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梅田貨物駅移転、明確に反対の候補が市長選挙に立候補!
〜山口候補に勝手に連帯。市民の声、有権者の思いを示そう〜 |
2002年12月24日、吹田市議会議員の山口克也氏が、来春行なわれる吹田市長選挙に立候補する意思を表明しました。吹田市役所で行なわれた記者会見に詰めかけた支持者は50名を越え、記者クラブに入りきれない市民が廊下にあふれる事態となりました。会見で山口議員は「現市政は大企業中心で、開発優先。私は市民の立場に立って環境を守りたい」とキッパリ宣言。「梅田貨物駅の吹田への移転」「万博美術館・エキスポホール解体」「ゴミ焼却場建設」「マンション開発」などで、市民の声を聞こうとしない現市長の姿勢を鋭く批判、今回の市長選挙は「開発か、環境保全か」がキーワードであり、なによりも市民のくらしと福祉、健康を大切にしていきたいと決意を表明。以下、記者会見の要旨を紹介します。
本当に必要なのか「大型焼却炉」
Q 「現市政を改善したい」と言うが、具体的には?
山口 大きく4点ある。1つ目は「ゴミ焼却場の建替え問題」。現市長は「450トン以上の大きな焼却場は作らない」という立場だった。しかし、あっさりとその公約を脱ぎ捨て、600トンもの大型焼却炉の案を突然持ち出した。535億円もの巨額な予算を計上するが、本当にそんなお金が必要なのか?焼却炉の値段は(M造船の談合疑惑も報道されているが)法外に高いのではないか?吹田市も財政危機である。535億円の予算は福祉や教育に回すべきではないか。
Q では焼却炉は現状で良いということか?
山口 少なくとも緊急建替えの必要はないと考えている。600トンもの大型を建てるより、ゴミの減量が先だろう。とりわけ事業系ゴミ。市民のみなさんは努力して一般ゴミを5種に分別されているが、事業系は20%しか分別していない。事業所を指導して、ここを分別回収することが先だろう。ゴミ焼却炉の建替えについて「検討委員会を作って市民意見を聞く」としているが、肝心のゴミ処理量の予想や、焼却炉の老朽化度などは検討課題となっておらず、「市民意見を聞きたい」というのはポーズだけか、という疑問もある。
梅田貨物の受け入れはキッパリ反対
Q 梅田貨物駅の受け入れには反対なのか?
山口 吹田市として受け入れは不可能だ、と考える。市民世論は反対で高まっているし、梅田を吹田へ移転させるメリットが少ないと思う。梅田の地価が暴落し、国鉄債務の返還にもならない。貨物輸送にとって便利な梅田から、わざわざ不便な吹田へ移すことが、良いとは思えない。市民に会おうともせず、公聴会にも参加しない現市長では、計画がそのまま進行してしまうのではないか。
Q 受け入れ前提で話が進んでいるが?
山口 受け入れなくてもいいような状況を作り出すのが、吹田市長の責務だと思っている。
Q 5者協定を見なおすのか?
山口 その前提となるJRの計画を見なおしたい。そのために関係部局と話し合いを始めたい。
Q 梅田の土地が二束三文になったこと、市民世論が高まったこと、この2点が見なおしの理由か?
山口 環境の問題が大きい。なぜわざわざトラックが遠回りするのか。環境に良い貨物輸送を守る立場からも移転に反対だ。これは吹田の地域エゴではなく、地球環境から考えてのことだ。
Q 市会議員はいつ辞職するのか?
山口 3月議会も議員として奮闘し、市長選に立候補した時点で自動失職、という形をとりたい。
無党派で立候補
Q 政党の公認は?
山口 全ての市民の、「環境を守りたい」「福祉を守りたい」などの活動に支えられて立候補したいので、無党派で出馬するつもりだ。
Q 全くの無所属か?
山口 政策で一致点の多い共産党が支持する可能性はあるが、それは共産党が決め
ることだ。政党の推薦をいただかないのは、自分自身の主義を曲げたくないからだ。支持していただける政党があれば、それは歓迎したい。
Q 出馬はいつ頃から決意したのか?
山口 昨年(2001年)12月、現市長が焼却炉の問題で、従来とは違う主張を始めたのがキッカケだ。その後、議会で考えを変えるよう質問を続けたが、誠意は感じられなかった。「これは選挙で変えなければならない」と感じたのが2002年4月。しかし、「私が…」という点では悩みぬいた。焼却場、貨物駅、万博の保存と、それぞれの問題で「大企業対市民」という図式になる。開発中心の現市長ではダメだと感じた。
市民の声を聞かず、開発優先の現市政を変えたい
Q 吹田市は市民の声を聞いていない、ということか?
山口 そうだ。「市民の声を聞きたい」というポーズは取るが、結局は「大きなお金が動く問題」では、市民の声は届いてないのではないか。阪口市政の四年間で、マンションなどただの1件も開発物件は止まっていない。自治会とも会おうとしないその姿勢が問題だと思う。「開発か環境保全か」。これをキーワードにして、多くの市民のみなさんと吹田市の未来を取り戻す闘いを繰り広げたいと思っている。
記者会見でのやりとりは以上です。会見には、地元江坂地域の方々、万博保存を訴える若者たち、弱いものいじめの福祉切捨てに反対する人々、そして当会の世話人などが傍聴。「熱気にあふれた」会見でした。
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市役所抗議集会に150人の市民が参加。
市役所ホールがプラカードで埋まる
「どうして市長は私たちと面談してくれないのか」。その姿勢に批判続出 |
さる12月12日「公害道路いらない、梅田貨物駅移転反対吹田市民連絡会」が、吹田市役所で緊急抗議集会を行いました。11月から12月にかけて合計3回開かれた公聴会に阪口善雄吹田市長が参加しなかったことに対する抗議集会で、地域自治会を中心とした150人の市民で市役所玄関ホールが一杯になりました。
エッ?公聴会当日に城崎で宴会?
吹田市が主催し、合計3回行なわれた「公聴会」は、梅田貨物駅が吹田へ移転されることの是非を問うものでした。吹田市や摂津市、淀川・東淀川区などの街づくりや環境など重大な問題であるにもかかわらず、主催責任者である阪口善雄吹田市長が3回とも欠席。その理由は「所用のため」とするものの、吹田市ホームページの市長行動報告を見れば、同日同時刻の「行動」として、「グラウンドゴルフ総会出席」「兵庫県城崎町で懇親」「音楽コンクール表彰式」とあり、「一生懸命地域の環境問題を語り合っている時に、市長は城崎温泉で宴会か!」という住民の怒りの声が高まっていました。
この間、「市民連絡会」が再三再四面会を求めているにもかかわらず、全て「所用のため」と面会を拒否し、かつ、自身が主催者である全ての「公聴会」に欠席した阪口吹田市長に対して、33におよぶ自治会、12の住民団体らが「緊急!梅田貨物駅移転反対市民集会」を開催。平日の午前9時という集まりにくい時間帯であるのもかかわらず、150人の市民が参加、地域自治会の名前を書いたプラカードや「貨物駅移転反対」と大書された横断幕を掲げて市長室へ抗議申し入れを行いました。
市にとって大問題なのに…
市民連絡会代表の小西和人氏(週刊釣りサンデー会長)らが「市長に面談を申し入れたい」と要望したが、応対した市長室担当者は「予約されてない方とはお会いできない」の一点張り。小西代表は「私と魚釣りの話はするのに(笑)、この問題では常に雲隠れする。そんな政治姿勢では市民に不安の募らせるだけだ」と語り、「吹田市にとって大問題なのに市長が市民の声を聞かないのはおかしい。来春の市長選挙で態度を問いたい」と決意を表明。
12日はおりしも吹田市議会の開催日。「市長も、市議会議員も住民の声をよく聞くように」「公害道路を許したら次の選挙が怖いで」などの声が市庁舎にこだましていました。
速報!
1月7日朝日放送で貨物駅反対の市民の声が放送予定。夕方の「ニュースゆう」という番組です。梅田北ヤードをどうするか、という特集です。ぜひご覧ください。
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