7/15 mon.大宮 [ エスカレーターのルール ]
もともとせっかちな性格の僕は、急いだりすることをなるべくしないようにしている。「焦るこじきはもらいが少ない」 ではないが、せかせか動き回っていると、なんとなくビンボ臭いような気がするからだ。だから第二球場に行くのはイヤになった。あそこは急いで席を確保しないと、まともに野球を見ることが出来なくなる。たかが野球を見るだけなのに、席の奪い合いなど出来る物か。今期の後期日程を見て、僕は相当がっかりした。

考え事をしながら、僕は電車から吐き出される雑踏の思うがままになっていた。ふと気が付くと、エスカレーターの空洞が僕の前に突き抜けていた。しまったと思った。僕は知らずのうちに流され、エスカレーターの右側に流れ着いてしまったのだ。***急ぐ用事は何もない。しかし、後からせき込むようなプレッシャー。

右側は急ぐ人の為に開けるもの、というのはいつから決まったルールなのだろうか。まったく合理的であり、その事について異議など何一思いあたらないのだが、うかつに入り込んでしまった時の情けなさは確実に存在する。

情けない中、写真など撮っているんだけどね。

Back