Blind Spots in holidays

            休日の死角
              ある御高説?

環境写真について、農薬会社の職員から、ご教示がありました。
曇りの日だから、煙が多く見えるに過ぎない、とのことです。

夏の快晴でも同じように煙は出ているけれど、気象条件により、
人間の目には見えないだけ、つまり、冬の寒い日に吐く息は見えますが、
夏に吐く息は見えない、それと同じ、ということのようです。
その人の説明に従えば、湿気の多い曇り空の寒い時に撮らなければ
煙の実像は判らない、ということになります。

農薬会社の職員だけあって、煙の写真は珍しいことではなく、
わざわざ騒ぎ立てるほどのことではないと確信しておられます。
何の不思議もない当然の事、という感覚が農薬会社職員の共通感覚なら、
なかなか汚染が改善されないのも無理はありません。

保健所の環境課職員も、天候による見え方の違いだと言っており、
現地で裏付けを取らないまま思い込む程度でしかなく、こちらの苦痛が
伝わるすべもありません。隣の隣町から、ちょこっと来て何がわかるので
しょう? では、2001年2月と3月の環境写真をご紹介します。
◎ True Color (24ビット) 以上の設定でご覧下さい。








 






左端の煙突は、保健所の環境担当者が、「今の火力発電所は安全だから
排ガス測定の必要はない」と太鼓判を押した火力発電所の煙突です。
それほど安全なら、何故一番高い煙突にする必要があるのでしょう?

夏には気温が上がり、煙ははるかに上昇します。つまり遠方まで拡散される
ということでしょう。

ただ、私達は、気象条件による煙の見え方で困っているのではありません。
実際の刺激臭で困っています。
そして、保健所や環境センターが来る日には、風下であっても、煙と臭気が、
異様に少ないことに疑問を抱いています。

同じ天候でも、とりわけ休日、深夜、早朝にひどくなることに疑問を抱いて
います。工場側は、決してそんな操業操作は無いと断言し続けていますが。
裏付けデータは決して見せませんし保健所も確認しません。そのうち、
うやむやになれば、工場も安泰、保健所も自治体も安泰、だれもその責任を
問われずに済む、という算段にしか見えません。

煙の見え方の違いがどうであろうと、現状では、まだまだ困る状況です。
平日であっても。
生産量は膨大であり、排ガス処理設備が追いついていないようです。

ちなみに、これらの写真は全て、休日の撮影です。早朝明るくなりかけた
時と、夕方暗くなる前です。人々が寝静まった頃には、更にひどくなります。
知らぬが仏と言えるでしょうか?

金曜の夕方から月曜の朝にかけて、そして祭日前から祭日後も同様、
とりわけひどくなります。
そのようなことは一切あり得ないし、できないコンピューター制御システムだ
と言う工場側は、そのデータを見せることもなく、保健所も自治体も確認し
ません。


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