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‘死夜悪祭’一週間前〜街角にて〜
『‘遺恨円舞音頭’の中止に なったげなぞぉ』
「なしてぇ(何で)?..あらぁ馬鹿ばいなぁ‘トリ’ば中止してどがんすっとかっ!」
『おいは毎年楽しみにしとったってなぁ..腹ん立つぅ』
「だぁいたい‘茸屋’上がりん者に議長の務まっわけなかっさ!」
『んーさっ‘就任式’ん時も、ヘラヘラしとったしなぁ..ヤル気んいっちょん伝わって来んやったばい』
「のぅ?“死夜楠”に投票しとけばどがんやったじゃろぅかい(どうだっただろう)?」
『そうなぁ 横着っかったばってん少しは街ん事ば考えとったぞなぁ』
「あん馬鹿よっかぁ(より)ましぞぉ」
『“死夜楠”もなぁまちった(もう少し)ましか演説ばしぃわえんかったとやろかぁ(できなかったのだろうか)?』
「どうやいろぅなぁ(どうだろうか)あいも変わっとったもんのぉ」
『そうさなぁ落選して泣きよったっちゅー ぞぉ』
「おぅおぅおいはなっあっが(あいつが)泣きよったとば見たっぞ!」
『見たってやぁっ?!』
「おぅっ!ほんなもんぞぉっ!(本当だぞ)おっが(俺が)じろじろ 見よったれば睨みつけてきたけんなぁ..」
『睨みつけてきたっやぁっ?よっぽど悔しかったっじゃろぅのぅ』
「そうばってん選挙に落ちてそげん‘泣く’人間なぁおらんぞぉ」
『“死夜楠”の泣きよっとばわぁがぁ(お前が)見たっじゃろもんっ!..やっぱそがんとも一人はおっとたいなぁ』
「そんだけやる気はあったっちゃろぅだい」
『意地んなって選挙運動しよったもんなぁ..そいはそぅとわりゃ(お前は)睨まれたっちゅーたろぉがぁ?』
「そいけん、どがんてぇ(だから何だ)?」
『わいの事けん何かしでかしちゃおらんとかぁ(しでかしてないか)?』
「おぅおぅ!あん時ぁ 清春ん真似(?)して逃げてやったっぞっ!腹かいて追っかけて来っかて思ぅた」
『清春ん真似(?!)ばやぁ!わいは相変わらず何か、せじゃぁ(しないと)気ん済まんとなぁ』
「あたんまえたいぇ!ばってんえらい意地んなった顔ぉしとったぞぉっ」
『そりゃ、そぅやろぅだいっおいもそん顔ば見たかったばい』
「いがぁんごとぇ(子供 のように)泣きながら何やぃろ(何か)おめきよったばい。そいけん逃ぐっときぁおいも必死んなって逃げたっぞぉ」
『あがんたぁ(あんなのは)意地んなったらばたぐるぅたごと(≒無茶苦茶に/≒錯乱状態みたいに)なっけんなぃ!』
〜四話完〜
次回新展開!!
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