会の目的と活動

■科学的裏づけのある知識の普及

 群馬県環境保全活動団体に登録するとき、設立目的の欄に「不確実な情報が飛び交う環境問題について、科学的裏付けを基盤とした知識を日常生活に取り入れていくこと」と書きました。
 登録するために慌てて作ったものですが、近頃、この目的が実に適切であったと、感じています。

■例会は隔週水曜日

 私たちの会は平成8年9月11日にできました。原則として、毎月第二、第四水曜日の午前中に会を開いています。例会には毎回数名しか集まらないこともあります。会則はありません。
 このところ、岩波新書の「ダイオキシン」を読み合っていますが、いつも脱線しているので、なかなか読み終わりません。

■見学会も

 本を読んで勉強ばかりしていると、会員さんの集まりも悪くなるので、最近は時々、見学会も入れています。イベントの時だけ声をかけて、という会員さんもいます。参加していると癒される、という会員さんもいます。

 ということで、県の環境保全活動団体に登録はしていても、実際に環境保全にどのくらいの貢献度があるかというと、全くないに等しいくらいです。

■科学的知識の大切さ

 2002年6月26日付の朝日新聞科学欄に、食品の安全性について、消費者の不安を無用にあおる最近の傾向に対する実践女子大の教授の、次のような意見が出ていました。

 食品の安全性については、毒性と量を問題とすべきである。国際的な委員会では問題がない、とされている添加物が多く、日本では国際的な委員会に即しているので、申請してもそれほど費用はかからないで許可されるような添加物ばかりであった。消費者が無用に不安になるほどのものではない。

 科学的な観点からの論議がきちんとしないでおいて、消費者を無用に不安にさせていることが多い、と思います。

 さらに教授は、中学校の家庭科での着色料の有無の確認実験を取り上げ、

 染色されていない毛糸に色が付くことによって、だから着色料は体に良くない
 と結論している手法を批判し、これではいけない、正しい知識を与える学校教育になるよう希望する、と書いています。

 環境を考える会としては、正しい科学知識の大切さを教える、このような報道が一般人へ流される必要性を改めて感じました。