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◇◇◇「投票させて!」大宜味村村長への手紙◇◇◇
大宜味住民投票村民の会より 大宜味住民投票村民の会は大宜味を愛さする会とは別の組織です。
平成15年7月7日
大 宜 味 村 長
島 袋 義 久 殿
大宜味住民投票村民の会
代表 名 嘉 供 正
住民投票実施についての要請
セミの鳴き声も一段と賑やかになり夏本番です。 日夜の村政へのご尽力、ご苦労様です。 私達村民有志は、塩屋湾外海埋立について住民投票条例制定のための署名収集を行い、 条例制定に必要な数55名の8倍に当たる457名の署名が有効と 村選挙管理委員会から認められました。 収集の際に、村内を可能な限り戸別に訪ね、直接様々な意見を聞くことが出来ました。 度重なる変更のため、多くの村民は正確な埋立予定地がわからず面積の大きさに 驚くことが多かった点と、施設については殆んどが理解していない点がまず印象的でした。 また「住民投票は賛成だが署名すると他人に知られる」といって、 署名数の倍以上の方が署名できなかったこともお伝えしたいと思います。 近年の不況下で、「ダム建設で得た売却金は介護保険や教育資金、 新規事業への助成など直接個人へ還元して欲しい」と生活の厳しさを訴える 意見も多くありました。村職員関係者の中には、「最初からもう決まったことなので 施設内容について検討するようにと言われ、意見を言うことが出来なかった」 と苦しい胸の内を吐露した人達もいました。 「埋め立ては賛成だが、よくわからない事が多いので村民が納得の上で行うべきだ」 との意見もありました。 これまでの大宜味村では自分の考えや意見を言うことが非常に困難でした。 村の大事なことが論議されず、一部の人だけでいつのまにか決まっていることに 疑問を感じた多くの村民が、「村民の一人一人が主人公・公正で公平な村づくり」 を公約に掲げた島袋村長に村の将来の舵取りを託したのです。 今回、住民投票実現に向けての行動を起こすことができたことや、 困難な状況の中で450名以上もの署名者がいたのは、村の民主的な方向性を 打ち出し村民の思いを共有してくださる新村長誕生の結果であると確信しております。 このような公約を掲げた村長にもかかわらず、6月議会において 「数回の説明会開催や各種団体の推進があり住民合意を得られている」 と前村長と同じ答弁をされたことは、大変残念でなりません。 なぜなら、議会のたびに事業担当者は答えに窮し休会を繰り返しています。 最後の住民説明会おいても同様で、代わっていつも答弁するのはダム建設の 事業者である沖縄総合事務局から村に出向している担当者であることは衆知の事実です。 長年、村に在住し村の実状を知る担当者が口ごもるのは、計画内容があまりにも 非現実的だからではないでしょうか。議員の誰一人として計画通りの完成を 考えていない状況で、村民の合意形成を得たとするにはあまりにも無理があると言わざるを得ません。 また多くの村民は、各種団体が各々の組織内で必ずしも埋め立て推進の決議を したものでないと認識しております。このことは、止むに止まれず勇気をもって 署名をした457名を詳細にご確認いただければ明白です。 このたびの住民投票実施の要請は、村のこれまでの一方的な事業の進め方が問われているものです。 村長はマスコミに対し署名数の重さを発言され、6月議会においても 条例制定本請求時に考慮すると答弁されています。村長が選挙公約で示した 村政に対する基本的な考えは、村民が地方自治法の下で希望している住民投票を 実現させることと同じ方向ではないでしょうか。村民の自力で芽生えた民主的な芽を摘み取ることなく、 未来に大きく成長させて下さる村長の良識と英断を信じたいと思います。 大宜味村の開かれた村作りの第一歩として、是非とも住民投票を実施し、 住民参加の道を開いて下さいますよう心からお願いします。
以上
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