
亜熱帯地域土壌(修復)と循環型農業
農業は人類が生存して行く為の糧であります。地球温暖化・砂漠の拡大・飢餓地帯をどのように修復するのかは農業以外の原因が多く無国境としての取り組みは非現実的であります。先進国においては、化学肥料・汚染物質などによる主要作物の収穫減少がこの20から30年の間に深刻さを増しているのが現状です。表題にもあります循環型農業を世界中の国々が自給自足という形で農業に取り組んで行く事を推進したいと思っております。その初期の鉄イオンを応用した農業テスト地をフィリピン共和国のボホール島に選択致しております。「ボホール島を小宇宙と仮定した」循環型農業を目指しております。そして、その作物から分離して得られる機能性分子食品までを全て自然界の生体の分子機能を尊重・遵守・育成によって行おうとする試みです。この鉄イオンの原料は、地球全体の土壌暦と土壌分布による特定の表層土壌からの採取によって行われます。特に亜熱帯地域土壌の場合は、風化作用が酸化状態で進行するためFe2+からFe3+と酸化され、水酸化物を形成した土壌であります。そして、雨季乾季による有機物含量が少なく土壌肥沃度の観点からは、問題土壌とされます。研究所の循環型農業とは、その肥沃度の少ない丘陵地帯を表層土壌改良と水分吸収度の高い作物を植え付ける事により環境修復して行く方法を循環型として行っております。
画像(1)

画像(2)

画像(1)は、亜熱帯特有の風化作用。
画像に(2)は、丘陵地域の改善方法の一例です。
固結化した表層土を鉱物溶出し堆肥・腐植化させて植林・食物栽培する事により水源の確保をして行く方法です。当然ですが地球全体の土壌面積の溶出可能な適応地と不可の地域が出てきますがその溶出液の溶出量から微量元素と言う形で希釈率10,000倍は、充分他の不可の地域土壌を改善できうる量であると考えます。
循環型農業の簡易工程
固結化土壌→溶出→希釈応用(堆肥製造)→表層土へ戻す・混合(腐植形成)→栽培・植林→残廃(堆肥製造)という工程で循環させて行く方法。