線香花火は地味のせいか子供達にはあんまり人気がない。 あの小さな花火に火をつけて開くまでじっと待っているほど気は長くなかった。 だから、しばしばぱっぱっと開く前に揺らして火の玉を落としてしまい、ついには二つも三つも一緒に火をつけてしまったりしたものである。 年をとってから、この花火が好きになるのは単に懐かしいからなのだろうか。
高原の湿地にたくさん咲いているこの花、じつに線香花火に似ていると思いませんか。
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