枝の先にぶら下がっている黄緑色の袋がある。 きれいな袋である。 袋は「かます」の形をしているから「やまかます」という。 ウスタビガの繭である。
ウスタビガは「薄足袋蛾」と書かれたり「薄手火蛾」と書かれたりする。 繭は足袋のようでもあるし、手提灯のようでもある。 どちらにしてもいい名前だ。 このきみどりいろの繭は天蚕のようなみどりいろの絹がとれないだろうか。
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