セミの館

アブラゼミの羽化

 このページの写真は、2003年8月3日に岡山県蒜山高原で撮影したもので、 この夜はアブラゼミの羽化ラッシュだったらしくたくさんの個体の羽化が見られ、じっくりと観察することができました。蚊が多かったのには閉口しましたが(^_^;)。
 なお、これらの写真は、
すべてが同一個体ではないことをあらかじめお断りしておきます。

夜、キャンプ場の炊事場へ行くと、コンクリートの
壁に多くのセミの幼虫が登っていました。



その中の1頭の背中が大きく割れ、今まさに成虫に
なろうとしていました。



頭と胸が出てきました。




まるで背伸びをするかのように大きくせり出し、
脚や口のストローも見事に抜け出してきます。



おしりを殻の中に残したまま、エビ反り状態に
なってぶら下がります。




完全にぶら下がったあとは、さすがに疲れたのか
しばらくこのままで動きを止めて休んでいます。
このときのお腹はまるで水風船のようにパンパンに
膨らんでいます。


しばらくすると体を持ち上げ始めました。
このときにはお腹が少しへこみ始めています。



逆さづりで腹筋運動でもするかのように、
どんどん体を持ち上げていきます。



脚で抜け殻につかまると同時に、最後まで
殻の中に残っていたおしりがするりと抜け出て、
抜け殻にぶら下がり、翅が伸びるのを待ちます。



翅が伸びるにしたがって、
お腹はどんどんへこんでいきます。
羽化直後の翅は真っ白、翅脈が淡い緑色で
本当にきれいな色です。


やがて、翅が褐色に染まってきて、
アブラゼミらしい雰囲気が出てきました。



柔らかかった翅も体も硬くなり、翅は褐色に、
体も真っ黒になっていつも見かける姿になりました。
あとは朝になって飛び立つのを待つばかり。

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