更新日2001年5月1日

読書のページ

平成11年春、釧路へ転勤したが、その勤務先の隣が本屋であったため
暇つぶしや気分転換で行っていたが、この時、ちょいと真面目に小説でも読んでみよう
と改めて考えてから読んだ本の感想です
(ところでこの本屋と我が勤務先は立ち退きにあって、今は利用できないのです)

最初に読み始めた本(改めて読み出してから)

タイトル 作者 出版社 私評
ゲルマニウムの夜 花村萬月 文藝春秋 芥川賞を受賞したからと選んでみたが結局何を感じたのか
よく覚えていない
修道院、教護院といった閉鎖社会、隠微な雰囲気を感じただけ
小説ってやはりわかりにくい表現が評価されるのかな

ミステリー小説(順不同)
気楽に読むにはまずこの辺から

タイトル 作者 出版社 私評
てのひらの闇 藤原伊織 文藝春秋 小説とは偶然性がつきもの
しかし日常からは予想できない登場人物の関係が
後半から思わぬ展開へと結びつくところからのめり込んでしまう
テロリストのパラソル 藤原伊織 講談社文庫 ハードボイルドと分類分けされるようです
学生時代、学生闘争に参加していた主人公が今や中年
バーテンダー、しかしこの主人公渋く、冴え渡るところが魅力的
ホワイトアウト 真保裕一 新潮文庫 最高におもしろかった、巨大ダムの中でもがく、また雪原を
さまようなど、想像力が膨らむ、そして無意味な結末・・・
そのあと映画も観たが、全然、小説にかなわない
だいたいダムに向かう女役が松嶋奈々子ではイメージが
きれいすぎる
永遠の仔 天童荒太 幻冬舎 疲れた。主人公3人の養護施設時代と17年後の現在が
入れ替わり話が展開されるので、それぞれの主人公への
感情移入も入れ替わり、途中で読み終える時の後味の悪さ
が疲れる、しかし恐ろしいぐらいに引き込まれる
心室細動 結城五郎 文藝春秋 サスペンス物は最後の1ページにおちがあると、読んでる途中
で、結末を急ぐあまり、ちょっと最後のページを見たくなるとき
つい、見てしまって、結末がわかったショックは大きい
ところで、女性にやさしくしないと足元すくわれる的内容でした
ストロボ 真保裕一 新潮倶楽部 サスペンスではなくて、ヒューマン小説と呼ぶべきものか
一主人公の世代ごとによって体験した出来事をエッセイのように
表現しているところ、気楽に読めます
火車 宮部みゆき 双葉社 ミステリー小説では高順位に評価されているので一度は
読まないと、というわけで初めて宮部みゆき、読みました
ミステリーってそんなバカな、と思うような偶然性ってありますが、
この本たまたまのっとった相手が後から自己破産していた、
とわかった以外は現実性あり、追い込まれた上での計画性あり
「週刊新潮」ばりの主人公のその後について知りたくなりますね
理由 宮部みゆき 朝日新聞社 裁判所の競売物件を勉強するにはいいですね
インタビュー形式なので疑って読む内容ではないが
登場人物の紹介が中味濃く、多少話からそれることもあるが
なんか「永遠の仔」の展開みたい
悪意 東野圭吾 講談社文庫 NHKドラマシリーズで放送していたのをたまたまちょっと見たこと
があったが、その時にも妙な印象に残ってました
たまたま本屋に並んでいたので買ったが、記録です、文庫本1冊
4時間で読んだの初めて
でもって、内容は、とにかく頭のいい人が悪意をもつことは底知
れぬものがあること、最後の最後まで予想外の展開、
才能のない自分としては、死期がはっきりしたらこんな気持ちも
わからないでもない
柔らかな頬 桐野夏生 講談社 ミチルの幼稚園のバザーで200円で買った本
以前、直木賞を取ったのは知っていたが、テーマには関心なかったけど
ときどきの登場人物のストーリとは関係ない状況や回想が興味をそそる
そして、望む結末が見つからないショック...

企業小説

企業小説は読み続けるとだいたいパターンがわかるからといって飽きるものでもない
営業やっている私からすると、言葉使いや腹の中で隠しておく事や、社交辞令などおおいに勉強になります
タイトル 作者 出版社 私評
派閥渦紋 清水一行 光文社文庫 親族企業の跡取争奪には母親やクラブのママなどいろいろからみますね
初版が1999年だったのに1984年の書き下ろしだとあとでわかった
時代が今とは全然違うので、あまり現実感が感じ取れない
首魁の宴 高杉良 講談社文庫 この経済誌主幹、傲慢なやり方で権力を維持するけど、これが政財界の
腐敗と呼ぶものか
高杉良は初めて読むが、案外読みやすかった
小説
消費者金融
高杉良 講談社文庫 なんだかうさんくさそうな人がたが登場する小説かな、と思いきや
サラ金イメージから脱却した社会的使命感をもちだした経営者の話
どこの会社かな、武富士かな、以外や消費者金融への理解が深まった
小説
巨大証券
高杉良 講談社文庫 これは野村證券の巨大さに挑む、中堅証券マンの話
株取引や金融、証券の位置付けはあんまり関わり無い身分なので
わかりにくかったが、これは参考になりますね

 

 

エッセイ物

タイトル 作者 出版社 私評
どうころんでも社会科 清水義範 講談社 雑学には私向き、幻の昆布ロードなどはロマンを感じる
そして、シリーズで読む事になってしまった
もっとどうころんでも社会科 清水義範 講談社 ん〜〜1年前の読んだはずが、あまり印象に残っていない
でもおもしろかっただよね、再読しますか
おもしろくても理科 清水義範 講談社 同上
でも、社会と理科が融合されたエッセイで、理科といえども
人口の爆発や地球の成り立ちなどユニークな解釈でした
もっとおもしろくても理科 清水義範 講談社 同上
ビックバンを疑う、は私も少年の時から謎に思っていた
ことでした
       
       

現在、読書中および計画中作品
古本屋で300円で入手した浅田次郎の「鉄道員」
鈴木光司の「リング」は100ページまで読んで吐き気をモヨオシタので中断中
(もしも最後までよんだら命奪われるのではないか不安なのです)
「模倣犯」は早く古本屋に登場しないかな

もしかしたらいよいよ読みためている人生指南物がでてくるかも
(チーズのなんとかは読んでないよ)

そして、教養をつけるために学習中の英語に関するものも予定しています

 

ところで、私の本の選択には、「本のページ」をおおいに参考にさせてもらっています
横川さん、今後も参考にさせてもらいます
横川さんの「本のページ」はこちらhttp://www.asahi-net.or.jp/%7Euv8h-ykgw/index.htm

まだ続くけど次回に更新

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