モノサシトンボ Copera annulata (Selys)

広島県呉市郷原町黒瀬川 2000年6月16日
| 成虫の時期 | 5〜10月 |
| 生息地 | 平地や丘陵地の池や沼,湿地,社寺の池 |
| 分布 | 北海道,本州,四国,九州 |
| 広島県の分布 | 全域に広く分布 |
| 大きさ | 41〜50o |
| 特徴 | 腹部の各節に斑紋がある。 中・後ろ足の先が白く,少し広がる |
| 越冬形態 | 幼虫 |
| 産卵形態 | 雄と雌が連結して,水面付近の植物の組織内に 産卵する |
イトトンボの仲間では,クロイトトンボとともに最も普通に見ることができる種で,いろいろな水環境によく適応して,繁栄している種である。腹部背面の黒帯が,各節で一定の間隔に淡色で切断され,それが物差しの目盛りのように見える。雌は次種・グンバイトンボとよく似ているので,同定には注意を要するが,基本的には同定に困るような種ではない。
本種の生息地を頭に浮かべると,溜め池であったり,渓流であったり,流れの緩やかな河川であったりと,いろいろな水環境で発生している。とにかく大きいイトトンボを見たら,まず本種と疑ってかかった方がいいほど,初夏から夏にかけては普通に見ることができる種である。もちろん広島県でも島嶼部から中国山地まで,広い範囲に普通に分布している。