特定非営利活動法人IKGS

第7章  JICA草の根技術協力事業
        草の根パートナー型
 

2006年6月より2008年11月まで、フィリピン・イフガオ州での緑化と住民の生計向上プログラムを実施しました。

ニュース

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写真:事業実施地域の世界遺産イフガオの棚田


事業名 イフガオ州における草の根エンパワーメントを通した生計向上による環境保全
実施場所 フィリピン共和国イフガオ州
実施期間 2006年6月〜2008年11月
実施団体 特定非営利活動法人IKGS
事業の実施体制 現地NGO「Save the Ifugao Terraces Movement(SITMo) 」と、「Ifugao Global Forest City Movement(IGFCM)」との連携協力によって実施する。
事業の目的 地域住民の生計向上の仕組みを定着させ、持続的な植林活動が可能になるようにする。
事業の概要
詳細
(1)事業実施の背景と必要性・詳細
(2)事業の具体的内容・詳細
(3)事業の実施支援体制・詳細)
(4)事業終了後の展望
主な
事業概要

生計向上プログラム(経済力の不足を解消するために)
〜養兎〜
 草の根技術協力草の根支援型事業からモデル的に継続している養兎を拡大して、低コストで生産性の高い家畜としての普及を図る。農家単位での売買を可能にする相互扶助組織内で共販システムを整備して、食肉や毛皮生産と販売での生計向上を図り、そのエンパワーメントを目指す。

〜ドジョウ養殖〜
 草の根技術協力草の根支援型事業を踏まえたニーズ調査をしたところ、メトロマニラで需要が見込まれ、イフガオ州政府でもかつて実施した経緯があるドジョウ養殖を実施する。過去に州政府が実施した事業では市場開拓ができず、養殖技術の確立を最後に撤去された施設跡に、NGOベースの養殖場と売買仲介センターを設置する。乱獲によって激減しているドジョウを組織的に養殖し、販売するシステムを作ることは、地域資源の計画的な利用にもなる。農家単位での売買を可能にする相互扶助組織内の共販システムを整備して、活ドジョウでの販売による収益で生計向上を図り、そのエンパワーメントを目指す。


教育プログラム(知識の不足を解消するために) 
 環境保全の必要性と水資源の有効利用法がテーマとなるワークショップを、州教育省等と連携しながら年間46箇所で開催する。日本からの有志の参加者や都市部からの参加も期待できるような広報を実施する。これらのワークショップでは、学校周辺の用地内に保護林を作るデモ的な植林も合わせて実施するので、そのモデルとして前事業で完了しているフンドゥアン郡役場下方の植林現場が機能する。ワークショップは参加者が一時的に木を植えることよりも、木を育て続ける必要性を実感することを目的とする。

育苗プログラム (植林用資材の不足を解消するために)
 イフガオ特有の環境回復を目指す場合、生長が早い外来種樹木と生長が遅い在来種樹木の混植が必要不可欠であるが、種子の入手が困難な在来種苗木を一般の業者が扱わないことから、安定供給できていない。本事業ではアシプロとイフガオ州役所前に専用グリーンハウスを新規設置して、既存のフンドゥアン郡内のグリーンハウスと3箇所で在来種樹木の採種と育苗を実施する。

                             


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