ともやの『季節』
 
 
 日本の首都、東京は 地球の上で 北緯35度41分に位置する。
 季節の移り変わりを 肌で感じることが出来、そして 
とてもすごしやすい 数少ない国の1つなのではないだろうか。
 
 確かに常夏の国に憧れないわけではない。特に冬など・・・・・・。
 しかしやはり、四季を感じることが出来る場所に生まれ、
そして住んでいると言う事は、とても素敵なことだと思う。
 
 
 春には桜が咲き誇り、厳しい寒さから解放されて 
身も心も軽くなる。動物たちは冬眠から目覚め 
春の柔らかな日射しを 全身に浴びる。
 
 夏は山が緑に輝き、うだるような暑さ。 
海水浴にかき氷に花火。夏の暑さから気を
紛らわせるために考えられた 様々な遊び。
 
 秋になると 勉強の秋にスポーツの秋。そして 食欲の秋。 
赤黄色に衣更えを済ませた山の中で 動物達は実りの秋を享受し、
冬ごもりの支度を整える。
 
 冬。空から舞い降りてくる雪。 身を切る様な風の冷たさ。 
凛とした空気の中を昇り行く朝日。 自分以外の
生き物の暖かさを 一番感じ取れる季節。
 
 
 夏には半袖のシャツを来て、冬には暖かい長袖の物を。
 
 しかし最近、夏の暑さ 冬の寒さなどの 季節らしい季節を
余り感じなくなっているのではないだろうか。
 過度な冷房や暖房のお陰で、夏には上着を持ち歩き 
冬のコートの下は半袖だ。
 
 
 それに 食べ物に旬がなくなった。
 
 
 春に桜を見終わった後は サクランボ。
 夏は海辺でスイカ割り。
 秋は クリ、ナシ、カキにブドウ
 冬はミカン、ハッサクそして 鏡餅に乗せるダイダイ。
 
 春の魚は サワラ(鰆) で
 夏は スルメイカ をあぶって一杯
 秋刀魚は サンマ だし
 冬は アンコウ鍋 で暖まる。
 
 
 果物や魚はまだ 辛うじて残っているようだが、
野菜はほとんど 年中見かけられる。 
 
 
 春のタマネギ、キャベツにミツバ。
 夏のトマト、レタス、キュウリ そして ジャガイモ。
 秋のシイタケ、サツマイモ、ニンジン。
 冬のダイコン、ホウレンソウ、レンコン。
 
 
 旬の食べ物は、ハウス栽培や養殖物などより 
栄養も豊富で  脂ものっている。
 
 せっかく食べるのだから、育つべくして育った物を
収穫し 食べたいと思いませんか。
 それが出回る季節を心待ちにし、食べられる喜びを 
もっと有り難く感じられるようになりたいですね。
 
 そして、昔は食べることが出来なかった時期に
食べられる喜びも 養って行きたい。
 
 この 飽食の季節を・・・・。
 

 
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