ニュースを見るとバカになる
テレビのニュースというのは、結局のところ「商品」に過ぎない。
だから「利潤を求める」という考え、「商業主義」に基づいて作られている。
内容は大衆の興味を惹くものが選ばれ、 事実がどうなのかは、はっきりいって無視される。
ただ起こった出来事を正しく伝えるだけでは、大衆にとってなんの魅力もないからだ。
正確にいうと、起こった出来事の中で、面白そうなもの、見てもらえそうなものだけが選ばれ放送される。
言わば「偏った」情報である。
一方、ニュースを見るべきだといっている人の主張を聞くと、
「今、社会で起きていることを知るため」だという。
だが、実際に全体で起こっていることを知るには、
一部の情報だけ(興味を惹くような内容)を聞いたり見たりするだけでは、当然できない。
結果として、例えば、
「女子高生は馬鹿ばかりだ」とか「北朝鮮は悪の国だ」とか「少年の凶悪犯罪が増加している」とか、
すっとこどっこい(ぇ)なことが「事実」であり社会で起きている問題だと思われてしまう。
ちなみに、
女子高生を全体としてみれば、まともな人の方がはるかに多い。
ただ、まともな人のことを報道しても、面白くはないだろう。
北朝鮮は悪の国のようにいわれているが、
実際は、一部の支配階級が悪いだけである。
民衆は被害者といっていいほどの状況で、決して北朝鮮人そのものを蔑視しないで欲しい。
(アメリカ国内のことではあるが、このあたりはイスラム教信者にたいしても言える。
一部の過激派(狂信者)のせいで、イスラム教徒そのものが差別の対象になってしまっている傾向がある。)
少年の凶悪犯罪が増加しているというが、
それは過去7年程度のデータを見た場合の結論であり、あまり意味がない。
(過去50年でみると、昭和30年をピークに大幅に減少し、それ以降はほぼ横ばいである)
はっきり言おう。
真実を知りたければ、自ら知ろうとすることだ。
そうでなければ、馬鹿を見ることになる。
それをする上で、インターネットという道具は、十分役にたつことだろう。
付け加えて言えば、デジタルの「双方向性」を大事にする必要があるといえる。
商業主義という一方的な思想に流されないために。
戻る