さて、庭の技術について知っていただきましょう
庭に関係する技術は簡単に言って、設計・施工・管理があります。庭をデザインし、設計をする。その設計にそって庭を実際に作ることが施工。さらに出来上がった庭を美しく保ち、あるいは改善を加えるのが管理です。
それらを一人でこなすタイプと複数に分担するタイプがいるのは他の業種と同様です。しかしながらそれらの行程には一貫した理念が必用なのは言うまでもありません。そうでなければ、木が生えているだけの庭、刈ってあるだけの植木の出来上がりです。このことから、道路樹専門の技術者。葉がり専門、庭木専門の3種類の庭師がいるとも言えます。
まずは剪定についてお話しましょう。これは植木を美しく保つ代表的な作業です。葉がりとも呼ばれますが、しかし葉がりと剪定はイコールではないです。葉がりとは、大きなハサミで形を整える技術。剪定は枝を透かし、枝と姿を整える技術です。
私の剪定理念には、斉一、帰一、遠心の3理念があり、樹木の美を陰陽8種類に分類して、作業します。
これは、あくまでも私の流儀ですから、職人により異なります。詳しくは後々語るとしまして、植物の8種の美を3理念に照らし、庭の調和を作り出そうとするのが剪定です。
ただ枝葉をきるだけでは、やっつけ仕事にすぎません。
理念と技術
実際の技術
剪定 広葉樹
落葉樹ー枝と枝先に要点が置かれます。透かし がメイン。
常緑樹ー刈り込みや透かしと言われる技術が使わ れます。
針葉樹
松ー松の技術は特殊です。春の芽摘み。冬の古 葉のもみです。
道路樹と庭園樹木の剪定方法は、異なりますので要注意