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● 大気汚染
『野焼き』 近年迄枝葉木は焼却処分という方法で処分されてきました。1997年末に大気汚染防止法が改正され、二酸化炭素(Co2)を大量に排出する野焼きは環境保護の点からできなくなりました。
それに伴い枝葉木のりサイクルの必要性が大きくクローズアップされてきました。
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● ダイオキシン問題
一般廃棄物である樹木剪定残材(枝葉木)も開発計画により発生すれば特別産業廃棄物になります。産業廃棄物処理施設に搬入すればダイオキシン問題がクローズアップされてきます。焼却処分では処分出来ないのです。
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●初の焼却炉撤去命令
和歌山県橋本市野の産業廃棄物処理場から高濃度のダイオキシン類が検出されて問題で、県は平成12年2月21日、新たな証左の結果、場内の土壌から1c当り最大で10万ピコグラム(ピコは1兆分の1)のダイオキシン類を検出したと発表した。国内の土壌汚染としては大阪府能勢町の豊能郡美化センターの5200万ピコグラムに次ぐ。県は今月中にも操業していたA社に対し、廃棄物処理法に基づく処置命令を出し、焼却炉撤去等を求める。ダイオキシン類の汚染を理由にした処置命令は全国初という。
また、汚染土壌の処理策について専門家でつくる県の同処理場問題の検討委員会は土で覆う「覆土案」で基本的合意していたが、今回の調査結果で抜本的な見直しを迫られそうだ。
10万ピコグラムが検出されたのは焼却炉南側の地点。10b北側に排ガス中の有毒物質を除去するために繰り返し使う「洗煙水」をためる循環水槽があることから、県は雨などで洗煙水があふれ出たのではないのかと見ている。循環水槽に沈殿した汚泥からも25万ピコグラムが検出された。
毎日新聞より
環境問題に付いて社会が厳しく対応してきている。
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● リサイクルプラン21
我が国は、社会資本整備を推進するため、平成7年度から10ヵ年に総額630兆円の公共事業を実施するとの公共基本投資計画を策定したが、先般の見直しにより、平成7年度から13ヵ年で総額約630兆円の公共事業を実施することとなった。しかしながら、都市における建築物の建て替えや住宅建設などもあり、今後とも建設投資は拡大傾向を続けるものと考えられることから、、これら建設工事に伴い発生する建設副産物も増加し、その処理はますます深刻化するものと予想され、建設副産物問題の抜本的な解決を図ることが緊急の課題となっている。
このような状況に対し、政府は
●「再生資源の利用の促進に関する法律『リサイクル法』(平成3年10月25日施行、建設省、通産省など7省庁)
●「産業廃棄物の処理に係る特定施設の整備の促進に関する法律(産業廃棄物処理特定施設整備促進法)(平成4年9月25日施行、厚生省、建設省など6省)
●「エネルギー等の使用の合理化及び再生資源の利用に関する事業活動の促進に関する臨時措置法(省エネ・リサイクル支援法)(平成5年6月25日施行、通産省、建設省等6省)
●「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)(改正)」(平成9年6月18日公布、厚生省)
等の法令を整備した。
建設省においても、これら法令の整備に合わせ、「建設副産物適正処理推進要網(平成5年1月12日付け事務次官通達、平成10年12月1日改正)を定め、建設工事における副産物対策の基準を示した。
また、工事発注者、工事請負業者及び処理業者が一体となって建設副産物対策を総合的に推進するため、平成6年4月12日にリサイクルプラン21(建設副産物対策行動計画)策定するなど、各種の対策を展開している。
さらに、平成8年11月20日の建設リサイクル推進懇談会提言『建設リサイクル推進の在り方について』を踏まえ、建設リサイクル推進計画‘97(平成9年10月7日付け事務次官通達)により各種の対策を具体化することとしている。
今後、これらの対策を踏まえ、建設工事の関係者が、各々の立場で建設副産物対策に創意と工夫をこらして努力していくことが求められている。
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● 枝葉木リサイクルの現状
枝葉木のリサイクル活用は現在では世界で広く行われています。中でも枝葉木のチップ加工は堆肥化やマルチング材、クッション材として利用されています。
又、紙の原料としてのチップ材の利用は環境保護に大きく役立っております。
新しいものとしては工場発電の燃料や薫製づくりのチップとしての利用などがあります。
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● リサイクルチップ材の利用状況
日本造園連合組合のアンケート結果(平成11年末)によるとチップ処理をされた枝葉木は堆肥化が58.5%、マルチング材が27.7%と全体の約8割以上を占めております。
その他では、炭化が10.2%、その他が3.6%などです。
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● 今後の枝葉木管理
公共工事に伴う発生枝葉木の管理は重要な課題となってくると思われる。リサイクル処理の重要性がクローズアップされてきている現状からもさらなる効果的な利用が不可欠になるだろう。
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● 官民一体でのリサイクル推進
リサイクルを効率良く行うには官公庁と民間企業との連携が大きなポイントになってくる。

問題点−1 発注時の数量把握が難しい チップ処理後は容易である。
問題点ー2 処理施設への搬入規制がある 時間・規則等
問題点ー3 チップ材の有効利用が難しい 活用が少ない
利点ー1 発注時の処理コストがかからない
利点ー2 一定量にての工事発注ができる (数量確認後に発注できる)
利点ー3 リサイクル運動の推進 環境に優しい町づくり
枝葉木のりサイクル活用についての提案