6/16 sun. 那須 [ 自分の車のうしろのシート
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「い、今、何て言いましたか?・・・あきたって言いませんでしたか?・・・ふぅ、言ってしまいましたね・・・それを言っちゃあお終いですよ、食べ歩きは」
宇都宮餃子ツアー第2弾、2件目5種類目でのエンドーさんの一言だった。「どう?」
と僕が聞いたら 「飽きた」 だって。そんなの俺だって飽きてるんだよ!俺なんて10件目だぞ!・・・と、言いたいところだが、彼女らが、速攻ネを上げるのは、まったく僕の計算通りだった。彼女らとは、いつもお昼ご飯を一緒に買いに言っている仲である。どれくらい食えるかなどお見通しだし、そうでなければ、トランクに人数分のタオルなど入っているはずがない。***久しぶりの那須湯元だった。1件見学で2件の温泉をはしごした。日頃の喧噪がお湯に溶けて、心がリセットされていく・・・気分良く酔っぱらってしまった僕は、ハタさんに運転をお願いした。ノリノリでハンドルを引き受けてくれるハタさん。僕は自分の車のリアシートで、靴を脱いで、飛ぶ車窓の景色を眺めていた。火照った体はアルコールのせいなのか、アルカリ泉のせいなのか。前席の女の子達の会話(上司の悪口)が、68000キロ走ったHDエンジンの雑音に途切れ途切れになっていく。***目を覚ますと宇都宮の市街だった。よほど温泉が効いたのか、彼女たちはゴキゲンだ。結局僕は13件の餃子を完食した。 |