その他の星座

(冬)
1、オリオン座・・・・・冬の南天に輝く「全天の星座の王者」と言われ、つりあいの取れた美しさをもつ。
             (1等星が2つ、2等星が5つと大粒の星からなる)。星座の中心は
             日本でも名高い三つ星で、3つの2等星が一文字に並んでいるが、実は、さらに
             この三つ星の右下に小さな星が3つ、これも、斜めに一文字をつくっている(小三ツ星)。
             この右肩に輝く1等星の赤い星がべテルギウス、左下に輝く1等星の白い星がリゲル。
             この2つの星は、対照的な色あいを持つことから、平氏の「赤旗」、源氏の「白旗」とみたてられ、 
             赤いぺテルギウスを「平家星」、白いリゲルを「源氏星」とよんでいる。
             ぺテルギウスは、太陽の直径の550倍もある巨大星で、地球から直接、星の直径を
             計ることのできた星としても有名です。
             「ギリシャ神話」では、狩の女神アルテミスが、愛するオリオンを彼とは知らず、射抜いてしまう。
             アルテミスは、たいそう悲しみ、これを見たゼウスが、あわれに思い、オリオンを天に上げ
             星座にしたと言われている。

2、おおいぬ座・・・・・冬の終わり、この星座には、全天で一番明るく輝く「シリウス」がある。
             その明るさは、マイナス1.5等星・・1等星の10倍の明るさで、オリオン座の三ツ星を東南に
             伸ばしたところに位置する。地球からの距離は、8.6光年で、北半球でもっとも地球に近い星。
             シリウスは、ギリシャ語で「焼きこがすもの」という意味からきていると言われ、この星のギラギラする
             輝きが地球のすべてを焼き尽くすような暑い夏の季節を作り出す・・と考えられていたからです。
             シリウスには、白色わい星という衛星が回っていて、この星は太陽の直径の60分の1しかないのに、
             重さは、太陽と同じという超・重量級の不思議な星です。
             「ギリシャ神話」では、オリオンの猟犬レラプスという説が、良く知られていますが、このほかに、頭が
             3つあるという地獄の番犬ケルべロスなどにも見られている。

3、はと座・・・・・・・・プレアデスの美しい7人姉妹は(アルテミスの侍女)、オリオンがあんまり、しつこく
             追いかけてくるので、アルテミスの衣のすぞに隠れます、
             女神がすぞを上げて見ると、姉妹はハトの姿になって、空に飛びあがり、プレアデス星団に
             なって輝いているといわれています。
             位置は、オリオンとおおいぬ座の近く。

4、うさぎ座・・・・・・・位置は、オリオンのすぐ南で、「オリオンの足元を逃げ回り、大犬シリウスに追われるうさぎ」
            ・
5、いっかくじゅう座・・幸運をもたらすとされる想像上の動物。見つけにくい星座なので、冬の大三角形からたどる。
             
6、こいぬ座・・・・・・・狩人アクタイオンは、アルテミスの水浴び姿を見てしまいます。怒った女神は、アクタイオンを
             鹿の姿に変えてしまいました。驚いた、彼の猟犬は、それが主人とも知らず、
             かみ殺してしまいます。こいぬ座は、その猟犬の中の1匹メランポスだと言われています。

7.エリダヌス座・・・・オリオン座の1等星リゲルを出発点にして、西へ東へ折れ曲がりながら星星をかさねて
             はるか南の1等星アケルナルまで流れる星座で、1月中旬の宵の空で見ることができる。
             アケルナルとは、アラビア語で「川の果て」と言う意味をもつ青白い星で、その名の通り
             エリダヌス星の最南端にあります。日本では、九州の南端からやっと地平線すれすれの位置に
             見ることができます。
             「ギリシャ神話」によると、パエトンがゼウスの雷電に打たれて落ちたのが、
             このエリダヌス川(ポー川)でした。なお、エリダヌス座のε(イプシロン)星は、太陽に良く似た星で
             この星には、たくさんの惑星らしい星が回っているといわれています。そのため、宇宙人との
             交信をめざして、「オズマ計画」が実施されました。
             (*オズマ計画・・・数ヶ月にわたって、電波が送られましたが、反応のないまま、現在は計画は
                         打ちきられました。)

8、ぎょしゃ座・・・・・・アテナは、アテネの初代王の3人の娘に、開けてはいけない箱を手渡しましたが、王女は
             開けてしまいます。中には、アテナの蛇に巻かれた赤ちゃん(アテネ4代目王エリクトニウス)が
             笑顔で入っていました。王女たちは、おどろいて、おかしくなります。エリクトニウスは、
             生まれつき足が不自由だったので、馬にひかせる四輪馬車を発明し、それをあやつって戦場を
             勇ましくかけめぐり、それをたたえられて、星座にされたと言われています。
             1等星カペラは、ゼウスを育てためすやぎだと言われ、カペラの意味も「小さなめすやぎ」です。
             ある時、ゼウスは、そのツノの片方を、折ってしまったため、おわびに、このツノの持ち主が望む
             果物がなんでも出てくる、うちで小槌みたいな力を与えたとされています。

9,とも座、ほ座、りょうこつ座、らしんばん座
             この4つの星座は、昔は、アルゴ座というアルゴー船から名づけられた1つの大きな星座でした。
             しかし、大きすぎるという理由から、分けられました。
             とも座は、船尾。 ほ座は、帆。 りゅこつ座は、船首と船尾をつなぐ船の骨組み。
             らしんばん座は、方位を測定する機器のことです。
             3月中旬〜4月中旬に南の空に見えますが、日本からは、水平線近くのため、見えにくくなっています。
             しかし、りゅうこつ座のカノープスだけは、おおいぬ座のシリウス次ぐ、2番目の明るさなので、
             東京で、カノープスは、地平線すれすれに見ることができます。
             中国では、カノープスを「南極老人星」と呼び、この星を、地平線すれすれに見ると、長生きできると
             言われています。日本の千葉・布良地方では、この星を「布良星」といい、冬のしけで難破し
             なくなった魂の火とみて、この星が、沖合いに見えると、海がしけるという言い伝えが残っています。
             また、ほ座とりゅうこつ座の一部を結ぶと、見事な十字ができます。
             本物の南十字座と間違えられることから、「にせ十字」と呼ばれています。

(秋)

10、ぺガスス座・・10月下旬、宵の空の頭上に、4つの星の大きな四角形が、ぺガスス座の一部です。
             「秋の四角形」と呼ばれ、古くからある星です。
             ぺガススとは、翼のある白い馬ぺガサスからきた名で、風よりも早く、大空を飛びまわることが
             できました。
             この四角形の西の一辺を倍にして南にのばすと、すべての星の基準点・春分点が見つかり
             また、さらに伸ばすと、みなみのうお座の1等星フォーマルハウトが見つかります。
             また、東の一辺を北に4倍してのばすと、北極星が見つかります。このように、ぺガスス座は
             いろんな星の位置を知る手がかりになる重要な星です。
             四角形の北東の馬のヘソに当たる星は、1930年の会議で、アンドロメダ座の星になりました。
             ぺガススの後ろ半分がないのは、ぺガサスが空に舞い上がり、胴体の一部が雲に隠れ
             それを星座にしたからだと言われています。            

11、ペルセウス座・・1月上旬、北の宵の空高く見えます。カシオペアのWに続いて、2等星、3等星と言った比較的
             明るい星が、天の川の中に弓なりに連なっているのだ見つかります。
             ペルセウスが左手にかかえている怪物メドゥーサのところに輝くのは、アルゴル(アラビア語で悪魔)
             で、この星は周期的に明るさを変える変光星です(食変光星・・他の星により、部分星食?が起こる)
             ペルセウスが左手に掲げている剣の柄のあたりに、銀河が濃くなってる部分・・それが、ペルセウス座
             の二重星団h・xで、肉眼でも見れます。また、8月上旬、ペルセウスの頭付近に、流れ星が
             1時間に50個くらい四方に流れるペルセウス座流星群を見ることができます。
             

12、カシオペヤ座・・11月上旬北の宵の空に見えます。Wの形で、この星は、北極星を見つけるための重要な星の
             1つになっていました。
             ギリシャ神話によると、ポセイドンの怒りをかい、いすに縛られたまま天に上げられたカシオペイアは
             1日1回北極星を永久に回り続ける運命になったと言われています。
             これは、日本から、1年中見ることができることから生まれた神話です。
             1572年に、このカシオペヤ座の中に、超新星(星の爆発のスケールのでかいもの)が出現し
             発見者にちなんで、「チコ」と名づけられ、約2週間、どの星よりも輝いたと言われています


13、アンドロメダ座晩秋の11月下旬、宵の空高く見えます。この星座は、ペガスス座の大四角形と
             ペルセウス座の間の、2等星と3等星が、A字型に並んだ星の配列です。
             しかし、この姿から、エチオピアの王女アンドロメダの姿は、想像できません。
             これは、海の怪獣のいけにえに捧げられた姫の鎖でつながれた姿を形どっているのです。

  
14,ケフェウス座・・・10月中旬の宵の空。この星座は、カシオペア座の西側にあり、5つの3等星が歪んだ五角形に
             並んでいます。また、カシオペア座と同じ、地平線に沈まない周極星です。
             国王の頭に、ケフェウス座デルタ型変光星呼ばれる重要な星があります。
             正確な周期で、ふくらんだり、縮んだりしながら、規則正しく変光しています。これを利用して
             遠くて直接距離の計れない星雲までの距離も決めることができます。
             アンドロメダ銀河まで、230万光年とわかったのも、銀河の中に、デルタ型変光星が
             数多く含まれていたからです。

15,くじら座・・・・・ 全天で4番目に大きい星座で、12月中旬南の宵の空に見えます。
             目印は、胴体の4つの4等星からなる不等辺四角形と、尾のデネプカイトスという2等星です。
             このくじら座を有名にしてるのは、首のあたりの「ミラ」という星で、332日周期で
             2等星から10等星まで変化します。(ミラ自身が不規則に光を変えている老人星)。
             ギリシャ神話では、このくじらは、ポセイドンのつかわした怪獣となっていて、
             詩人アトラスは、アンドロメダを襲う海の怪獣に当てはめました。



(夏)                        
16、こと座・・・・・ 夏の星座で、夏のおわりの8月下旬、宵の空の天頂付近に見える小さな三角形と
            平行四辺形で形作られる星の配列。
            西洋の竪琴をあらわし、ハープの原型とされています。
            琴の枠にかがやくのは0等星のべガ、この星は、七夕の織女星として、また、地球の
            自転の傾きで12000年後は、未来の北極星になるという星で有名です。
            ギリシャ神話によると、伝令の神ヘルメスが、芸術の神アポロンに送った琴とされ、
            さらにアポロンは、この琴をオルペウスにさずけました。
            オルペウスが死んだあと、その琴が天に上がって、こと座になったと言われています。

 

17,ヘルクレス座・8月上旬の宵の空の頭上に見えるH形の星の並び(蛇つかい座のすぐ北)。
            ヘルクレスは、蛇つかいの巨人と、頭を鉢合わせになって、逆立ちした格好に見えます。
            この星座は、あまり明るくないので、目立ちません。ヘラクレスが天に上って
            星座になったと言われていますが、その頭に輝くラース・アルケティ(アラビア語で「ひざまずく者の頭)
            は、太陽の400倍で、英雄の、まことに頭らしいものとなっています。
            北半球で唯一肉眼で、かすかに見ることができる球状星団メシェ13が、この星座の中にあります。
            また、太陽系がヘルクレス座に向かって、運動していることも発見されています。


18,りゅう座・・・・・8月上旬の北の空、北極星のあるこぐま座のまわりを取り巻いています
           しかし、暗い星ばっかりで目立ちません。竜の尾の付近の4等星ツーバン(アラビア語で竜)は
           昔の北極星で、このころ、エジプトのクフ王のピラミッドの北西の墓に通じる通気孔に、当時
           ツーバンの光が差し込んだと言われています。
           ギリシャ神話によると、竜がヘスぺリデスの園にある金のリンゴに巻きついてるラドンという竜です。
           この木は、ゼウスとヘラの結婚の時に、大地の女神ガイアが送った宝の木です。
           ヘラは金のリンゴが盗まれないように、巨神アトラスの娘達へスぺリデス姉妹に見張らせ
           さらに、ラドンを巻きつけて守らせたのです。

            
19,へびつかい座と、へび座
           
8月上旬の南の空、将棋のコマの形をした目立たない星座。
           ギリシャ神話によると、蛇使いは、芸術、弓術、医術の神アポロンの息子で
           アルゴー船の乗員の一人であった、名医アスクレピオスの姿といわれ
           しかし、彼は、熱心のあまり、死んだ人間を生き返らせようとし、自然の秩序を乱すこの行いに
           ゼウスは怒り、雷電で殺してしまいました。しかひ、彼が、たくさんの人の命を救った功績をたたえ
           ゼウスは、彼を天に上げて、星座にしたのです。
           彼は、医神として、崇拝されました。
           なお、蛇使いの右足の近くにケプラーが発見したたいへん明るい超新星(進化の最終段階で、
           爆発でたいへん明るい)、また、蛇使いの右肩には、バーナードが発見した高速天体バーナード
           (1秒間に140キロのスピードで空間を移動する)があります。 

20,はくちょう座
           夏から秋にかけて、天の川の中央に、十字に並んだ星が、はくちょう座といい、「北十字」とも
           呼ばれています。
           1等星デネブ(白鳥の尾の部分)は、1800光年先にあるのに、非常に明るく、また、実際に巨大で
           太陽の数万倍の明るさをもっています。
           3等星のアルビレオ(白鳥のくちばしのところ)は、全天でもっとも美しいとされる二重星で、
           ふたつの恒星が接近して見える天体です。
           1つは黄金色に、もう1つは青色に見えるため、この色のコントラストは、宝石の
           トパーズとサファイアにたとえられています。
           ギリシャ神話によると、白鳥は、ゼウスが、王妃レダのいるスパルタへ行くために、変身した姿とされ、
           その後、レダは、卵を2つ生みますが、1つは、ふたごの兄弟・カストルとポリュデゥケス
           もう1つの卵からは、トロイア戦争の元になったヘレネと、ギリシャ戦争の総大将アガメムノンの妻
           クリュタイムネストラの姉妹が生まれました。
           はくちょう座には、全天でもっともX線の強いX−1という天体が発見されています。
           X−1とは、現在、ブラックホールの最有力候補の星です。

21,わし座・・・・・・9月中旬の宵の空。天の川の中に見え、鷲の首に輝くのが、1等星アルタイル(ひこ星)です。
           ギリシャ神話によると、ゼウスがトロイアの王子ガニュメデスを、さらっていくときに、
           変身した姿だとされています。
 
(春)
  
4、おおぐま座・・・・・北斗七星を含む、おおぐま座は、五月上旬に北の空に見えます。北斗の斗は、「ひしゃく」を表し
             北の空にある、ひしゃくの形をした7つの星を表しています。その間隔を、5倍のばすと、
             北極星があり、北斗七星は、その周りを回っているので、昔から季節や時刻を知る「北天の大時計」
             として使われてきました。
             北斗七星の柄の部分の後ろから3番目にある2等星ミザールには、 5等星のアルコルが
             あり、古代アラビアの兵士は、この星が2つに分かれて見えるかどうかで、視力の検査をしていたと
             言われています。
             ギリシャ神話では、この熊は、女神ヘラによって、変えられたカリストだと言われています。
             その上、ヘラの怒りによって、この熊は、水平線の下で休むことを許されず、北の空を回り続けて
             いるのです。           

5、こぐま座・・・・・・梅雨が明けた頃、7月中旬の北の空に見えます。北斗七星の大ひしゃくに対し、
            小ひしゃくと呼ばれる7つの星の配列です。小ひしゃくの柄の先端の2等星が北極星で
            地球の地軸の真上にあたり、方角の北を知るために重要な星になっています。
            北極星をラテン語で、ポラリス(極の星)とも言います。
            地球の地軸は、26000年の周期で、ゆっくりふらついているので、現在の北極星は
            西暦2100年にもっとも天の北極に近づきますが、その後は、天の北極から次第に
            遠ざかり、北極星ではなくなります。
            小ひしゃくの形は。紀元前2000年ごろ、小さな荷車にみられていました。
            その後、フェニキア人が航海の道しるべにしましたが、古代ギリシャ時代に、詩人アトラスが
            犬の尾としました。しかし、ギリシャ時代の天文学者プトレマイオスが、こぐま座として
            まとめました。
            ギリシャ神話では、ゼウスによって、熊に変えられたアルカスの姿とされています。
            



14,うみへび座・・・4月下旬〜5月上旬、宵の空、南にうねうねとのびている星座です。
           2等星が1つで、あとは、暗い星ですが、その頭は、こいぬ座近く、尾は、さそり座まで伸びています。
           うみへび座の心臓近くの2等星は、コール・ヒドレ(海蛇の心臓)と呼ばれ、また、の付近には
           明るい星がないことから、「アルファド」(孤独なもの)という別名があります。
           昔は、真東から上り、真西に沈んだことから、船乗りたちは、地中海を、この星座を目印に
           航海したと言われています
           ギリシャ神話によると、この海蛇は、怪物ヒュドラ(9つの頭をもつ)と言われ
           これも、ヘラクレスによって、退治されました。



20,ケンタウルス座
           6月初旬の夕方、スピカ(おとめ座の1等星)が、南中するころ、山並みにのように
           星を連ねたケンタウロスが、上半身だけ南の地平線に出して、ゆっくり、東から西へ
           動いていく。(日本から見えるのは、上半身だけ)。ちょうど、へいごしに、上半身だけ覗かせて
           歩いていくようでおもしろい。




参考リンク
http://www.stellatheater.com/index.html


星   座

その2

オリオン座

おおいぬ座
エリダヌス座
ぺガスス座
カシオペア座
アンドロメダ座
ケフ
ェウス座
くじら座
はと座
うさぎ座
はと座
いっかくじゅう座
こいぬ座
ぎょしゃ座
冬の星座の見つけ方
    ぎょしゃ座(カペラ)

ふたご座
(ポルックス)          おうし座
               (アンデバラン)
こいぬ座
(プロキオン)   
オリオン座
          (ぺテルギウス)


  
おおいぬ座         オリオン座
   (シリウス)         
(リゲル)
冬の星座
(秋)
ペルセウス座
秋の星座の見つけ方