オカメ岩のトイレ問題 (更新 09/3.28)  Top  

08年〜汚物減量化の取り組み
 最近のオカメ岩避難小屋
 09年3月23日
トイレを点検、微生物の効果良好
1箱(300g)を投入
 08年10月高知県環境共生課が汚物処理微生物(商品名PAQOO、1年分10箱)を購入、3箱投入。守る会へ以降の投入を依頼
{参考:(有)上田微生物 http://www.gensukekin.com/

04年汚物減量化の取り組み
 昨年に引き続き「ウエタドロン」10Lを県環境保全課が購入、主に当会が投入しました。

*投入日と投入量
 1回 03/10.25   1L
 2   04/ 3.27   2L
 3       4.11   1L(山の会 あらぐさ 投入)
 4       5.3    1L( 同 上 )
 5       5.30   1L(清掃登山)
 6       7.2    1L
 7       8.10   1L
 8       9.12   1L
 9       9.26   1L(環境保全課 日田さん投入)
*最近の状況

 トイレは比較的綺麗に使用されている。汚物の量は、ほぼ昨年に同じ。
04/8.10 04/9.25

03/9.11 県環境保全課に提出した報告書(概要)
   オカメ岩小屋トイレの汚物減量化の試み
   高知県環境保全課/協力:三嶺を守る会  
1 目 的
 三嶺周辺への登山者の増加に伴い、オカメ岩避難小屋の利用者も増加(年間1000人利用・日帰り含む、推定)している。また、小屋のトイレにより環境汚染が進むとの指摘もあり、当面汚物の分解を早めて減量化の方法を試行する。

2 トイレの構造等
 くみ取り式、便器 大2、小1個
 コンクリート便槽(3.5m×1m×深さ2m、砕石・木炭敷き詰め1m、底抜き)

3 使用薬剤/ウエタドロン(トイレの汚物を分解する有用微生物群)
  製造所/(有)上田微生物 高知県須崎市

4 期間/平成14年9月〜平成15年8月
*02年9月4日 高知県環境保全課から三嶺を守る会へ10Lを提供
*投入日と投入量(冬季は、微生物の活動が弱まるため投入しない)
 1回 02/ 9.12(木)  2L(使用済み紙類の持ち帰りを促す掲示)
 2  02/10.14(日)  1L
 3  02/11. 9(土)  1L
 4  03/ 4. 9(水)  1L
 5  03/ 5.24(土)  2L(清掃登山、トイレ大掃除、窓を一部開放)
 6  03/ 6.30(月)  1L
 7  03/ 8. 5(火)  2L(分解されていない汚物が多く、2Lを投入)
    以上合計10L投入、毎回トイレ掃除を行う
 最終調査/03年8月22日(金)、最近の状況を撮影

5 所 見(久川)
 昨年9月から7回にわたり、合計10Lの薬剤(ウエタドロン)を投入した。汚物の量は、この1年間増減を繰り返しながら、8月22日現在では昨年9月末と同程度と推察される。
 便槽内には、紙類、生理用品等の分解されない汚物が多いのでくみ出しが必要。同時に、山のトイレの利用方法について、登山者の認識を変える取り組みが欲しい。
 便槽内に厚く敷き詰められた採石、木炭等はくみ取りの障害になるが、これの効用について検証が必要ではないか。
 トイレを清潔に維持するためには、月1−2回程度の清掃が必要である。利用者の善意に頼るだけでは不十分であるので、管理者(県)としての対応が必要である。

 02/12.23(日)
 トイレの利用マナーを促す張り紙が、掲示されていました(会員の家族が作成したとのこと)

*登山者自身が三嶺を汚している
*使用済み紙類の持ち帰りを・・・!
  と、呼びかけています

 02/11.9(土) 微生物 1L 投入
 02/10.14(日)
 便槽内部の写真を撮影し、微生物 1L 投入
*上部に紙類、ゴミ類が目立つ。
*屎尿の分解が進み、分解されないゴミが浮き出たものと見られる。
*水分は、上部には見えない。
便槽内部021014
 02/7.2(月) 高知県環境保全課と面談の際で、オカメ岩避難小屋のトイレの汚物減量化について、守る会から微生物の利用を提案しました。その後県は、須崎市の会社が開発した微生物を試用してみたいと、1年分を購入し、守る会に協力の要請がありました。
 事務局では、9月12日(木)、製品をオカメ岩小屋に荷揚げし、2Lを投入し、便槽内部の写真を撮影しました。今後、11月までと、3月からの毎月1Lを投入し、その効果を確かめるために協力しています。

(なお、この微生物は零度以下での保存はやや困難のため、3月に再度荷揚げすることにしています。)
微生物の荷揚げ 微生物の投入 ビニール類が投棄された便槽内部
微生物の荷揚げ 微生物の投入 ビニール類が投棄された便槽

 現在、床から汚物の上面まで約1.2mで、建設当時と比較して、極端に汚物が増えているようには見えませんが、便槽内には生理用品やチッシュペーパーの袋などが多く見られます。汚物の減量化のため、当面使用済みのペーパーや不燃物の持ち帰りの徹底が望まれます。
 また、夏場はハエが多く発生することがありますが、ハエは、汚物の減量化に協力してくれています。北側の小窓は常時開放して、ハエが自由に出入りできるようにしてください。(張り紙しています)

 なお、暫定的にトイレ内部と避難小屋入り口に右のような掲示をしました。

  いつもきれいにご利用を
      ありがとうございます。
 自然環境を汚染する山小屋のトイレのあり方が、全国的な課題となっています。
 ここオカメ岩避難小屋のトイレは、ボランティアのご協力により毎月「微生物」を投入して、汚物の分解を早め、減量化を試みています。
 使用済みの紙は、分解の妨げになりますので、お持ち帰りください。また、生理用品やビニール類を落とさないように、ご注意ください。
 一人ひとりが、山のマナーを守り、美しい自然を大切にしましょう。

2002年9月
高知県環境保全課
三嶺を守る会

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