Blind Spots in direction of the wind
風向の死角
風下?風上?
臭気の発生源を特定する上で重要なのは風向です。
工場側の主張によると、臭気の苦情があっても、風向を測定すると、
殆ど、工場からの煙とは関係がなく、工場が原因だとは決して
断定できないそうです。
住民から上がっている苦情は全てその工場の臭いを指摘しているですが。
工場の敷地境界風下で臭気濃度に異常値が検出された後も、謝るどころか、
臭気で苦情を言うのは、おかど違いだ、と言わんばかりに、以前と同様、
風向を持ち出し、自信満々に反駁してきます。
では、現地の環境写真を見てみましょう。
◎ True Color (24ビット) 以上の設定でご覧下さい。
この風向きは、どちらでしょう?
煙は上空で左方に拡がっています。
工場側が風向を測定している地点は、
画面左方へ300メートルは離れています。
そこは、当方の住居から200メートル以上離れており、
高度も異なります。高度も位置も異なる所で測定した
風向を全て一律に当てはめることは適切でしょうか?
風向きはどちらでしょう?工場の風向計は画面左方200メートル以上
先です。
この風向きはどちらでしょう?低い所と高い所で?
右端の煙は上空で左手に拡がっています。
冷えた煙は、どこに降りるのでしょう?
工場側が行う風向測定地は、画面左方から100メートル以上
先であり、その周辺からは煙が出ていません。
この風向はどちらでしょう?
左の煙は右に伸び、右の煙は左に伸び、上空では左方に流れています。
風向測定地は画面左方100メートルは先です。
当地の年間風向を工場の幹部に尋ねた時、最初は、次のような説明が
ありました。
海の方に開けた扇状地のような地形であり、海からの風と、山からの風と、
回る風とがあって複雑だと。そして棒で3つの風向を描きました。
その時、並み居る他の幹部達の誰もがそれを否定しませんでした。
しかし、その後、工場側に都合が悪くなるにつれて、回る風という発言は
消え、複雑だとの発言も消え、二度と言わなくなりました。
そして、工場事務所の屋上で測定した風向を楯にして、
たとえ臭気の苦情があっても、殆ど風向きが異なっており、工場からの
風向きではないから工場からの臭いだとは言えないと言い続けて
きました。
つまり、とんでもない言いがかりだ、と言わんばかりの強気です。
関西水俣病判決では、行政は工場側の言うことを鵜呑みにしていた、
と指摘しています。
当地でも、風向など様々な面で、自治体も保健所も工場側の言うことを
鵜呑みにするだけで、裏付けを取らず、公平さは保たれていません。
保健所は、本当に保健を司る所でしょうか?
それとも、不当な権力を保権する恐怖と怠慢な機関でしょうか?
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