高舘景観問題資料集1 高舘景観問題資料集2
北上川上流改修一関遊水地事業・一般国道4号平泉バイパス事業の整備促進を要望
北上川流域に位置する平泉町は、古来より北上川の水害に悩まされ続けてきました。現在、国の手で実施されている治水事業は、これら水害から地域住民の生命と財産及び文化遺産を守るとともに、近年、渋滞化の著しい国道4号の改善を図り、安全で快適な生活環境を実現するために計画されたもので、平泉バイパスと一体となった平泉上流堤防及び衣川堤防の一刻も早い事業完成が地域住民の切なる願いであります。
平泉町では、北上川上流改修一関遊水地事業の促進及び一般国道4号平泉バイパス事業の整備促進を事業実施主体である国土交通省に要望することとしているものです。
要望日程
・平成13年5月21日(月)岩手工事事務所(盛岡市)
・平成13年5月29日(火)東北地方整備局(仙台市)
・平成13年6月 7日(木)国土交通省、県選出国会議員等(東京都)
要望参加者
平泉町長、
平泉町議会議長、
副議長、
北上川治水・平泉バイパス調査特別委員長、
産業建設常任委員長、 総務常任委員長、教育民生常任委員長
(岩手工事事務所、東北地方整備局については、町議会議員全員)
●北上川上流改修一関遊水地事業の促進についての要望
要 旨
治水事業は、水害から地域住民の生命と財産を守り、活力ある経済社会と安全で快適な生活環境を実現するため、緊急かつ計画的に実施されるべきものであります。 特にも、大規模治水事業及び総合的な治水対策等を強力かつ積極的に推進し、下記事業等の実現について要望します。
要望事項
1.平成14年度治水事業費の大幅増額と一関遊水地事業の一層の促進
2.平泉バイパスと一体となった平泉上流堤防及び衣川堤防の早期完成
3.JR衣川橋梁及び国道4号衣川橋架替工事の早期着工
4.JR第3太田川橋梁改築工事の早期完成
5.国道4号太田川橋架替工事の早期完成
6.小堤築堤工事の早期着工
7.水辺プラザ整備事業の促進
理 由
北上川上流改修一関遊水地事業は。昭和47年の計画発表以来、事業が着々と促進しています。 特にも、国道4号平泉バイパスと兼用になる部分の一部供用や柳之御所資料館の開館、平泉排水機場の竣工及び太田川堤防、平泉上流堤防、衣川右岸堤防などが進む遊水地事業への地域住民の期待と関心はさらに一層高まってきております。
●一般国道4号平泉バイパス事業の整備促進についての要望
要 旨
重要な社会資本である道路整備は、地域産業の振興、生活の向上など諸施策の基本となるものであり、今後の地域の活性化と豊かな生活の実現を図るためには、道路整備は重要かつ緊急の課題であります。
つきましては、地域における道路整備の重要性を深く認識され、道路整備予算獲得のため強力に働きかけていきます。
要望事項
1.新道路整備五年計画の推進と平成14年度道路事業予算の大幅な増額
2.道路特定財源制度の堅持
3.国道4号平泉バイパス事業の促進
4.国道4号アメニティ道路事業の促進
理 由
一般国道4号は、地域においても物流、経済の主軸である幹線であるとともに、当町においても、名刹「中尊寺」、特別史跡「毛越寺」、柳之御所遺跡など、数多くの史跡、文化財等が随所にみられる広域観光ルートの一翼を担っている路線であります。
しかしながら、近年における自動車の交通の増大と車両の大型化により、交通混雑、沿道の環境悪化など顕著になってきています。とりわけ観光シーズン等には交通量が、平常時の1.3〜1.5倍に増加し、交通渋滞を引き起こしています。
しかし、平成11年11月には地域住民の長年の願いでありました平泉バイパスが一部供用開始となり、バイパス事業の促進を核に、一般国道4号平泉アメニティ道路事業により歩行者に優しい道づくり、それに関連して町内の市街地の道路環境整備のため、古都平泉を探索するウォーキング・トレイル事業、その他関連する県道及び町道整備も計画的に推進しております。
あわせて、当町を訪れる観光客が落ち着いて平泉文化にふれられる道と、関連する「道の駅」等の整備が必要です。
参考資料13
記者発表
平成13年6月22日 15時
岩手工事事務所
平泉・高館環境検討委員会の開催について
平成12年11月に、「平泉末期に奥州平泉で、藤原氏四代にわたる約100年間の間に、藤原氏一族が都の文化を受容しつつ、独自に発展させた仏教寺院・浄土庭園などの華麗な黄金文化の遺跡群であり、我が国の古代から中世への過渡期における地方文化の中で傑出した事例」として「平泉の文化遺産」が世界文化遺産暫定リストに登録されたことにより、平泉の町づくりがより一層注目されることとなりました。
一方、平泉町は北上川の氾濫により幾度となく洪水被害に悩まされており、昭和22年、23年に来襲した大洪水では、未曾有の大水害に見舞われています。また、平泉町の中心部を通る一般国道4号は、近年の自動車交通の増大と車両の大型化により、交通混雑、沿道環境の悪化を招き、歩行者、自転車の安全が損なわれています。そのため、水害の早期解消はもとより、人々の生活を支え地域づくりを支援する事業としての一関遊水地事業及び交通渋滞を解消し、円滑な道路交通と交通安全を確保し、主要幹線道路としての機能回復を図るべく、平泉バイパスの整備を現在進めています。平泉堤防及び平泉バイパス計画は平成4年12月、発掘調査中の遺跡が吾妻鏡に記載されている平泉館(柳之御所)であるという平泉遺跡群発掘調査指導委員会の答申を受け、平成7年3月に平泉バイパスルートの都市計画変更、同年7月に北上川上流河川改修計画変更(一関遊水地計画)を行い現在に至っているところであり、変更にあたっては周辺地域の自然や地形への影響を最小限にするため、堤防と道路を兼用することで、できるだけ施設の規模を小さくした最も効率的・効果的な構造にしています。今後、平泉堤防及び平泉バイパス事業を進めるにあたって、世界文化遺産の登録に向けた平泉の町づくりという視点に立ち、今まで以上に景観を含めた環境面に対して配慮していくための課題・問題及び対応策について意見をいただき、できるだけ事業に反映させるべく、学識経験者、地域住民からなる「平泉・高館環境検討委員会」を開催いたします。委員会は公開の予定(委員会で決定)ですが、今回は会場のスペース等の関係から報道機関の方のみにさせていただきます。
開催日時 平成13年6月26日(火)13時〜16時
開催場所 平泉町役場
現地視察 役場出発 13時〜13時45分
委員会 役場会議室14時〜16時
6月22日
委員 氏名 所属役職 備考
1 岩淵恵美子 女性団体 つばさの会
2 岩淵勝治郎 平泉バイパス事業促進期成同盟会 会長
3 岩淵照美 平泉町遊水池対策地権者会 会長
4 遠藤セツ子 平泉メビウスの会事務局
5 小野泰正 岩手大学名誉教授 理学博士
6 小野寺亀一 漁業監視員
7 小野寺弘之 平泉文化会議所 所長
8 金丸義一 A&A調査研究所 所長
9 佐々木邦世 中尊寺執事長
10 篠原修 東京大学工学部 土木工学科教授 同委員会委員長
11 菅原亀悦 岩手大学名誉教授 理学博士
12 関宮治良 平泉商工会 事務局長
13 高橋幸喜 岩手県建築士会一関支部 事務局長
14 千葉庄悦 平泉観光協会 副会長
15 藤里明久 毛越寺執事長
16 三好京三 作家
17 八重樫忠郎 平泉教育委員会文化センター文化財調査員
オブザーバー
1 天野光一 日本大学理学部 社会交通工学科教授
2 佐藤宏明 東北地方整備局 岩手工事事務所 所長
3 竹内重蔵 岩手県 県土整備局 部長
4 合田武 岩手県教育委員会 教育長
5 千葉和夫 平泉町 町長
合計 22人
(国土交通省 岩手工事事務所 記者発表参照)
2000.10.20
2001.7.30管理 Hsato