福島県・磐梯山に臨時火山情報第1号
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臨時火山情報 第2号 平成12年 8月28日17時55分 若松測候所 発表 本日(28日)火山噴火予知連絡会がおこなわれました。 磐梯山の火山活動に関して、本日(28日)火山噴火予知連絡会拡大幹事会を気象庁で開催し、次の見解を発表しました。 磐梯山では、山頂直下を震源とする地震活動が断続的に多発しています。 磐梯山では、山頂直下を震源とする地震が4月下旬頃から増加し始めました。地震活動は、増減を繰り返しながら次第に活発化し、8月15日には、1日の地震回数は、403回に達し1965年の観測開始後最も多くなりました。震源は、山頂直下の2つの領域に分布しています。この間、山頂直下に発生した地震の最大は、8月15日23時04分 の地震で、マグニチュードは、2.9でした。 また、5月10日以来、山頂直下を震源とする低周波地震や火山性微動が、時折観測されています。低周波地震や火山性微動が観測されたのは、1965年の観測開始以来初めてのことです。 噴気活動等の表面現象には、特段の変化は観測されていません。GPSによる地殻変動データや全磁力データには、若干の変化はみられますが、今後詳細な検討が必要です。 以上のように、磐梯山では、地下での火山活動が活発化していると考えられることから、山頂付近で規模の小さい水蒸気爆発が発生する可能性を否定できません。 現在は、地震回数は少ない状態が続いていますが、これまで1週間から3週間程度の間隔で増減を繰り返していることから、当分の間、山頂付近では注意が必要です。 |