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「給食=牛乳?」
−学校給食に関していえば、二つの大きな問題がある。一番大きな問題はパン食が導入されてしまったこと。もう一つは牛乳。「給食=牛乳」まずここを変えていくと給食全体が健全な内容になっていくはずです。ここでは牛乳を中心とした動物性食品の過剰摂取についてお話しましょう。
なぜこのような事態になってしまったのか・・。少し話をさかのぼると、昭和20年(1945年)日本は戦争に負けている。アメリカは欧米化をすすめた。昭和20年から27年まで、GHQによって日本文化の欧米化が進められ、それが見事に功を奏してしまう。
かつての優れた日本の食文化が、その7年間にガタガタ崩れてしまった。ポイントはパンと牛乳なんです。そのころアメリカには小麦と牛乳がふんだんに余っていて、それを世界各国に売り込んでいた。その際、占領下の日本がもっともいい標的にされた。「ごはんをたべると頭が悪くなる」「ごはんは美容に良くない」など当時さかんに学者をはじめとする識者が宣伝した。全く根拠のない理由によって米食が小麦に変えられていった。それまでは魚を主体としたごくわずかな動物食だった日本に牛乳や卵、肉が入った。「大きいことはいいことだ。タンパク質が足りないよ。」と欧米食を普及させていった。
これは占領下にあった昭和27年までは仕方のないことだったとしても、問題はそれ以降の厚生省、農水省、文部省の姿勢なんです。政治家達はそういうものがいかに経済的な利潤を生み出すかということを知ってしまった。そのために元の優れた伝統食文化に戻すどころか、アメリカが呆れるほどに、欧米化の道を歩み始めてしまう。それがいまの学校給食にはっきりとあらわれている。つまり、日本文化の欧米化が今日のアレルギー性疾患や生活習慣病、心の面のかたより、以前には考えられなかったような犯罪や異常行動の原因になっている
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いざとなったら大事な物はわかる。家族が病気になったらおかゆ、重い病気になったらおもゆ、「赤ちゃんにもどれ、です。胃を切った人の食事はいったん赤ちゃんにもどれ、おっぱいからやり直し。人生やり直しです。点滴−おもゆ−おかゆ−ごはん、ここらで退院。病気になった、地震にあった、子供の遠足、となればみんな同じ選択をする。こどもの成長にとって必要な物は水とデンプンで6割はとれます。おかずが3割。野菜、海草、いも、豆類などいろいろあるけど、しょせんは水とデンプンをいかにしっかり食べさせるかで6割は決まる。 

−つづき−

牛乳のこと