2005年4月1日 (金)
グループ食事会
3ターム目が始まりグループが新しくなった。今回のグループは親睦の意味も含めて食事会をやろうということになった。そこで自らの提案でお決まりの「日本レストラン+カラオケ」に行くことにした。 今までの経験を活かし安くていろいろな食事が出来る「武蔵」というマドリッドにあるレストランを選択。
右写真が今回のメンバーである。左からジョージ(ポルトガル)、ナタリア(コロンビア)、ミゲール(スペイン)、ニルス(デンマーク)、ジャン(メキシコ)、ジャンの彼女、クリス(アメリカ)、イヴォン(ドイツ)と今回は各国一人の構成になっている。皆出来がいいのでかなりのプレッシャーである。クリスとは1ターム以来2回目である。 一応日本料理ということで自分が勝手にオーダーし勝手な解釈をしてリードする事が出来た。このような着席の食事会は好きなのだが、ディスコのようなうるさい所はまだ慣れない。会話に集中できないからだと思う。 予想通り日本食は受けがよく皆満足した様子で、しかも22ユーロと安く出来たのはよかった。
その後は皆待ち焦がれていた「カラオケ」。外国人がこんなにカラオケが好きとは本当に思わなかった。皆続々と友人を呼び9名だったのが最終的には20人にもなった。
 カラオケも朝の3時半まで繰りひろげられ好評で幕を閉じた。
これでちょっとは近くなれた気がし、今後のグループワークも円滑にいって欲しいところだ。 |
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2005年4月2日 (土)
3タームコース紹介
今タームの科目は下記の通りである。
Entrepreneurship (ENTRE) Financial Management II (FM2) Human Resources Management (HRM) Information Systems(IS) Operations Management II (OM2) Strategic Management (SM)
今回は期間が7週間というのもあるがプレゼンが5つもあるのでかなり大変な感じがしている。2タームより個人的には大変そうである。今回真新しいものはInformation SystemとStrategic Managementである。特に後者はよくMBAの醍醐味を味わえるとの事なので興味がある。内容は後々紹介していこうと思う。
今朝は大家さんの電話で起こされた。以前から壊れている台所の天井のパネルを直したいとの事で家に来るとの事。入学式に壊れたので5ヶ月を経て直ったのである。これで一応一安心。その後大家さんと近くの韓国料理屋で昼ごはんを食べたが、ここの料理も美味しかった。昨日日本料理屋でたらふく食べ、朝ごはんも食べたにも関わらず、豚肉、牛肉、石焼ビビンパ、キムチチゲ、デザートを完食してしまった。 大家さんはマドリッドに10年以上住む日本人の人なのでスペイン、マドリッドの事情が詳しく色々といい話を聞けたのも収穫である。お腹と頭がいっぱいになった。
その後PCショップに行きハードディスクドライブのケースを買った。以前死んでしまったVAIOのハードディスクをこのケースに付け、現在のPCに接続し昔のデータが使えるようになった。連絡くれたJさん、ありがとうございます。本当に情報を知っているかどうかで生活も楽に出来ると実感。
となにもしないで終わる土曜日であった。 |
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2005年4月3日 (日)
IE Football 7 決勝トーナメント
家の近くで誰か無線LANを使っているらしい。自分のPCには無線LAN対応になっており、PCを立ち上げたらインターネットに自動的に繋がっていた。誰かの無線LANのアクセスポイントが近くにあるのであろう。とってもラッキーである。よって現在の有線のインターネットを解約しようと思うが様子を少し見てからにしようと思う。
昨日(土曜日)に予習をやろうと思っていたのだが、なんかだれてしまいソファーで寝ては起きての繰り返しで朝になってしまった。 朝になり気合を入れて明日の2つ分のケースを読んだ(合計25P)。しかしグループワーク用のケース(38P)はまだである。
今日の午後は先月やり残していた「Football 7」の決勝トーナメントである。決勝トーナメントと言っても4チームのみの対戦、しかもスペインMBAの1チームは無断キャンセルなので結果的にインターナショナルMBAの3チームになってしまった。 準決勝の相手はSection3がメインのLa Mafia(ちなみに自分のチームはメインがSection2,自分はsection1)。幸先よく先制するもちぐはぐな動きで同点にされPK合戦へと。自分は一番手でなんとか決めたが2番目のノラ(アメリカ)、3番手のグラント(カナダ)が外し万事休す。La Mafiaが決勝に行くことになった。
もうひとつの決勝進出チームはSection4がメインのHakuna Matata。サッカー部のメンバーも多くよく繋ぐチーム。 決勝戦はアイルランドのユース代表だったとの噂のインゴの1点を守りHakuna Matataが初代王者となった。なお賞品は無い。
これで一応自分のプロデュースした大会が終わってほっとした。それにしても無断キャンセル等が多い人がいた。特にスペインMBAの人は顕著であった。これもスペイン人の特性なのであろう。これを加味した上での計画が必要であると認識させられた。
金曜日のカラオケが評判だったらしく、違うセクションの人からもカラオケの事を聞かれた。外人は歌うのが好きだと見た。 |
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2005年4月4日 (月)
マドリッドの町は「2012年の五輪」の招致活動で様々な広告が出ている。現在マドリッド、パリ、ロンドン、ニューヨーク、モスクワがノミネートされており3月に2次選考が終わった。マドリッドはパリに次いで2位である。 パリに劣っている点としてはホテルの数、治安の点であるらしい。 決戦投票は7月6日にシンガポールで行われるとの事である。マドリッド開催によりスペインでは16万人の雇用創出、150万人の観光客増、61億ユーロの経済効果をもたらすとの事で国を挙げて応援している。さてどうなるのであろうか?
さて休みはPCが壊れた事もあり報告できなかったが、「スペインの観光」に関して3社の旅行代理店に行き話を聞いてきた。 結論として自分の考えたアイデアは無理と分かり別のアイデアを考えることになった。やはり色々な人との意見交換は非常に重要である。自分で「いいアイデア」と思っても、他人と話すことに「井の中の蛙」である事を認識できる。
今回のインタビューでは色々と面白い話が聞けたのが収穫であった。 スペインへの日本人観光客の今後の見込みを聞いたところ急増はないといっていた。実際の渡航人数としては毎年様々なアクシデント(911,SARS,マドリッドでのテロ)があり少ないのであるが、そうでなくても実際にスペインへの観光客の数は減ってきそうとの見込みである。 それはユーロになった原因が多いらしい。ユーロ統合前のペセタではまだまだ物価が安い国として見ていたが、ユーロ統合とともに物価が上がり他の欧州の国とあまり物価の差が開かなくなったのである。フランス、イタリアであればもともと高級ブランド等高いイメージがあるのであまりダメージが無いが「安い」イメージのあるスペインとしては思ったほどの割安感が無く敬遠されているようである。
確かに一理ある。そういう意味で五輪が2012年にマドリッドになれば経済も活性化されるのではないであろうか? |
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2005年4月5日 (火)
日本を扱うケース
マドリッドの昼間はもう春を過ぎて初夏に入ったようである。Tシャツでも十分である。しかし朝晩はまだ長袖が必要である。新入生、新入社員も今頃は緊張しながら生活しているのであろう。そんな匂いを感じた気候である。
さてそんなのんびりとはしていられない。皆以前のタームで最後にガリガリとプロジェクトを間に合わせた経験から、早めにプロジェクトを終わらせようという事にしている。自分はIS(Information System)のプロジェクトを担当しているが1タームで頼りになったクリスの主導の下今は何とか早めに終わらせようと懸命になっている。
また個人の勉強に焦点を当ててみると今回は以前にも増して日本企業を取り扱うケースが多い。特にストラテジーなんかは数えてみたら17個中5個は日本企業のケースである。Honda, Nintendo,Matsushita,Fuji Xerox, P&G Japanである。この数はアメリカ企業のケースよりも多い。世界の数および生徒の数から見てもやはり多い。この事に関しては国の重みを感じる。 オペレーションに関しても様々な日本企業を取り扱われている。今日はセブンイレブンのオペレーションのケースであった。日本企業との事で授業前に日本のセブンイレブンのサイトを見てサービスをチェックしていた。 授業中、先生から「日本のセブンイレブンに行った事ある人」との質問が・・・。 自分以外誰もいない。事前にネットでチェックしていた事で色々と答えることが出来た。今までの授業の中で一番貢献できた瞬間である。今ターム初めての発言である。今タームは授業により発言がしにくい授業もあるので何とか頑張りたい。 それにしても予習のテキストの量は多すぎて毎日夜中までのリーディングを強いられる。
さて前タームのマーケティングのプレゼン(3月11日)の成績が返ってきた。レポートは23.5点(25点満点中)、プレゼンは15点(15点満点中)であった。プレゼンでの満点は嬉しい。皆が参加し楽しく出来た事に関して評価されたのだと思う。(それと自分の見事な演技もかな?)プロモーションの内容はお世辞でも決してよいものではなかったので・・・。 |
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2005年4月6日 (水)
スペインの日本人
スペインに住む日本人は外務省によると5千人との事である。その中でも届けを出していない人も多いので実際はもっと多いと思われる。ヨーロッパではイギリスがトップの5万人でその後フランス、ドイツ、イタリア、オランダ、スイス、ベルギーと続きスペインは8位である。この統計で面白いのはオランダ、スイス、ベルギーがその国土の小ささにも関わらずスペインよりも多い在留邦人数(6千人前後)である。日本企業の欧州の拠点がここにある事が推測できる。
さてスペインにいる日本人には2つのケースに分かれる。 ひとつ目は「スペインに来たかった」派。これは遺産、文化、サッカー、フラメンコ、食事等スペインに興味があり来たかったという人。留学しその後現地企業もしくは日系企業で働くという人。大家さんがその典型である。
もうひとつとしては「スペインに来ちゃった」派。これは企業の駐在員で多いのだが、希望はしていなかったが来た人。
スペインというのは「スペイン語」というバリアがあるので興味が無い人が急に入るのは結構大変な事だと思う。言葉を習得するのも数ヶ月ではいかないし、習慣になれるのも一筋縄ではいかない。 例えて言えば自分が急にアフリカの国に行くようなものである。
しかし感想としては、そのような何も無い人でも早く馴染めるのがスペインであるような気がする。町の人はフレンドリーで地図を見ているだけでも「どこ行きたいんだ?」と聞いてくる人が多い。外国人相手でも気にせずにスペイン語で話しまくるし、上品ではないが逆に気取っていないのがいい点である。本当に今まで差別された経験が全く無い。 加えて言えばいまだに昼食後の眠気に襲われる自分としてはシエスタの習慣が嬉しい。(といっても学校や企業ではシエスタはありません)
また語学の習得の点からしては、個人的にはフランス語よりは楽だと思う。フランス語は特に発音が難しいが、スペイン語は書いてあるとおりにローマ字読みすればOKである。
自分は「スペインに来たかった」派であり、スペイン語を勉強していたのでかなりの独断と偏見があるのでご了承を。 |
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2005年4月7日 (木)
「HONDA」ケース報告
先日紹介した「HONDA」のケースの授業があった。ケースはAとBに分かれており、Aはアメリカのボストンコンサルティンググループが分析したホンダの分析である。ホンダのアメリカ市場での成功の原因としてマーケットシェア、生産の効率化、中小型バイクのニッチマーケットへの戦略、代理店戦略等が書かれていた。 Bのケースに関しては日本のホンダを扱った著書をメインとしており基本的にはアメリカ展開に関しては戦略が無く「ラッキー」でうまくいったという事が書かれている。 同じケースに関しても全く違った視点からの書き方は非常に面白かった。
個人的にはBのケースの方が当たっているのではないかと思う。アメリカへマーケットの拡大の時期(1960年)はとにかく「いいものを作り」それを売るというのが戦略であったような気がする。Bケースでは3人の日本人がアメリカに来て「どうしたらいいのか分からない。」という不安が書かれていた。その他にもアメリカのマーケットに対して攻略できる確信よりも不安ばかりが書かれていた。 Aのケースは「ホンダの戦略は〜〜で、こういう展開をしたから成功した」ともっともケーススタディーらしい内容で成功の要因をまとめていたが、それはあくまでも「一生懸命に売った」結果であると思う。日本人だからかも知れないがホンダはその当時は戦略というよりも「いいものを作る。そうすれば売れる」という事の方が最もらしいと感じる。 これは日本人のメンタリティーも含めて考えないと分からない事かもしれない。日本企業のケースを扱う事により他の生徒よりも内外の考え方がわかるので人一倍フィードバックを得られるのがメリットである。
インターネットでなにか資料がないか探したら「ホンダをアメリカで売りまくった男―奇跡の最強軍団」(上の写真)という本があった。日本に帰ったらちょっと読んでみたいと思う。ケースでの分析を裏付ける内容があるのかも知れない。
最近は火、木のスペイン語の授業も人数が少なく今日は6人であった。次回の火曜日の夜はスペイン料理屋に行こうとの話になった。スペイン人の先生が薦めるスペイン料理。さてどんなものか? |
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2005年4月8日 (金)
いざバルセロナ!!
今週末はバルセロナでIESE主催の「Barcelona Filing 2005」が行われる。欧州のビジネススクールを集めてのスポーツ大会である。この大会はかなり不明な点が多く何時からどの種目があるのか、場所はどこか等の情報は前日まで分からなかった。しかも貸切のバスも急に人数が集まらないとの事で前日でキャンセルになってしまった。 自分は飛行機を予約していたのだが前日のバスキャンセルはさすが「スペインだな」と思った。授業を終え家に帰り荷物も持ってマドリットのバラハス空港へ。バルセロナまでは1時間弱のフライトである。 その後予約していた「日本人宿」とよばれる日本人の人が経営しているホテルに泊まる事にした。実はこの宿は日本の漫画を多数そろえているとの事で興味があったのである。9時に着くや否や宿の掲示板に載っていた近くの日本料理屋へ行った。バルセロナまで来て日本食というのもなんだが、どうしても日本食を食べたい気分であった。
 お店は「みさき」という所で、頼んだのはとんかつ、ご飯、味噌汁、冷奴、食後に味噌ラーメンであった。 お店の奥さんとも話して、バルセロナの日本食料理屋事情を聞けたのはほんとによかった。なんと中国人経営も含めるとバルセロナには日本料理屋が100軒以上あるとの事である。その中で10軒位が日本人経営の料理屋との事。
宿に帰って漫画を読んで12時になったので大会のウェルカムパーティーが行われるディスコに行くことにした。 時間が経つに場内は満員で誰が誰だか全く分からなかった。(題名横の写真参照) IEの仲間もボチボチ現れはじめて踊っていた。
 同じクラスの仲間達である。本当に陽気でリズムに乗って踊っていた。 結局朝2時までいたのであった。 |
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2005年4月9日 (土)
いざバルセロナ!!(大会編)
今日の試合はなんと3時半から。これを知ったのも当日である。まさにミステリーツアーに来ているようであった。会場はバルセロナオリンピックの行われたスタジアムの横で体育館やサッカー場(人工芝)がある。 リカルドと連絡を取り一緒に現地まで行くことにした。バスケットの圧勝の試合を見て、「次は俺たちだ!」と第一戦に挑むことにした。 1試合目はスペイン、バルセロナのIESEのOBチームである。OBチームとの事でおじさんかなと思ったら若いし強い強い。1−5の大敗を喫してしまった。自分も左のMFをして出たのだが1点を取られてから交代し、その後はあれよあれよと点数を取られる事になった。一度だけ相手DFを抜いて絶好のセンタリングのチャンスがあったのだが、相手GKにぎりぎりで取られてしまった。 この敗戦には伏線があった。今週に最終調整で行われた練習試合も2試合とも負けていたのである。しかも木曜日にやった試合は6−2の負けで不安があったのであるがこれが的中した。 思いもしない大敗に皆消沈気味であった。
その後HECから来ている日本人の人と話す機会があった。学校の事、サッカーの事、将来の事。金曜日に6時間にも及ぶ試験を受けてその後バルセロナに来たとの事。しかも週明けにはまた試験があるらしい。その中で今回の大会に来られた事に脱帽である。 2試合目は別のグランドで行われた。このグランドは地面が絨毯のような人工芝で色がとても鮮やかで初めてこんなグランドを見た。

2試合目の相手はフランスのINSEAD。彼らは昨日のパーティーからそうなのだが、フレンチベレー帽をかぶり、試合前になるとラグビーのオールブラックスのように歌を歌う。学校としてのまとまりを感じた。これが歴史というものなのであろうか。 今回の試合は戦術を変えることにした。と言っても自分が今までの左のMFから守備的MFになった事、右のMFのナルド(米)が攻めのMFになった事である。今までの練習、試合では中盤の底で守りができる人がいないので中盤を作れないのではと思っていた。その為DF陣も守りが手薄になり失点を重ねる。そうなるとMFはもっと攻め重視になり、またカウンターを喰らうという悪循環に陥っているのではと思っていた。 その為に自分としては「守り」を重点に置く事を心がけた。まずはセーフティーファーストで相手陣にボールを蹴り、そこからプレスをかけるという戦術にした。なんとこれが功を奏し若干IEペースで試合を進める事が出来た。しかし決定的に攻める事も出来ず残り3分になった。そこでサミー(ベネズエラ)がぎりぎりで点を決めた。その後も集中を切らさず守っていた所カウンターでまたしてもサミーが決めて2−0で勝つ事が出来た。 試合後は歓喜の渦で皆から「You are the man of the day!!」とお褒めの言葉をもらい写真でも真ん中に座らせてもらう事が出来た。(上写真) とにかく走ってペースを作る自分としてはボールを待つ左のMFよりも、自ら取りに行き運動量の多い守備的MFの方があっているのかもしれない。少なくとも今日の試合はそれがフィットしたのだと思う。
今夜帰る予定なので挨拶もそこそこにして帰ることにした。 エスパーニャ広場では噴水がキレイに輝いていた。
 やはりバルセロナはいい所である。 |
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2005年4月10日 (日)
クラシコ!!!
今日はスペインのみならず世界のサッカーをする人にとっては重要な日。レアルマドリッドVSバルセロナのクラシコ(伝統の一戦)である。その為に今日迄ある「Barcelona Fling」も昨日で帰って来たのである。(もちろん勉強もしないといけないので)
バルセロナの宿で会った日本人の人と一緒に行く約束をしていた。チケットは勿論売り切れなので「ダフ屋」から買う予定である。試合開始1時間前に行った所彼はもう既にチケットを持っていた。なんと370ユーロで買ったとの事である。聞くと朝からチケットの値段を聞いていたようで最初は1,000ユーロであったらしい。 高いとは思っていたがそんなに高いとは思っていなかった。自分もスタジアムの中で見たいがそんなには出せない。その為彼とは別れてちょっとスタジアム前で様子を見ていた。そうするとやはり350ユーロ前後の金額である。近くのバルでTVでも見ようと思って帰ろうとしたところおじさんが「Entrada?(Ticket)」と聞いてきた。値段を聞くと300ユーロであったが値切って200ユーロにした。レアルマドリッドのソシオ(会員)であるらしい。その為他の「ダフ屋」よりも安く買えたのだと思う。席は2Fのメインスタンドでいい席であった。
試合は開始7分のジダンのゴールポストに衝突する気迫のダイビングヘッドで先制し、その後ロナウドが加点。1点エトーに返されるも前半終了間際のラウルの追加点で3−1で前半を終了。後半はバルセロナの攻めに押されるがオーウェンが抜け出しゴール。その後ロナウジーニョの鮮やかなFKが決まるが4−2でレアルマドリッドが勝った。
 オーウェンの4点目には隣のおじさんも興奮して拳を高くあげ、握手を求めてきた。
とにかく今日はレアルの選手がホームゲームのためか伸び伸びとしていた。特に今日はベッカムが攻めに守りに活躍し、個人的には彼がMan Of the Matchである。ロナウジーニョとの1対1のマッチアップでボールを取ったり2点目のFKではアシストをお膳立てしたり、またエトーへ渡りそうなセンタリングを全速力で戻りスライディングでカットしたのは見事であった。いつもはフィーゴとポジションが重なるのであまり目立っていなかったが、今日はフィーゴが怪我の為に代表と同じ慣れたポジションでやっていたのでパフォーマンスがよかったのだろう。また中盤の底のグラベセンはいつもながら攻撃の芽を摘んでいたし、いつもはしないジダンバリのテクニックで相手をかわしていた。
このレアルマドリッドのホームでのクラシコは1年に1度しかないので本当に行ってよかった。今日の4−2のスコアで200ユーロは安く感じた。 これでマドリッドで心残すことは無い。 |
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2005年4月11日 (月)
キャリアマネージメント
今日は朝の9時から夜の8時まで就職に関するガイダンス。はっきり言って午後には週末の疲れもあったのか集中力が無く何度も落ちそうになってしまった。CV(履歴書)の書き方は参考になったが、あとはEU以外に住む人間にはあまり関係無い内容なので参考程度に聞いた。EU以内の国籍であればスペインでもVISAを必要とせずに働くことが出来る。それでもスペイン語は出来ないと職がないらしい。 という事でそれに加えて労働VISAを必要とするEU以外の諸国は働くのは大変である。南米の学生は英語、スペイン語は出来るがVISAが必要でありこれはかなり難しいらしい。アジア人向けの仕事の協力は学校の就職課も出来ないし、こっちも期待していない。自分ももしスペインで仕事を探す場合は別のルートでいかないといけない。 とにかくこっちではネットワークが必要との事で様々なネットワークの作り方を教えてもらった。中にはアメリカ海軍のネットワークがあるらしくこれに入り就職のネットワークを広げた人もいるらしい。また別の人は自分の紹介するFLASHを作りそれを企業に送ったらしい。他にも生活用品向けの会社宛にシャンプーのボトルに自分の写真と履歴を書いて送ったなんて例もあったようだ。 個人的にもぼちぼち動いてみようと思う。
さて昨日行われた「クラシコ」で面白い統計が載っていたので紹介したいと思う。
今回の試合で使用されたものを抜粋すると下記であり、イベントの大きさを物語っている。
水:140,000リットル トイレットペーパー:800ロール トイレの石鹸水:200リットル トイレ掃除の人:20人増員 50個のチケット販売箇所で80人が働く スタジアム内のモニター:680個 TVカメラの数:48個 取材メディア:290社、75人の写真家、300人のTV関係者
等などである。 |
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2005年4月12日 (火)
イエローカード
ついに来てしまった。今日という日が・・・。 今日の午後に2タームの成績が渡された。結果としては前タームよりも悪くなっている。前タームに比べ発言の数は増えたが、皆もそれ以上に多いので相対的に見ると同じかそれ以下だったのかもしれない。 合計でぎりぎり成績はクリアしているが、本当に最低ラインにお腹がつきそうな低空飛行である。また完全に今回は発言をあまりしていない教科は成績が悪い。 初めて落とした科目が一つ出来てしまった。Operation Managementである。この授業の評価基準は発言+グループプレゼン+個人課題提出である。最後の2つは差がつきにくいので発言にて評価に差がつく。この授業は発言がしにくかったため1回しか発言できなかった。その為にこの教科を落としたのだと自己分析できる。 今タームは殆どがグループプロジェクトなので個人の評価は発言に左右される事が今まで以上に大きくなりそうでかなりのプレッシャーである。
成績表の手紙には黄色いポストイットに「学級担当の先生のところに行くように」とイエローカードが貼っていた。単に形式上相談するだけで退学は無いらしい。(そう願いたい)
自分で恥ずかしい事はあまり書きたくないが、これも事実故に書きとめておこうと思う。よって精神状態はあまりよろしくない。 |
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2005年4月13日 (水)
ANGEL
ついにうちのクラスで退学者がでた。ANGELである。彼とは1タームのグループも一緒だったし、席も前なので仲がよかったのでこの結果はとても残念である。本人も交換留学はインドに行くと言っていたし、週末のバルセロナの大会もバスケットで来ていた。 本人も1タームの成績もぎりぎりだったようで薄々気づいていたようである。 それにしても急にいなくなり、学年の担当から「彼はいなくなりました」ってちょっと寂しい。彼は今後どうするのであろう?
寂しく今日から前の席が空席になってしまった。 |
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2005年4月14日 (木)
学校が自分に合うか?
2月にキャンパスビジットされた方から進学先の連絡が来た。IEも受かったのだが最終的に色々と考えた結果、別の学校に行くという趣旨のメールである。残念だけど同じ欧州のMBAとの事で旅行に行く口実が出来てよかった。
やはり学校選びは自分に本当に合うかであると思う。それぞれ人は自分の中で何にプライオリティーを置くかによって色々と選択が変わってしまう。 勿論ランキングもあるが、その他にも日本人の多いところ、IEのように2外国語を提供する所、家族で行く場合であれば皆が適応出来る所かという事も考えないといけない。 自分はスペイン語という事で単純にIEに決めたがそれも自分のプライオリティーであった。
今回ビジットされた方は自分もその方がいいと思うところに行かれたと思う。是非がんばってもらいたいです。半年の経験から言うと早く色々と準備する事をお勧めします。
また自分のように「ホームページ(Blog)にて近況報告をしてその学校をよく知ってもらいたい」という事も言っていたので今後期待したいと思います。本当にホームページは受験生にとっては重要な生の情報だと思うので。
という事でページできたら教えてください。 |
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2005年4月15日 (金)
第二回アジアナイト
授業は日増しに忙しくなっている。来週は2つグループワークの締め切りがあり大変、大変。授業も1クラス1発言を目標にしている。その為か何事も自分の意見をいつでも言えるように考えるようになってきた。発言できてないクラスは1つだけなので何とかこれも発言が出来るようにしたい。 先日「イエローカード」の件で学級担当と話をしたが、気にする事は無いとのことである。だったら呼ばないで欲しい。余計不安にさせるので。
さて授業も終わったが土日とグループワークの為あまり気分のいい週末ではない。その中で今日は同じセクションのサンドラが主催した「第二回アジアナイト」である。1月14日以来の2回目で会場はまたもやサンドラ邸。 今回はアジアの学生以外にもアジアに交換留学に行く人、また夏休みアジアに旅行に行く人も呼んだ。なんと20人以上も集まった。 自分は得意のカレーを作って馳せ参じた。
 自分の作ったカレーは写真右下である。 これにはいつものごとくかなり評判で自分の分が無くなってしまった。
同じサッカー部のサミーが香港に行くと聞いていたが、なんとグラントも香港に行くとの事で今日来ていた。彼もサミー同様中国に行く前に日本に来るとの事で案内役を買った。 またオーストリアのトーマスがオーストラリア(豪州)の学校に行くらしい。(一応アジア?)。そこでオーストラリアに行く前に日本に寄るとの事。ここでも案内役になった。 よってこの夏は予定としてヘンリー、ラインハルトのドイツ組、サミー、グラントのサッカー組、そしてトーマスが日本に来る予定である。
とにかくパーティーは楽しく1時近くまでサンドラの家にいてしまった。 |
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2005年4月16日 (土)
うーん 参った!! プレゼンだ・・・。
今週は週末も無く学校へ。今日はIS(Information System)の月曜のプレゼンの資料作り。明日はEntre(Entreprneurship)のビジネスプランの作成。さすがに今日は学校にも多くの生徒がいた。
ISはクリス(米)、ニルス(デンマーク)、ジャン(メキシコ)と自分の4人で小グループを作っている。月曜日はジャンがプレゼンをする予定であった。しかし昨日同じクラスのメキシコ人リカルドの誕生パーティーに行きかなり飲んだらしく学校に来ていない。他のクリス、ニルスも何度も電話しても通じない。結局ニルスが痺れを切らし彼の家に行ったところひどい二日酔いで来れないとの事。
クリスは期末の大きなプレゼンがあるので、それをやることになっていた。そこで今回のプレゼンは彼の代役でニルスと自分がやることになった。
参ったぞ。・・・とは言っていられなくなった。あと2日しかない。しかも明日はアントレのグループワークなので練習する時間がない。
自分は前半をやる事になった。一度2人の前で練習したが何度か引っかかってしまった。また伝えたい内容をうまく表現できない。 これも終われば一皮むける為のいい試練と思うのだが、今は不安でいっぱいである。まあとにかく練習して当日何とか無難に過ごしてニルスにバトンタッチといきたい。 プレゼンの資料はクリスが分かりやすく、しかも笑いを取れる要素も作ってくれたので何とかそれを台無しにしないように頑張ろう。 いつかは通らなくてはいけない関門・・である! |
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2005年4月17日 (日)
10時間!!!
今日はアントレのグループでのミーティング。なんと10時間もかかってしまった。(11時から夜の9時迄)しかも完成はしていない。提出は木曜日。さてどうなることやら・・・。 その為明日プレゼンのISの練習が全く出来ていない。 しかもお腹が痛いし・・・。
後はなるようになるだけである。(休みの無い週末であった) |
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2005年4月18日 (月)
初プレゼン
ISのプレゼンの日が来てしまった。結局昨夜帰ってから読む内容を適時修正しながら、プレゼンの練習を一人でした。鏡に向かってやるといいと言われたので、鏡に向かって何度か練習した。自分のパートも全て通すと6分くらいかかり、何度か詰まってしまうところもあった。そこは簡単な表現に変えたりして、覚えやすい文を言う事に心がけた。
午前中にあった授業中にも、プレゼンで読む文章を何度も目をつぶりながら復唱していたので何を勉強したのか分からない。どうせFinanceでよく分からないのでどっちでも同じだが。
プレゼンの持ち時間はなんと1時間。この中でプレゼンをして皆で質疑応答を行う。事前の知らせ無しで今日プレゼンする企業の担当者が来たのにはビックリ。
さてプレゼンは自分のパートから始まった。MyAlertというスペインのモバイル関連の会社の紹介である。(写真はプレゼンの資料の表紙)。モバイルの市場の説明、MyAlertの会社概要、MyAlertのコンテンツを紹介した。詰まったのは殆ど無くうまくプレゼンが出来た。 笑いを取れるように狙っていたし、笑いも取れた。その後ニルスにバトンタッチ。様々な質問、会社の担当者からのコメント等で1時間があっという間に過ぎた。
皆プレゼンに興味を持ってもらったらしく終わったら「Good!」と周囲の皆から祝福された。「他のプレゼンもやれよ」とも言われた。こういう言葉は本当に嬉しい。またプレゼンをまだしていない友人からも「いい例だった。自分も期末のプレゼントライしてみるよ」と言われた。
うまくいった内容を分析すると
・事前に話す文章を書いていた。また文章の暗記を最初は行い、最終的にはポイントを見ただけで文章が出る位覚えた。(本当は考えないでもスラスラ話せるようになりたいのだが・・・)
・前夜に何度も鏡に向かい練習をした。通してやることで自分のパートの全体像がつかめる。
・クラスの人に質問し手を上げさせたりしてインタラクティブなプレゼンを心がけた。逆にこの方が自分で話す内容が多くないにも関わらず、皆をモチベートしているように見えるテクニックを気づいた。
・日本人に対しての堅いイメージを覆すように冗談の内容も入れた。今回の会社はアダルトコンテンツも取り扱っていたのでそこをうまく強調した。
・チームメイトに恵まれた。クリスはこの分野の専門家で監修してくれた。 本来は彼一人で出来たのだが、辛抱強く色々とコメントしてくれた。また彼の作ったパワーポイントはとても出来がよかった。 また技術的な内容や難しい事に関してはニルスに任せて自分は簡単なパートにした。 下記はニルス。彼はヨットをやっておりまさに男らしく、時間もきちっと守るいい奴。
 英語でこれ程のプレゼンをするのは初めてでどうなる事かかなり不安であったが、終わってほっとした。
また感じたのは「やってみないとその時の経験値というのは得られない」という事。 例えて言えば山を登る感じである。登ってみないとそこでの景色は分からない。今まで色々と感じたのだがMBAの勉強をするのもその山を登って初めて自分で感じる事がある。それが登る前のイメージよりもよい時もあるし、がっかりする時もあると思う。でも登って見ないといつまでたっても自分で見る景色は分からないのである。これはいくら読んだり聞いたりしても得られない「経験」だと思う。
という事で何事にもチャレンジをしようと思う。
今タームはまだまだプレゼンが多いので、ちょっと自信がついたのとまたやるのかと思うとちょっと億劫になる。 |
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2005年4月19日 (火)
マドリッド無線LAN事情
マドリッドのADSLの環境は10Mとかがでている日本の状態には及ばないが結構普及している。但し今使っているのはベストエフォートで512Kである。 しかしそれ以上に無線LANが使えるのである。 昨日はプレゼンも無事終了したので、安堵の気持ちでマドリッド内の喫茶店で昼食をとった。そこで無線LANが繋がるかを試しにやってみた所、なんと繋がったのである。しかもタダで。
写真は無線LANのアクセスポイントがどこにあるかPCについているソフトウェア。アクセスポイントがいくつあるかを示してくれる。写真の例では3つアクセスポイントがあり、そのうちの1つに接続している事を教えてくれている。
PCは自動的にアクセスポイントが検出されると自動的に接続してくれる。 今まではLANケーブルを繋げていたが、新しいPCにして無線LANのよさを味わってからは本当に楽に感じる。
それとマドリッドでこんなに無線LANが普及しているとは思っていなかった。 |
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2005年4月20日 (水)
プチ昼寝のススメ
今週は金曜日提出(いつの間にか木曜日から変わっていた)のアントレのグループ提出の日で昨日も今日も夜9時近く迄学校にいた。 正直、このプロジェクトはジョアンナ(ポルトガル)のアイデアで内容が技術的な事なのでかなり大変。どっちかというと足手まといになっているかも。という事で早く終わらせたい。 やはりプロジェクトは自分主導の方がやりやすい。その為Operetionsのグループプレゼンは自分が提案した。すると皆からの賛同を受けそれで行くことになった。これは内容も自分が貢献できそうだし、プレゼンも面白く出来る感じ。
さて今日はネットサーフィンをしていたら「シエスタ愛好家」の自分として嬉しい記事。それは眠気を覚ます「20分プチ昼寝の薦め」である。 体のサイクル上昼過ぎに眠気は来るのであるらしい。その為に食後に10〜20分の仮眠を取るといいらしい。しかも寝る前にコーヒーを飲む。カフェインが効くのが30分後位なのでちょうど起きた時に目がばっちり覚めるらしい。 早速今日から昼の時間に寝てみる事に。ちょっと回りから冷やかされたが、確かにすっきりする。 でも少しウトウトしてしまった。 参考文献:“20分昼寝”のススメ |
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2005年4月21日 (木)
グループワーク
一昨日、昨日と恒例の夜11時からのサッカーの練習に行った。2週間前のバルセロナの大会以来わき腹が痛い。走るときも息を吸うときにも痛みがある。火曜日はボールを持って行くだけで見学しようと思ったが、人数が足りなくやる羽目に。結局昨日もやってしまった。もしかしたら肋骨にヒビでも入っているのかもしれない。でも授業が大変で病院に行けない。来週に落ち着くのでその時まで痛かったら病院に行こう。
さて今は明日締切りのアントレのグループワークで大忙し。このグループワーク自分の貢献が多くない為、あまり居心地がよくない。内容も車の燃費をよくし、環境にも配慮した車向けのソフトウェアというよく分からない製品を売るというビジネスプランである。その為受身で参加することが多い。 しかも前日の今日にもなって未だ完成版になっていない。まあ明日には何とかすると思うが正直言って段取りが悪かった。 また皆で自分の事をしているので最終的に合せると内容のズレも多かた。 自分から率先して出来ない為ストレスを感じながら、最後はいつまでたっても先に進まなかったのでちょっと疲れてきた。これがグループワークの大変さであろう。しかも今回は4人なので。
今回の教訓として ・スケジュールが曖昧 ・リーダーシップは誰が取るのか決まっていなかった ・完璧主義になり最後になり、あれもこれもやろうとした
今後の対策としては ・自分で提案し、リードする ・スケジュールは全て早めに物事をすすめる ・必ず誰か責任者が全部を通して見る
またHuman resourceの授業で教授から「発言するように」と言われた。他の授業は日本企業のケースを扱ったりと以前にも増して発言の回数が多くなったのだが、この授業はなんか抽象的な事が多く発言できないでいる。また授業内容がディスカッション主体なのでどうも英語がハンデの自分は入りにくい。
多分このまま発言しないと単位が取れなさそうである。何とか頑張って発言したいと思う。 |
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2005年4月22日 (金)
発言の心得
昨日Human resourceの先生から「授業で発言しないといけない」と言われたのでグループワークで疲れた体に鞭をうち昨夜今日の授業でやるケースを入念に読む事にした。
今までのケースの予習は蛍光ペンを使って重要な所にマーカーしていた。これだとマーカーによってやった気がするが実は内容を覚えていないことが多い。 そこでマーカーするのと同時に、自分で思った事を空白に書くことにした。例えばアメリカの会社で何かに関しての事例があれば英語で「日本では〜〜だ」とか「このようにすると〜〜になる」とか授業中でも何かあれば意見をすぐ言えるように思った事を書き留めるようにした。
さて本番の授業ではそれが役に立ったか分からないが、Human Resource初の発言をした。しかしちょっとしどろもどろになりそうで正直ビビッてしまった。
海外では特に意見およびなぜそう思うかを述べる事が多い。よくよく考えれば当たり前なのだが、日本では「なんとなく」が多かったのでいい訓練になっている。多分日本人は皆と同じ価値観を共有することがよしとされるので自分で考えなくても皆と一緒であれば問題なく生活できる。しかしそれと同時に考えさせる機会を少なくしている気がする。
何事も「何でこうなのかな?」と意見を持てるようにもっと訓練したいと思う。
今タームはグループプロジェクトばかりで、個人の成績の差がつけにくい。その為に教授は授業での発言で個人の成績を決めようとしているのだと思う。ネイティブの人にとってはあまり予習しなくても授業で適当に発言すればいいので彼らにとっては楽らしい。しかし自分にとっては発言しないといけない今タームは今まで以上のプレッシャーを感じる。前タームまで1回もした事の無いプレゼンも今タームはあと何回かはやる羽目になると思う。去年の欧米人に聞いたら「3タームは楽だ」と言っていて、韓国人に聞いたら「3タームが一番大変」と言っていた。多分このことであろう。
さてアントレの25ページにおよぶビジネスプランは終わった。あとは来週火曜日のプレゼンのみ。本当に今回は疲れた。 |
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2005年4月23日 (土)
Ryanair &Microsoft Visio
基本的に日記は1日1トピックがいいのだが、色々と書き留めておきたいことが多く毎回トピックが多い。まあ日記なのでまとめる必要は無いと思うが、本当にネタが尽きない。
昨日Strategyの授業ではアイルランドのRyanairのケースを扱った。RyanairがBritish Air(英)とAer Lingus(アイルランド)の国営航空会社の運営するロンドンーダブリン間に参入する時の話(1986年)で、現在の最低限のサービスで格安料金を提供するビジネスモデルとは異なっていた。 当時のRyanairは「価格は下げてサービスは他社と同等」という戦略をとった。その為にRyanairとしては搭乗率をあげる事が必要となる。他社の搭乗率が60%〜70%でBreak EvenになるのであるがRyanairのコスト分析をすると90%以上の搭乗率が必要となる。結果的にRyanairは厳しい状況に陥り、破産寸前までいった。 その後戦略を「最低限サービス、低価格」に変え現在のビジネスモデルになったようである。それにしてもいまだに不思議なのが0.99ポンドの航空ルートがある。どのようにして利益を上げているのであろうか?
2トピック目。最近ビジネスプラン、プレゼンテーションの作成の際に「Microsoft VISIO」(写真)を使っている人を見かける。 このソフトでプロジェクトフローや組織図等様々な専門的なチャート資料が作成が可能である。しかもパワーポイントよりもテンプレート、図が多い。見ていて自分も欲しくなってしまった。 今回はちょうど実家から日本の本を送ってもらうことになったのでこのVISIOも一緒に送ってもらっており、今日届いた。まだ少ししか使っていないがパワーポイントよりも多くの図やテンプレートがありより詳細に図がつくれそうである。今後の資料作成、プレゼンに威力を発揮しそうである。
3トピック目。今日は久しぶりにグループワークから開放された土曜日だが、月曜日にISの個人課題があるので図書館で自習。その後Kさんと久しぶりに昼食。韓国料理屋でビールにプルコギ、チゲと夕食並みの食事をした。一応今タームの前半の山を越したので気分のいい週末である。 |
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2005年4月24日 (日)
日曜日
今日は明日提出のISの課題の作成の為、1日家にいた。外出したのちょっと散歩した10分程度。
最近はインターネットで時間を使える事もあり家にいる事が多くなった。このインターネットはある意味中毒になると危ないが、その反面色々とメリットをもたらしてくれる。
最近はブロードバンドで動画の日本のニュースなんかも見れるし、知りたい情報は全てインターネットに載っている。また色々と探してみると面白いコンテンツも多い。よって留学と言っても昔ほど隔離された感じはしない。家にいる時なんて日本にいるのと変わらない位である。
Flashで作ったアニメなんてのも多い。自分が好きなのはこの中国版ドラえもんオープニングである。写真がそうだがどう見てもドラえもんに見えない。 また、現在ゲームの過去のCMについて調べているのだが過去のゲームに関してのCMを載せたサイトなんてのもある。何語のサイトかは分からないが2250個以上の世界のゲームのCMを集めているらしい。ファミコンの最初のCMまで載っていたのには驚いた。また音源を捜していたのだが、これもネット上に落ちている。
本当に世の中には自分の想像を超えた人が多く、それをインターネットで垣間見ることが出来る。しかもそれを無料でやっているのがすごい。 デジタルデバイドと以前言われたが情報を知る人と、知らない人の差はどんどん開いていくような気がした。そしてインターネットのほぼ全ての情報の言語である英語で情報を持つ人はますます情報が豊かになっているのではないかと思う。また情報を知ることにより様々なことを効率よく出来るのではないかと思う。
・・・と勉強から現実逃避しインターネットをするのであった。 |
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2005年4月25日 (月)
本道とは違ったMBAで得るもの
アントレのプレゼンが明日。基本的には他のメンバーにおんぶにだっこ状態。今回は本当に自分の手に負えないものが多く迷惑をかけたと思う。あとは明日のプレゼンのみ。自分はスライドをクリックする役目。
MBAに来て授業以外に自分で得るものとしては考え方だと思う。しかも今回話をしたいのは勉強ではなく対人関係に関しての考え方である。
英語にハンデが無く自分に自信がある人は自分の道を突き進み、それで結果が出るので人間関係にあまり考えないと思う。 逆に自分のように英語にハンデのある人間はいろいろと苦労を強いられる。授業、グループワークから日常の会話まで。ある意味学校では劣等生の気持ちをすごく味わえる。下手すると引きこもりになってしまいそうなほど感じることが出来る。 でもこれは日本にいたら出来ないことである。よってこっちに来ては様々な人の考えを分かるようになったと思う。例えば仕事であまり議論に参加しない人に対して「やる気がない」と考えるのではなく、うまく仕事の方向付けができていないのではと自分に対して思えるようになった。 以前MBA卒の人というとエリート意識があり人間関係もドライなメージがあったのだが、実際会うと気さくで人間味のいい人が多かった。多分その人たちもそういう知識よりもメンタル面で成長し,その結果そういう性格を持ち合わせたのかもしれない。
ちょっと今回は愚痴っぽくなってきたが最近はMBAでは授業のみならずこういった自分の考えをもっと広くしてくれるいい場であると感じてきた。
月曜日だが早く休みが来て欲しい。今週末は火曜日まで連休である。
(追加) 今日のストラテジーの授業でスペインの携帯電話市場のケースを扱った。授業中の試算では携帯電話各社は1ユーザーあたりに1,000ユーロ(15万円)の投資をしているようである。それを10年間で回収するように考えており合計で1ユーザーあたり100ユーロちょっとの儲けを出しているとの事。 1ユーザーが現在までに1,000ユーロ以上使っているというのはあまりにも楽観的な試算のような気がし、本当にスペインの携帯電話各社は利益を出しているのか疑問である。 |
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2005年4月26日 (火)
アントレ終了!!
長く続いたアントレのビジネスプランの作成も今日で終了。2タームの途中からやっていたのがやっと開放された。授業は1日中プレゼンで終わった。他のチームは映像を使ったりして結構面白いものがあった。中にはヒントになるビジネスアイデアもあった。是非いつか使ってみたい。 自分のチームに関してはそつなくプレゼンを終えた。結局自分とミゲールの作ったプレゼンの資料は綺麗に女性陣(ジョアンナ、マッピー)に修正されていて自分の作ったもので残ったのは上記のロゴ(PowerGreen)だけであった。
資料、プレゼンを共同で作成する時は結構大変であると感じた。お互いの頭に思っている事をアウトプットの形にするので、その結果に開きがある場合もある。よってまずは誰かがリーダーになり大まかな方針を決めた上でやらないと今回のようにプレゼンの資料を作ったがやり直しという事になってしまう。これは先に資料を作った人の気分も害するし、その後修正する人の手間も増える。お互いにストレスが溜まる。今回はグループワークでの大変さを勉強した。それにしてもどのグループも寝ないでやったとか大変そうだった。
その後スペイン語の授業にでるも3人しかいなかったので、近くの喫茶店で先生を含めビールを飲む。それにしても夕方の4時なのに陽が日本で言うと12時位のところにある。最近は日没が9時である。 夕方には著名なヘッドハンターの講演があったので参加したが、ビールがまわったのかウトウトしてよく内容を覚えていない。しかもアジアに関しての説明がスキップされた。
それにしても今日からは少しプレッシャーから開放される。しばしの休息という感じであろうか。今日は気分よく夜のサッカーの練習にいける。 |
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2005年4月27日 (水)
気分のいいグループワーク
さて今日からは通常のグループワークに戻る。期末まであと3週間。4つ課題あるうち、自分はIS(Information System)とOP(Operations Management)の2つをやる事になった。 今朝のグループミーティングでOPの話をした。内容は自分の選択した「Playstation」に関してのオペレーション。先々週に決まったので早急に日本の実家からいろいろと関連ある本を送ってもらい先週末に大体の構成をまとめパワーポイントのスライドを作っておいた。(23枚)今回は覚えたてのアニメーション、ビデオ、サウンドのオンパレード。 今朝に皆に見せると感心した感じで「Good Job!!」と言われた。内容に関して説明し、質問を答えるという今まで出来ない立場を体験できた。他人をリードできる唯一の瞬間である。後は先生に確認し修正、追加すればよさそうである。プレゼンまで3週間あるので十分時間がある。
また午後のミーティングはIS。トピックは「Voice over Wi-Fi」でクリスの専門領域。他の3人は分からなかったので「クリスのWi-Fi講座」で皆生徒のように感心しながら聞いていた。それにしても彼の説明はうまい。この教科も彼の主導で何とかいけそうである。
クリスは世界のビジネススクールの参加したビジネスプランコンテストに応募しており、なんと最終選考の8校に残ったのである。決勝はシンガポールで来月半ばに行われるらしい。世界の著名ビジネススクール122チームが参加した中でのベスト8はすごいことである。本当に彼は知識以外にもチームメイトをモチベートしたりして人間性もよく、いいチームメイトと一緒になった。
しかし彼のシンガポールでの決勝戦は期末と重なるのでプレゼンは我々がやらなければいけなさそうである。 |
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2005年4月28日 (木)
スペインでの就職、サッカー部運営の苦労
暑い。もう町は皆Tシャツである。でも湿気が無いので日陰は涼しい。この天候が最高である。
スペインでの就職に関して本格的に考えているわけではないが、どのような状況なのか知りたい。その為につてをたどってJETROのTさんに昨日会って話を聞いてきた。 Tさんは8年前にスペイン語の語学留学で1年いた後に日系の旅行代理店で働き労働ビザを取得し2003年にJETROの現地社員として働いているらしい。 まずは日本人の就職について聞いてみた。日本人はまず労働ビザが必要なのだが、その為にはスポンサーをする企業が必要である。また企業側としては求人を出す場合は労働ビザを持っている人を条件にする。労働ビザを申請してから発給されるまでの手間と時間がかかるので持っている人を探しているようである。その為に労働ビザ無しで最初から働くというのはそう簡単ではないとの事である。 次に給料に関して。スペインでの平均月の給料が1,500ユーロ(20万円ちょっと)らしい。この金額はお金持ちも貧乏人も合わせたうちの平均である。日本であれば30万円位はいっているのではないか。ということで生活は出来る額だが日本に比べると格段に給料が落ちるようである。
帰りにスペイン在住の日系企業のリストをもらったのでスペイン語の履歴書を作り、こちらの就職状況がどのようかトライしてみようと思う。仮に労働ビザをとる場合は取得までに数ヶ月かかるので今からでも早くは無いようである。しかしこっちは数名での営業所等が多いのでそんなに人材は必要としてなさそうである。
今まで授業は厳しいながらサッカーの練習に火、水の夜には参加している。なにせボールを持っているので休むことが出来ない。昨日の帰りに練習を取り仕切っているミゲールアンヘルと話をしたところ、サッカー部に不満を持っていて学校に文句を言っている人がいるらしい。内容は人それぞれであるが大会に行けないとか、選抜が公平でないとからしい。 監督を買って出たヨハン、ミゲールアンヘルが毎回ボールを蹴らずにただ練習を見ていたり、リカルドが毎回グランドを取っていたりしているのを知っている自分からすると不満を言う人は何をしているのであろうかと思う。 得てして言う人は全体像を見ないで自分の事ばかりを言う気がする。彼らの苦労を知ればそのような不満も出ないと思うし、不満を言う人に限り練習もあまり来ていない。 とにかくサッカー部の取り仕切りは大変だと感じた。頑張れ2人。 |
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2005年4月29日 (金)
連休突入
今週もやっと終わり火曜日までのゴールデンウィークとまではいかないが、シルバーウィーク程度の連休へ突入。週末にはマンチェスターへ行く予定。
プロジェクトも順調。ISは我々が中間のプレゼンをしたので、クリスが期末のプレゼンは全てやるとの事。その為自分たちのやるものは参考文献を探すくらい。オペレーションも昨日教授に話をして概要を確認。多少の付け加えはあるが自分の使った資料をケーススタディーとして「技術の進歩によるオペレーションの進化」という題でやることに。今回のプロジェクトは今までのように前日までバタバタすることはなさそうである。学習効果がついたのである。その為に自分はこの連休中に基本構成を作る必要がある。
Humen Resourcesの授業では「部下を解雇する」という議題。日本ではちょっとクビに関してネガティブであるが、欧米では一般的にそれも必要であるという論調のようだ。授業ではクラスメイトと一緒に上司、部下の役になりクビを宣告するロールプレイをやる事になった。組んだのはブラジルのマルコ。彼は8人に対し解雇した経験があるらしいが、やはり言うことは辛いらしい。ロールプレイでは見事に何も言うことなくマルコにクビにされた。逆に自分が上司の場合、クビにすることが出来ず彼の言い分を認めチャンスを与える羽目になってしまった。 今回の授業はクビが良いとか悪いとかではなく、そのような状況の時にどのように対応するかを学ぶ事である。将来この様な事をする事もされる事も無い事を願いたい。
また今朝のFinancial Timesの記事でMBAのプログラムに関してのValue for moneyのRankingが載っていた。5位までのランキングは以下のようである。 1位:Oxford 2位:IMD 3位:IE 4位:Bradford 5位:Dublin IEは3位になっていた。まあ1年制のプログラムなのでその分投資金額を回収できるのでこの様なランキングになったのであろう。
ルイス(台湾)に聞いたのだが世界の50のビジネススクールに対してイギリスでは卒業後の1年間は労働ビザを発給する特別なプログラムがあるようである。 幸いIEもこのリストに載っていたがどの基準でこの50校は決められたのであろう。 |
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2005年4月30日 (土)
「たかがMBA されどMBA」
たまに読んでいるメールマガジンでMBAを経験した人による本の紹介がされていた。
題名:「たかがMBA されどMBA」 〜ビジネス最前線11名の勇気ある仕事選び〜
この本は今よく聞く有名なMBA卒のビジネスマンの話を書いているのであるが、引用部でとても親近感のある内容が目を引いた。
樋口泰行さん(日本ヒューレットパッカード代表取締役 社長兼COO:ハーバードMBA卒)の一説 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 「(留学)最初の頃は、授業でせっかくの発言のチャンスが与えられて もしどろもどろの状態が続いた。
なにせ、クラスメート90名の前で、自分の意見をきっちりと英語で述 べなければならない。クラスで議論している内容が満足に分からない中、 自分の言おうとしていることが流れにあっているのか、他の人がすでに言 ったことではないか、確信のないままとにかく意見を組み立てて、講師や クラスメートが納得するような発言をしなければならない。
日本語でもそんなコミュニケーションに慣れていないし、自分にとって 専門外の分野である経理、財務、マーケティング、経済学等の科目で付加 価値のある発言をすることは、本当に大変でした」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
わかる!わかる! これと全く同じ事を経験しているのでズシリとくる言葉。 皆大変なんだなとちょっと感慨にふけってしまった。 しかし自分にとって哀しい事は・・・・・半年経ついまでも上記の状態を感じている事・・・・。 |
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