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私の日記です

==旅==

平成15年5月3日〜8月6・7日〜10月11日(水)上高地のボランティア活動。

――上高地パークボランティア研修の思い出――
上高地パークボランティアに研修生として今年度の集中活動時3回参加した。貴重な体験を得られたこと。そして、環境省の方々・自然公園管理財団や上高地ビジターセンターの方々・上高地活動ステーションの方々・河童の会の先輩PVの方々に、ご指導戴いたことを感謝申し上げます。
第1回目は5月3日憲法記念日。新緑の中に梓川のケショウヤナギの赤実がかった新芽が美しかった。終日S氏と共に、河童橋・田代橋から帝国ホテル方面ヘの遊歩道や木桟橋の除雪作業をした。
朝はツルハシが必要な状況であったが、昼には解けた雪や水が跳ね返るため、散策する来訪者が通行しやすいように除雪活動に力が入った。


写真左はH15年5月3日この時期の穂高連峰や岳沢ほ残雪で真っ白だ。
右は、除雪作業が一段落し、上高地ビジターセンターに戻った面々。一汗流し爽快な顔顔・・・。

第2回目は8月6〜7日の夏の最盛期であった。
8月6日午前中は環境省主催の自然公園クリーンデイに参加した。ゴミ袋とはさみを持参し、PV先輩H氏と河童橋から大正池まで。ゴミは菓子包み・・など少々であった。普段からの清掃活動がいきとどいているようで気持ちか良かった。
午後は先輩H氏との明神方面ガイドウオーク。徳島県から来たという2人を案内した。小梨平13時の出発。周辺のシラカンバ・ダケカンバの違いについての話。清水川の飲料水のこと。綺麗に咲きだしたヤマトリカブトのこと。ムシカリの木の話。メタカラコウ・ヤマゼリ・シナノザサのこと。清水川の取水口。中古成層の風穴。樹林帯の中の倒木更新のこと等。上高地の自然について案内し15時明神館経由奥穂高神社奥宮で解散。
8月7日午前中は上高地VCのT氏PV先輩U氏と河童橋から田代橋・大正池まで自然研究路へ旅館周りでウークガイドである。河童橋8時20分出発、各ホテルを回ったが参加者は村営ホテルの2名のみであった。六百山の材木六百石の話。又、六百山の雪渓を見る。堤防の下には各種の花々が植栽されていて目を奪うが、ハマナスが植わっているのはまずいことを話す。クガイソウ・ミヤマニワトコの赤実。ゲンノショウコの赤花と白花を観察しながら梓川の左岸の木道を行く。ここではウラジロモミ・ムシカリ、足元にはウツボグサ・オーバセンキュウなど観察した。又、マガモの♀が見られたので、本来シベリヤに帰る鳥だが、餌をやると帰らなくなったり、鳥が成人病(糖尿や内臓病)になって飛べなくなってしまうという問題もあることを話す。クマイザサ(シナノザサ)は冬だけ隈取が出来る話をしているうちに梓川から来た道と合流し田代池に向かう。田代湿原はアブラカヤ・ハンノキが見られ、その周辺にはモウセンゴケ・トモエソウ・タマガワホトトギス等があり、参加者と共に観察し11時大正池に到着し解散となった。参加者は少なかったが上高地の自然をゆっくり観察出来て大変良かったと喜ばれ嬉しかった。


写真左はH15年8月7日田代池周辺の明るい湿地に咲くトモエソウ。
右は、針葉樹林帯の臨床に咲くタマガワホトトギス。

8月7日午後は、参加者4人で上高地VCのPV先輩H氏に従い河童橋から梓川左岸周りで明神 館までのウーガイドである。VC前展示の2代目のカラマツ製河童橋の説明。小梨平由来のズミノキはリンゴの木の台木であったこと。清水川周辺ではシシウド・クルマバナ・ヤマトリカブトなど沢山の花を観察した。清水川が湧水で飲料水であること。清水川の対岸には風穴があること。そしてシャクナゲ・コウモリソウなど沢山の植物が観察された。人間のエゴにより虐げられたといわれる天然カラマツの大木。又、シナノキ・イチイの大木など観察し、六百沢付近の扇状地と土石流あたりで、森林再生には400年が必要であること。パイオニア植物はヤナギ類・ハンノキであることなどを話し明神館経由明神池に15時着。解散となった。
第3回目は10月11日の秋の紅葉シーズン最盛期であった。終日交通調査であった。環境省から委託された交通調査会社の3名とPVの先輩1名と計5名で、上高地バスターミナル駐車場に入場する観光バスの車番・車種・観光ツア名を記録し、上高地の最盛期の交通状況の実態を把握しようとするもの。午前10時には上高地駐車場は約60台で満車となり、入場待ちする観光バスよって県道上高地公園線24号は駐車場と化し約3km先の大正池ホテル辺りまで続いていた。その1台1台を追って記録して歩き午後2時ごろに大正池ホテルのバス停についた。この日は約260台で観光バスで東北や中国地方の車番も確認された。大変貴重な体験で上高地の最盛期の交通実態が頭に焼き付いた。(了)

写真左はH15年10月10日16時ごろの上高地バスターミナルの駐車と明神岳。
右は、翌日11日13時ごろ、その3km手前の大正池ホテル前バス停付近に停車して、
バスターミナルに向かうべく入場待ちする観光バス。

                 平成15年10月22日記。




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