7/11 thu. 彩湖公園 [ ビバ!増水 ]

見る見るうちに水位が上がる彩湖(バッタ)公園の入り口だった。公園内の増水チェックに僕が水たまりを渡ったときは、水没している車止めの上を通って、くるぶし上10センチくらいの水位だったのが、ほんの10数分後には、膝下にまで増水していた。***台風が過ぎ去れば、川の水位は下がるものだと思っていたが、それは小さな支流の話で、全ての支流と地下水が流れ込む大流(荒川など)は、一過に水位のピークを向かえるのだと知った。***公園内駐車場に閉じこめられた何台かのクルマが対岸で困り果てていた。水中でエンコしてしまったトヨタカムリの惨状と(写真左のクルマ)、そのカムリを水中から押し出したヤジウマの 「無理だって、やめとけって」 と言うアドバイスに、誰もがダイブをすることをためらっている様子だった。しかし、そうしている間にも水位は上がる。凄い勢いで水位は上がる。***網を持っておじさんがやってきた。「魚ならここにいっぱいいますよ」 と僕は教えてあげた。しかしおじさんは 「水位を計りに来ただけだ、魚なんてとんねーよ」 と笑う。おじさんは、そのままじゃばじゃば水の中へ進んでいって、一番深そうなところで網を突き刺しご満悦。おじさんが増水クラブのメンバーであることは間違いなかった。***1台の車が、躊躇するクルマの隙間を抜けて、水の中へとダイビングした。「あ〜あ・・」 という、取り返しの付かないような落胆の声がヤジウマから上がった。クルマはトヨタのウインダムだ。船のようになったウインダムに、僕も明らかな 「絶望」 を感じた。が、ウインダムは見事、水たまりを泳ぎ切った。***さらに水位は上がり、昼過ぎまもなく、彩湖公園とアキガセは入り口のゲートを閉めた。水位は上がり続け、夕方には、河川敷全体がコーヒー牛乳に呑み込まれたようになった。あの時、ウインダムに小さな拍手を送っていた、クルマのオーナー達の現状がとても気になる。

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