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ブランコの釣れづれ草子***
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(アオリイカーその1) シンガポール国立大学で開かれた日本語、日本研究学会というのに出席いたしましてな。英国のオックスフォード大、米国のプリンストン大、日本の筑波大、名古屋大、国立国語研究所などから新進気鋭の学者が参集され、それぞれ講演、研究発表をされる。わたしゃ、オブザーバーで出席しとるだけじゃから気は楽です。 初日は最前列に席を取りまして、高邁なる学説を拝聴いたしたんじゃが、これがちっともわからん。わからんからおもしろうない。なにしろD大学英文科で二回も落第したような経歴の持ち主じゃから、無理もない。だから二日目は後列のあまり目立たない所に陣取りました。 クリスマスから正月三が日の釣り計画などを練っているうちに二日目は終ってしまいました。 ああ、失敗した、振り出し竿の一本も旅行かばんのすみに入れてくるんじゃった、午後ここをそっと抜け出して、、、などと不埒なことを考えながら鼻毛を抜いたりしてるうちに三日目も終ってしまった。 四日目。隣の席にちょっとした美人が座られました。私とて石部金吉じゃございませんから、目が醒める。なんとなく気になる。 居ずまいを正して講演を傾聴すれば、こはいかに、小難しいと思っていた話の内容も理路整然と頭に入ってくる(ような気がした)。 2002年03月01日 12時20分17秒 |
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