三 嶺 (さんれい、みうね) 1893m
三嶺周辺概念図、登山案内     Top

 三嶺は、高知県と徳島県にまたがる剣山国定公園の西端に位置し、四国で最も自然が豊かな山域とされています。
 三嶺から西熊山、オカメ岩、天狗峠を経て天狗塚に至る約6kmのなだらかな尾根には、1994年に国の天然記念物に指定された「ミヤマクマザサとコメツツジの群落」がひろがり、春夏秋冬、装いを凝らします。(このページに掲載した写真は、04年、05年の豪雨被害やニホンジカによる食害のため、変貌している部分があります)

当然ながら見る位置により姿が変わります
(左から西熊山より、カヤハゲより、三嶺避難小屋より)
西熊山、天狗塚方面 三嶺避難小屋方面 西熊山から見る雪の三嶺

フスベヨリ谷登山道
 光石登山口から50分ほどの「八丁避難小屋」の前を右に下ると、登山道はフスベヨリ谷に沿って進みます。一帯には、モミ、ツガ、ヒメシャラ、サワグルミ、トチノキ等の自然林が、深山幽谷の美を織りなしています。
また、尾根近くの水場にはお花畑があり、疲れた登山者の目を楽しませてくれます。
 ”04年の大雨による土石流で、登山道周辺の景観は一変しました”
 下の写真は、04年以前のフスベヨリ谷です
山頂直下のお花畑 上流域のカツラ大木 中流域の景観

カンカケ谷登山道
 八丁避難小屋の右のコースを登ると、登山道はやがてカンカケ谷に沿って進みます。フスベヨリ谷とはやや趣が異なりますが、こちらも美しい自然林の登山道です。
尾根付近のミツバツツジ 中流域の紅葉 下流域の景観

さおりが原
 四季やさしい「さおりが原」は、山地にはめずらしく5haほどのなだらかな自然林で、その昔には「駐車場」の計画があり、三嶺を守る会などの反対運動で中止されて保護されています。
 土地の古くからの名前は「ヌル谷のナロ」とされていますが、守る会の会員達が「さおりが原」と呼び始め、すっかり定着しました。
さおりが原中心部、右はイヌザクラの巨木 さおりが原上部

 フスベヨリ谷で大規模な土石流発生・・・04年
 04年8月から9月にかけての集中豪雨により、三嶺から約800m西の稜線付近から土砂崩壊が始まり、土石流となってフスベヨリ谷を下り、約2km下流まで両岸を削り土砂や流木が堆積しました。
カヤハゲから見る土石流跡 フスベヨリ谷上流域 フスベヨリ谷下流域

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