屋久島(山編)
屋久島で宮之浦岳に登った時の写真です。宮之浦岳は屋久島&九州最高峰(1935m)で日本100名山の一つです。この写真は淀川登山口から少し入ったところで撮ったものです。こんな見事な屋久杉が森中あちこちにありました。
登山初日に泊まった淀川小屋の水場の写真です。ここの水は本当においしかった。生まれてこのかたこんなにおいしい水を飲んだことはないと思えるほどおいしい水でした。
屋久島が本当に水が豊かな場所なんだと実感することが出来ました。
実際、2泊3日の山行中水場に困ったことはほとんどありませんでした。ただ、水に恵まれすぎて山行中半分以上雨に降られてしまったのは、ちょっと。。。やっぱり屋久島は1ヶ月に35日雨が降るというのは本当らしい。
雨の花之江河。雨に包まれて幻想的でした。雨の登山もまた良しと思えます。
生命の源は水。そんなことを感じることが出来ます。
杉や針葉樹林帯を過ぎてヤクザサ帯に入ってきたあたり。
写真では良く分かりませんが、雨で登山道が川状態になっています。
登山道は地表が植物に覆われていなく地表がむき出し状態なので表土が流れ出て削られ荒れているところが結構ありました。雨の多い屋久島では登山道の荒廃が問題になっているらしいです。
宮之浦岳までもうすぐのところです。屋久島の山頂付近の気候は亜寒帯の気候らしいです。
あたり一面ヤクザサ生い茂っています。
花崗岩の岩が山頂や至る所にあるのも屋久島の特徴のようです。
この辺りで少し晴れてきました。
このような奇岩もいくつかありました。
山頂手前で出会ったヤクジカ。今回の山行中5,6回ヤクジカに出会いました。
どこにでもいるといった感じ。
山頂を過ぎて下山中。再び針葉樹林帯に入ろうというところです。
ヤクザサばかりだったのが徐々に森林に移り変わっていくのがよく分かりました。
山頂はガスってしまい展望はききませんでした。
縄文杉です。樹齢はいろいろな説があって推定3000年から7000年くらいだそうです。
縄文杉の上にさらにいろんな木が着生していてもう一つの森ができているようです。
ただ、僕が縄文杉を見た第一印象はなんか痛々しいなって感じました。周りの木々が伐採されていて(縄文杉を見やすくするため)他の屋久杉のように表面にコケが生えていなく乾燥しているし、世界遺産登録以来急増した登山者に痛められた根を保護するため小枝が敷き詰められているし、なんか少し胸が痛む。
今では縄文杉に近寄れないよう観察台が出来て周囲に柵があります。ただ、この観察台にも問題があり、観察台をつくっている木材には毒性の強い防腐剤が使われているらしく今後問題が発生するかもしれないとのことです。
縄文杉以外にも立派な屋久杉はたくさんあります。名前も付いていない立派な屋久杉もたくさんあります。
倒木の上に木が生え始めています。これを倒木更新といい、倒れる前は木の葉で光が入らなかったところに倒れることで光が届くようになり新しい木が育ついい条件が出来ることをいいます。
こういった生命の循環のようなものが屋久島の森では至る所見ることができます。
縄文杉までの登山道に敷かれている木道。前にも書いたとおり登山道が荒れているところが多いのと、登山者から木の根を守るという名目で木道が敷かれたらしいです。ただし、この木道に使われている木材も防腐剤が使われているらしく、この木道より下流の水は危険なので飲んではいけないそうです。
せっかく豊かな水を誇る屋久島なのに。。。今後、この影響が森にどういった形で現れるか心配です。
下山に使った楠川歩道。屋久島の花崗岩を敷いた登山道です。江戸時代に杉の搬出のためつくられた歩道です。この歩道は2,3百年以上当時のまま存在していて荒れることも無く屋久島の風土に溶け込んだ歩道になっています。
昔の人の智恵って今より優れていることって結構あるもんだと思います。あの木道は何十年もつんだろう?
海辺のガジュマル。屋久島の海辺は亜熱帯気候です。屋久島では亜熱帯から亜寒帯までの植物相を見ることができるんです。