都市に緑を残すには

講師 浅羽よこはま里山研究所理事

浅羽さんは元市の緑政局の職員で、「柴・長浜 緑を育む会」の立ち上げに指導をしていただいた方です。
横浜市全体の緑の構想と、今までの経験による緑の保全活動と、現在居住している港北ニュータウンと並木の団地との比較をお話しいただいた。



ヨコハマの緑の量の移り変わり 凡例/緑:田畑・山林等 赤:都市化したところ
1960年

1970年

1980年

1990年


この分布をみればこの30年間に横浜が急激に都市化したことが分かります。
残された緑を守るために1998年横浜市はエコアップマスタープランを作成し、緑の7大拠点の位置づけを行いました。
金沢区では小柴・富岡、円海山周辺の2カ所があります。

港北ニュータウンと並木の比較
左は港北ニュータウンのグリーンマトッリクスです。

・二つとも横浜市6大事業の一つ

・規模 並木111ha緑地率16.8% 港北173ha緑地率13%で規模としてはそれほど違わない

・緑の配置の相違

◇ 港北ニュータウンはグリーンマトッリクスという、緑地を緑道でつなぐ考えがはっきりしている。
◇ 並木は緑のネットワークが明確でなく、住宅街と産業団地で分断されている。

・昼の気持ちの良い空間も夜は怖い。並木と同じ。

・育った緑を巡り、緑の環境を守りたい人と日照阻害のため伐採すべき意見が対立している。

・巨木のままでいいのか、枝を剪定して電信柱のようにしてよいのか、選択が必要。

・緑に対するアンケートとの結果は緑に接する建物は関心が強いが、そうでない建物は無関心

講師の関わった事例の紹介

講師から手がけた様々な事例の紹介がありましたが、手元にある2点紹介します。参加者で講師の話をエッセイ風にまとめたい、という方がおられますのでその時に他の事例もご紹介出来ると思います。


上の写真は上水道を暗渠にして遊歩道に改良し、のり地の桜並木を生かしたケースです。
右の写真は枝が張りだして剪定された松の例です。植物の育つ環境で運不運があるようです。


まとめ

都市の緑は放置していては、環境が悪くなるだけで、手入れをして質的な向上を図ることが必要です。行政で管理できる範囲は限界がありますので、 「柴・長浜 緑を育む会」のような市民参加による緑の保全活動が必要です。


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