火山観測情報 第34号

火山観測情報 第34号
平成12年11月1日19時15分若松測候所発表
火山名 磐梯山

本日(1日)、第87回火山噴火予知連絡会が開催され、磐梯山の火山活動について検討されました。その結果は次のとおりです。

「磐梯山では地下での火山活動が依然として活発であることから、今後も火山活動の推移を注意い深く見守る必要があります。

・山頂直下を震源とする地震が4月下旬頃から増加し、8月15日には日地震回数が403回に達し、1965年の観測開始以来最も多くなりました。その後、地震回数は消長を繰り返しながら減少しています。

・山頂直下を震源とする低周波地震や火山性微動及び深い低周波地震(深さ30km前後)は散発的に観測されています。

・噴気活動等の表面現象や地殻変動データなどの他の観測データには、特段の変化は見られません。

・これらのことから、8月に比べて現時点では小規模な水蒸気爆発の可能性は低くなっていますが、低周波地震や火山性微動が散発するなど地下での火山活動が依然として活発であることから、今後も火山活動の推移を注意深く見守る必要があります。」