを起こしてはならない
だがそれは、貴方がコミューンの中で不平分子になるということではない

あなたはバランスを学ばなければならない
貴方達は二つのものしか知らない、奴隷になるか、不平分子になるかのどちらかだ

中間の道を見つけることはできないのかね?
-- 知性があって、不平を言わず、ただ感じている、
そしてそこで自分が奴隷ではなく、純粋に自由で在るような道を

自分の感性から、自分の自由から、自分の愛から行為しなさい
そうすればそこにどんな問題があるとも私には思えない
あなた達にはそれが出来るはずだ

私はそれほどにあなた達を愛している、私はそれほどにあなた達を信頼している

私の、あなた達の知性に対する評価はあまりに高いものだから
私には「 あなたがたは不可能を可能にすることができる 」と言えるほどだ


  
和尚

( anadiはこう聴く )

From Bondage To Freedom より抜粋