真鶴
真鶴半島の先端部にある三ツ石と呼ばれる場所です。
干潮時には岩礁づたいに渡ることも出来ます。
真鶴半島は箱根の火山爆発によって流れ出た溶岩によってできたと言われています。この景観はその溶岩が波に削られてできたそうです。
三ツ石のあたりで海辺の生き物を探しました。たくさんいたのがこのヒザラガイ。結構どこの海でも見ることが出来ますね。
潮干帯(潮の満ち干きにより海面より上になったり下になったりするところ)の岩の上で見ることが出来ます。岩に付いている藻類を薄くはぎ取って食べて生活しています。
岩からはがすと曲がり丸まるので、その様子から膝皿貝と名付けられたそうです。
ちょっとゆでると殻が楽にとれて食べられるそうです。地味〜な目立たない生き物って食べるとおいしい生き物が多いですね。
僕は見るだけにしときます。
ウメボシイソギンチャク
この生き物も潮干帯の生き物です。今は潮の上に出ているので触手をひっこめて丸まっています。この様子が梅干ににているのでこう名付けられたそうです。
潮が満ちると触手を出して海中の生き物を捕らえて生活しています。ちなみにイソギンチャクは刺胞動物と呼ばれクラゲやサンゴの仲間なんですよ。
このイソギンチャクは昔は相模湾のいたるところで見られたそうですが、今では少なくなって真鶴半島が最大の生息地になってしまったとのことです。県の天然記念物にも指定されています。
三ツ石より少し半島のつけ根側に戻ると森林浴遊歩道やお林遊歩道という歩道が整備されています。
ここは全国森林浴の森100選にも選ばれた原生林でクスノキ、スダジイの常緑広葉樹林で、樹齢200〜400年というクロマツの老樹もたくさんあります。
この原生林にはもう一つの顔があり、魚付き保安林という側面も持っているんです。
森が魚を集めるんです。昔から漁師さんはそのことを知っていて、この森を大切にしていたそうです。
その原生林がはぐくんだ豊かな漁場のおかげで真鶴は磯料理で有名ですね。
このような巨木もこの森ではいたるところで見ることが出来ます。
なぜ森が魚を集めるかというと、森から出る栄養分が海の植物プランクトンが繁殖するのにとても都合が良く、それを餌にする動物プランクトンが増え、またそれを餌にする魚が増えるという具合だそうです。
詳しく知りたい人は畠山重篤さんの「漁師さんの森づくり〜森は海の恋人」(講談社)という本が分かりやすくていいですよ。森と海の関係がよく分かると思います。お勧めです。