小網代



小網代湾 小網代湾の干潟です。
小網代湾は三浦半島の先の方、京急久里浜線の三崎口駅より少し南に行った所にあります。
ちなみに干潟とは川や波の働きにより侵食・運搬が繰り返され、長い年月をかけて砂泥が堆積してできたもので干潮時にあらわれる海岸の浅瀬のことです。天然の浄水場とも呼ばれ、流れ込む有機物を分解する場所として非常に重要な場所です。


チゴガニ 干潟に下りてしばらくじっとしていると、小さな穴からチゴガニが出てきてハサミを振りながらダンスを始めます。
海辺での生物観察のコツの一つはとりあえずここと決めた場所に着いたらじっとしてみることですね。小さな生き物は動く物体にすごく敏感(食べられちゃうかもしれないからね)。でも、しばらくじっとしていると、むこうも「あっ、こいつは大丈夫かな?」と少しずつ安心して動き出すことが多いんですよ。
この時、辺りは一面チゴガニのダンスだらけ。幻想的な風景でした。でも、少しでも動くとチゴガニはすぐ穴に引っ込んでしまいます。


小網代干潟 干潟を奥から見たところです。少し潮が満ちてきました。
日本の干潟はウォーターフロントという名の開発のもとに危機的な状況にあります。ここは運良く残ることができたのですね。


小網代の森 干潟のまわりは森になっています。この森はかながわトラストみどり財団によってトラスト緑地として買い入れによる保全がなされています。
トラスト運動とは貴重な自然環境など破壊されるのを防ぐため、市民から広く寄付金を募って、その土地などを買い取ったり保存契約を結んだりして、保存・管理・公開し、後世に残していこうという市民運動です。大事な運動だと思います。
僕もとりあえずトラスト会員になってみました。


アカテガニ この森を歩いていると、何かガサガサっと動くものがあるんです。何かなって、よく見てみるとなんとカニ!?陸生のカニでアカテガニという種類なんだそうです。
アカテガニの住み家は森の中。落ち葉やコケ、昆虫などを餌にしています。ただ、産卵は海で行い幼生は1ヶ月ほど海中で暮らします。アカテガニの産卵はいっせいに行われ、あたり一面アカテガニだらけになるらしいです。
ただ最近はこのアカテガニの産卵シーンを見ようと多くの人が小網代を訪れるそうですが中にはマナーが悪い人もいてアカテガニの邪魔をする人もいるそうです。アカテガニは警戒心が強いのであまり人がいると、森へ帰ってしまうこともあるそうです。そのためにカニパトロールを始めた人達もいるんです。もし、森へ行った時カニパトの人達に出会ったらよく説明や注意を聞いて下さいね。


鮫の卵 番外編
これは葉山の海岸で見つけた物です。何だと思います?答えはサメの卵なんですよ。
たまにはビーチコーミング(海岸の漂着物などのゴミ集め)なんてのもいいですよ。
きれいな貝殻とか時にはイルカの骨なんかも見つかることもあるそうですよ。


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