2003年 6月29日〜7月5日
 

29(日)AM5:00東京を出発するひたすら国道4号を北上する。福島県までは猛烈に暑く、宮城県のあたりから急激に寒くなってきた。やばい。 ついに岩手県の花巻から雨が降ってきた。PM8:00をまわり、ガソリンもなくスタンドもやってないので青森県の下北半島、横浜というところで野宿をする。
見えているのは陸奥湾。恐山の方向だろうか。
隣にローソンがありすばやく酒類を購入して寒さから身を守った。この公園は得体の知れない虫が徘徊していた。朝、変なおやじがあらわれ不信なのでこちらから挨拶をした。少し話をしたが仙台から来て下北半島をまわりたいが時間がないという。
なまりが強くて半分しか聞き取れなかった
本日の走行距離<750Km>
AM5:30かすかな希望を胸に出発する。
フェリー乗り場の本間港まであと40Km
朝一番の出発は6:30分発の本間−函館
それを逃すと11:30になってしまう。
スタンド準備中のおじさんに無理やりガソリンを入れてもらう。そこから猛ダッシュ。
ぎりぎりセーフで間に合った。搭乗券も買わずそのまま乗り込んだ。
しばしの休憩。約2時間の船旅です。
あ〜しょっぱなからしんどいな。
見ての通り、このルートでの北海道進入のライダーはわたしひとりだった。 2日目 無事函館着。途中の新聞で東日本フェリーが会社更生法を申請という記事を読んだ。ぎりぎりセーフだったのか・・
しばらく走って最初の道の駅「YOU・遊・もり」でライダーを発見!
なにわ ナンバーだった。しばらくこれから何処へ行くのか会話していると、そこへ
もうひとり現れた、もう4日目だという。とりあえず北海道を一周するとか。
みんな仕事を辞めてしまい一人旅をしているのだという。なんだか笑えた。
ほとんどのライダーはここの地にくれば何かが変わると信じているのだな。
とりあえず記念に一枚と写真を撮った。

上陸したばかりなのにずいぶんとここで時間を費やしてしまった。
「それじゃ気をつけて!」 ・・・名前もメルアドも知らない。
 
長万部(おしゃまんべ)のドライブインにて
腹が減ったのでモロコシを買った。
北海道だからうまいだろ。そうでもないな。
このあと気温が低いせいもあり下痢した。
室蘭、地球岬
標識が出ていたのでとりあえず行ってみる。地球が丸く見えた。
 
登別で風呂にでも入ろうと思っていたが、すばらしくリゾートだったのでやめた。しかも雨が降ってきた。先を急ぐことにする。
どでかい熊と鮭をバックに。
苫小牧を過ぎると馬ばかりになった。
そうかここはサラブレッド銀座というらしい。新冠温泉 レ・コードの湯に入り
新冠川の公園で野宿
本日の走行距離<500Km>
3日目
襟裳岬
襟裳の〜春は♪何もない春です♪
と唄っていたら、本当に売店から流れてきた。やっぱりか。
ほんとうに何もなかった。 ちょっと道をそれてみて大地に耳をかたむけてみた。
十勝郡浦幌町 ライダーハウスの
「ミッキーハウス」 気になるので
ちょっとよってみた。昼ごはんを食べた
ここは素泊まり1,200円で風呂付
寝具つき、テレビつきなのだ。
感じのいいおばちゃんだったので、ここで一泊したかったが、まだ昼前、断念する。
焼き魚定食とビールを注文すると
「だったらジンギスカンのほうがいい」
というのですなおにそうした。
昨夜はひとり女性が宿泊したという。
ライダーではなくチャリダーだったという
女性のひとりチャリというのはすごいな
巨大なふきは秋田名物だと思っていたが北海道にもいたるところに生えていた。
ここから頭の中が秋田音頭モードになってしまった。

コラ 秋田の国では 雨が降ってもカラ傘などいらぬ♪  手頃な蕗の葉 さらりとさしかけ サッサと出て行くかえ
(ハイ キタカサッサ コイサッサ コイナー)
釧路湿原はスルーしてその先の
厚岸(あっけし)の湿原を眺望する。
北海道の幻の巨大魚「イトウ」がいそうだ 裏にまわると馬が草を食んでいた。
デジカメを出そうとごそごそやっていたら
エサと間違えたのか寄ってきた。ウェアの袖を噛まれてタイヘンだった。
ついに最東端、納沙布岬に到着する
先が見えないほどの濃霧。
北方領土返還を訴えるモニュメント。
アーチ下で野宿させていただく。
本日の走行距離<480Km>
あまりにもこの日は冷えに冷え、日本酒をテントの中で暖め熱燗にした。 朝、近くで野宿していたチャリダーと会話する。なかなか面白い青年であった。 4日目
道の駅「知床・羅臼」花咲ガニなどを試食
した。今日はお祭りのようだ。
知床半島のどん詰まり相泊
そう、岬までの道がないのだ。行くには
かなりの冒険の装備が必要だ。
ヒグマもかなり多く生息している。
どん詰まりのラーメン屋「熊の穴」
かなり有名な店らしい。
全国ローソンでカップメンを販売しているらしい。ここの主人はまたぎだ。
ここから先へ行く場合はここの主人に相談
「熊ラーメン」 もちろん熊肉入り800円
獣臭い味がした。うまいとは思わない。
ここでこの店になんと
カヌーイストの野田知佑氏と
アリスファームの藤門弘氏の写真を発見
興奮したので後でアリスファームへ行くこととなる。
14年前の今日、ここを訪れたらしい。
バイダルカというのはここの地方の伝統的なカヌーだ。
ここからはちょっと湖めぐり 摩周湖 霧の摩周湖といった神秘性はなにも感じられず へ〜摩周湖ね。その程度だ。
リスにエサをやっていた。
キタキツネやエゾシカもいたるところに多くいたがカメラを出す暇もなく森へ帰ってしまう。
へ〜屈斜路湖ね。その程度だ。
クッシーもいなかった。
屈斜路湖畔には
温泉が湧いていて誰でも無料で入れるのだがコケがひどく。誰も入っていなかった
  へ〜阿寒湖ね。その程度だった。 暗くなってきたので速攻で網走まで北上し野営地をさがす。「能取岬」にて
本日の走行距離<550Km>
夕日がきれいだった。
久々に満点の星空を見た。
少し寝てからよ〜く見てみよう。
ところが・・・
AM 3:00に目を覚ますがもう明るい。
見損ねてしまった満点の感動的星空が
だだっ広い、草原にただひとり
5日目 網走刑務所まえで
ここでは受刑者が作っている
「ニポポ人形」とか買えるのだが
あまりにも早朝なので人の気配すらない
サロマ湖
紋別 オホーツクにて
巨大なカニのつめのモニュメントがある。
なんでも巨大が好きなようです。
ガリンコ号
流氷を砕きながら進める特殊な船
観光で乗船することができるようだ。
海岸沿いは飽きたので紋別からそろそろ内陸部へ。どこまでも続くまっすぐな道。
バカみたいにスピード出してもどこにも着かない。感覚がおかしくなってしまう。
 
ジャンプの原田の町、上川町。
原田ラーメンは食べず、昔ながらのこってり味噌ラーメン大盛を食べる。
上富良野、トリックアート博物館のとなり
のどかな風景
 
上富良野
ラベンダー畑
富良野駅
ここから気温がモーレツに上昇した。
重ねて着ていた服を脱ぎ捨てタンデムへ
縛り付ける。観光案内でMAPをもらう。
北の国から
「拾ってきた家」
北の国から
「五郎の丸太小屋」
北の国から
「五郎の石の家」
「鉄道員ぽっぽや」の映画セット
あ〜そういえばこんな感じだったな。 健さん広末、ここにいたな。  
日高から夕張を通り札幌方面へ
かなりまた寒くなり温泉を探した。長沼温泉を発見し暖をとった。ガソリンもなくなり
道の駅「マオイの丘公園」で野宿。
昨日の走行距離<630Km>
朝、気が付くと近くに野宿ライダーがいた。
なんと原付でしかも女性だった。
ナンバーには青木村と書いてあった。
起きて来るのを待ちコーヒーを入れてあげしばらく話をした。かわりにトマトをもらったいろいろ訳ありのようで離婚して仕事をしながら旅をしている50代。
6日目
宇宙飛行士 毛利さんの町 余市。
また、ソーラン節の町。
知床「熊の穴」で写真があった
藤門弘氏と宇土巻子さん(著書多数)の
立ち上げたアリスファームへ。
規模をだいぶ縮小したのか閑散としていた。羊はやめて今はブルーベリー農園に切り替えたようだ。
積丹岬へ行く途中、変な岩が点在する。
この旅初の贅沢品、すしを「新家寿司」で食べた。握り 竹1,500円也。どびん蒸しも付いてネタも新鮮でうまかった。
ちなみに うに丼、いくら丼は3,000円〜だった。
積丹岬(しゃこたんみさき) 岬へ行くにはトンネルをくぐる。
もう岬も飽きた。
南下するにしたがって雨がひどくなり、夕方のフェリーで帰ることに決めた。
もう、これ以上行きたい場所もなかった。
本日の走行距離<380Km>
なぜか雨のためか 苫小牧−大洗(茨城)行きのフェリーにはライダーが大勢いた。
みんな雨がイヤだったのだろう。気温が低い上に雨だとどうにもなんないもんな。
しかし、開発の進んだ現在の北海道は10年前訪れたときよりあんまり面白くなかった。でも10年前は宗谷岬へ行っただけだからわかんないか。

注目すべきは北海道一人旅のライダーは、少し前に四国もまわっているということだ
行動パターンがいっしょなのだろーか?

大洗港(茨城)から家まで約100Km
この旅トータル自走走行距離は・・・・・<3,375Km>
フェリーも入れると4,000Kmは越えている。当然のことながら高速道路は一切
利用していない。

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