4/19 fri. 北与野 [ 目の前でネコが車にひかれるということ ]

突然、ヘッドライトの右側から白いネコが飛び出してきた。息を飲む間もない、ブレーキを踏めという指令すら脳から出ないほどのタイミングだった。しかし、右側のヘッドライトから始まったドラマであり、すでにこのネコは、僕の運転する車の両輪をスルーしている。 ひっ!っと思ったときにはセンターラインを超えて、右側の歩道へと走り抜けたいた・・・はずだったが、対向車とすれ違いざまに聞こえた 「ホゴキョッ!」 という柔らか硬いものを踏み砕くようなイヤな音が、駆け抜けたはずのネコが対向車にひかれたことを刹那に教えてくれた。反射的にルームミラーに目をやると、後続車両に照らし出されたネコが、変わり果てた姿でくるくる回るシルエットが衝撃的に映っている。一瞬にして吹き出した感情が、2度3度とハンドルを叩きつけた。バカネコが!戻りやがった!・・・あの勢いでは、後続車両に止めを刺されたかもしれない。***仕事の後、浦和の焼鳥屋で友人と会う約束があった。急いで取引先の所へ行って、急いで戻らなければならないのに、帰路にこの旧中山道は使えなくなってしまった。白いネコの変わり果てた姿を見てしまったら今日1日おしまいだ。仕方なく、渋滞覚悟で17号を使って帰ったが、悲しいくらいに空いていた。

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