伊豆



クマノミ クマノミ
ダイビングを始めると、最初に覚える魚がクマノミってパターンが多いですよね。
イソギンチャクと共生関係にある魚として有名です。大きな魚からはイソギンチャクの触手に守られ、イソギンチャクを食べる魚に対しては激しく追い払う。お互い助け合って生きている関係なんですね。
きっと、付き合いが長いんでしょう。
あと、クマノミは一番でかいのがメス。生まれたばかりの時はみんなオスで、一番強い個体がメスになります。生きるために、そういう生き方を選んだのですね。魚の生存戦略は、本当にたくさんのやり方があって不思議です。
ちなみに小さな甲殻類や藻が好きです。雑食ですね。


ミノカサゴ ミノカサゴ
きれいなひれを持っていますが、ひれの先の棘には強い毒があります。
また、その場に合わせて体色を変えることが出来るので、姿を隠すことも上手です。完璧な待ち伏せ型のハンターです。夜行性で、魚食性です。ベラやスズメダイの仲間などうっかり彼らの前を通ったが最後、あっという間に胃の中です。
あと、メスをめぐってのオスどうしの喧嘩も激しいようです。喧嘩の後、相手のひれの毒で1,2週間動けなくなってしまうこともあるそうです。喧嘩も必死ですね。


カワハギ カワハギ
いつも砂地にいて、砂の中の小さな甲殻類、ゴカイ、貝類を探しています。 でも、カワハギって魚らしい泳ぎ方をしませんね。背びれを自由自在に動かして、ふわふわと泳ぎます。
あと、結構おいしい魚ですよね。皮がとても堅いので、皮をはいでから料理します。名前はそこからついたんですね。


ニザダイ ニザダイ
海藻が好物です。群れで見ることが多いですね。
尾びれのあたりの模様からサンノジと呼ぶ地方もあります。他にはジョウトウヘイとかバイオリンとか地方によっていろいろ呼び方が変わります。
磯臭くて味の悪い魚とも言われますが、生け締めにして新鮮なうちに食べると、結構いけるらしい。


ネンブツダイ ネンブツダイ
オスが卵をくわえ、孵化するまで保護するといわれるマウスブリーダーとして有名です。
よく見ると結構口がでかい。
ちなみにこうみえても肉食。小さな甲殻類が好きです。


ハコフグ ハコフグ
漢字で書くと箱河豚。文字通り四角い箱型の魚です。死骸の骨なんかをみるとはっきりと「箱だ。」ということが分かります。
皮膚からは粘液毒を出します。
小型甲殻類やゴカイ、貝類なんかを食べます


ウツボ ウツボ
肉食です。下手にいじめたり、不意に近付いたりすると痛い目に合います。(実際かまれた人を知ってます。)
でも、そういったことはめったにないのでご安心を。
この写真のウツボはちょっとひょうきんな顔をしてますね。


コウイカ コウイカ
軟体動物です。イカの仲間は他の軟体動物と比べると敏速な運動能力と高い知能を持っています。脳は高等動物と比べてもひけをとらないほど発達しているといわれます。
(ちなみに高等動物という呼び方は好きではありません。何が高等で、何が下等なのかよく分かりませんね。)
体内の背中にあたる部分に船型の貝殻(イカの甲)をもっていることから、この名前がつけられました。イカの仲間は貝類から進化した生き物なんです。貝殻はその時の名残なんですね


ホンソメワケベラ1 ホンソメワケベラ1
ホンソメワケベラは他の魚の寄生虫をとる食性を持っている掃除魚として有名ですね。
そういう生活を送っているおかげで、大型の肉食魚からも食べられることなく、そういった魚すらお客さまとして、せっせと寄生虫を取り除いてあげています。なかなか智恵者です。
ちなみにこの魚たちは生まれた時はすべてメスで、一番強い個体がオスになってハーレムをつくります。

今日のお客さまはイサキです。食用魚としても有名ですね。旬は6〜7月ぐらいです。刺身、塩焼き、煮付け、フライなんでもいけます。


ホンソメワケベラ2 ホンソメワケベラ2
ホンソメワケベラのように、他の魚の寄生虫や食べかす、余分な粘液などを食べることをクリーニングといいます。そういったクリーニングをしてくれる魚のいる場所をクリーニングステーションなどと呼びます。
クリーニングステーションには、クリーニングしてもらいたい魚たちが行列していることもあるので、この場所にくれば自然といろんな魚たちに会うことができます。

今日のお客さまはキタマクラですね。漢字で北枕。食べると北枕で寝ることになる(つまり死んじゃう)ことから、この名前がつきました。毒がある場所は皮です。


ホンソメワケベラ3 ホンソメワケベラ3
ホンソメワケベラは漢字で書くと本染分遍羅。英語ではドクターフィッシュとかバーバーフィッシュともいいます。

さて、今日のお客様はオオスジイシモチです。


ホンソメワケベラ4 ホンソメワケベラ4
クリーニングしてもらっているオジサンが気持ちよさそうにうっとりしてます。
クリーニング中あまりの気持ちよさに体色を変えて、全身で快感を表現する魚も結構います。
オジサンは気持ちよくなると鮮やかな赤になるんですね。
ちなみにオジサンは魚の名前ですよ。


オジサン オジサン
横から見るとこんな魚です。口元に生えているひげには味を感じる神経が通っていて、人間でいうと舌にあたります。このひげを使って砂の中の小動物を探して食べます。

テングダイ テングダイ
かなり面白い姿をした魚ですね。一回見たら忘れなさそう。
甲殻類を食べる肉食の魚です。あまり速く泳げなさそうだし、目立ちそうだし、こんなんでえさをつかまえられるのかなと心配になってしまいます。不思議ですね。


ネコザメ ネコザメ
にゃお〜猫鮫です。ネコというだけあって肉食です(いや、サメだからです)。
口は小さいですけど、あごが強くて物をかみくだくのに便利な臼状の歯も持っています。サザエや甲殻類などの固い殻を割って食べることが出来ます。
この写真を撮った時も口をもぐもぐさせていてお食事中でした。
ちなみにネコザメは卵生で、らせん状の突起の付いた卵を岩の割れ目などに産み付けます。結構でかい卵です。
エイ、サメの仲間を軟骨魚類といい他の魚類とは大きく分類が違ってきます(他の魚類は硬骨魚類といいます)。軟骨魚類の繁殖方法は魚の中では、けっこう特殊で卵胎生(メスのおなかの中で卵が孵化して、ある程度成長してからおなかから出て誕生する)のサメもたくさんいます。おいおいまた紹介していきますね。


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