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<はじめに>
2月7日午前10時より吹田市役所4階にて今期最後の吹操跡地対策特別委員会が開催されました。傍聴希望者は15人にも関わらず、委員会は傍聴の制限を加え6人しか認めませんでした。抗議をした上で抽選にて6人が傍聴しました。以下は私が傍聴で筆記したものです、従って必ずしも正確ではありません。市役所から正式な議事録が出されるのは3ヵ月ほどかかりますので、速記した内容をここに発表します。
(文責・世話人中矢)
まず最初に理事者である阪口市長より挨拶がありました。
市長 意見書と説明会及び審査会等を踏まえて市長として意見を述べていきます。大阪市への残り2分の1問題で公団からの報告がありました。私は基本協定に基づき北大阪の発展を視野に取り組んでいきます。委員の御議論をよろしくお願いいたします。
理事者側からの資料説明
1.公聴会開催結果報告書
11月28日、29日、12月1日3カ所にて開催
出席者、公団2名、JR貨物1名、吹田市3名
公述人61名、傍聴人384人、合計445人
(報告書は76ページあり公述人全員の発言が掲載されています)
2-1.2分の1の移転先及び測量等の公団からの回答書
<昨年12月に市長が公団のボーリング調査等の延期を申し入れたものに対する公団側の回答書で、あくまでボーリング等をやらしてもらいたいとの文書>
2-2.この間の経過報告
企画部より操車場以外の鉄建公団が所有する土地問題について報告がありました。
豊津は入札された。山手、片山、千里第2の3カ所は留保されている。
続いて環境部よりアセスの経過報告がありました。
JR鉄建公団による説明会11回822名参加・・・報告書は5月30日
意見書11014通・・・・・・4月14日送付
見解書 8月26日
公聴会11月28日〜 ・・・・61名公述、384名参加
審査会11月25日 ・・・・次回は2月27日
都市整備部より資料説明がありました。
2-1は1月7日公団支社長よりの回答文。
経過は11月21日の特別委員会で測量・調査は必要と考えたが当委員会で2分の1の情報もなく議会・市民の理解は難しい等で12月、市は申し入れた。今回公団の回答は2分の1を具体的に百済・安治川を正式に表明。調査等は環境対策に必要。事業着手ではない。吹田市は必要性を理解し当委員会で了解を得たい。
<質疑応答>
神保議員
アクセス道路、環境評価等公団に対し万全の対策を期するよう1月に申し入れたが理事者側の見解を問いたい。
Q アサヒビールから穂波町まで全面地下方式にするべきではないか。
A 住民、審査会の意見を勘案しながら公団へ投げかける。
Q 貨物専用道路のトラックは排ガス規制を最新ガス基準に。
A 住民、審査会等の意見を勘案する。
Q 貨物専用道路は環境保全対策を。
A 空気浄化等検討させていきたい。
Q 環境監視協議会の設置を。
A 協議会の提案の主旨を踏まえて検討していきたい。
Q 十三高槻線から大阪市内へのグリーンベルトの設置を。
A 以前から指摘されていた、公団に要請中。
Q 自動車排ガス測定局を設置すること。
A 現在固定が4カ所、移動測定局は1カ所検討課題。
Q 残り100万トン大阪市内受け入れ先の確定を。
A 公団に逐次報告するよう要望している。百済は全面改修したら可能と回答を受けた。
大阪市と交渉を早く進めるよう要望する。
Q 安心安全、生活環境を市民共々努力するよう要望する。市長の見解を。
市長 強い要望書を出していただいた。最大限生かし万全の体制で進め努力をしたい。
梶川議員
Q 土地を購入することを市民に情報公開するべきである。情報公開以前の問題として本市の全体計画が見えない。
A 全体像は梅田貨物駅移転で変化する、将来の問題として100人委員会、都市整備で検討していく。
Q 全体計画がないから先が見えない。
村口議員
Q 1月7日の回答で市はボーリング調査を認めるのか。
A 認めるべきかどうか、委員会で論議を。
Q 2分の1の行き先を2カ所(百済・安治川)文章に入れただけで、認めるべきでない。
A 全面改修をすれば2分の1が可能と表明されたが大阪市議会の結論はまだである。
交通アクセス、改修を公団と大阪市で論議中と聞いている。
Q ボーリング以外が入っているのではないか。当初の目的から変化していないか。
A 主に7点であり、出入り口アセス、地下区間のボーリング、駅本屋、岸辺自由通路遮音壁、災害時、 測量、JR関係機関(5m以内となるため)、測量調査を詳細にしたのであって変わってない。
Q 市の申し入れから改善されていないので進めるべきでない。環境影響評価審査会の審査の現状は?
A 市長より12月に審問提出、現地を3カ所見ていただいた。2月27日部会の設置を決めていただく、資料を出す。今後の部会で審査をお願いすることになる。6ヶ月程度と考えていたがずれる可能性がある。
Q 審査会の議事録の取り方でカットすべきでない、公聴会で住民も発言、理事側の判断でカットはおかしい。
A 4回目の審査会で2分の1等の論議がされた。指摘の通り記録からもれた。今後全文を公開する。
Q 2分の1を協定が認めていると市長の発言がニュースになっている。又審査会の答申がそのまま市長の答申になっている、今回もそうなのか?。受け入れが決まっていないのだから、大きなスタンスで、受け入れ前提ではダメ。
A 基本は2分の1をベースに…、協定を守られないなら違った観点で市長、協定を前提にして、2分の1 を受け入れるとしても問題があるので、専門的意見をお願いしている。市として総合的見解も必要と考える。
山口議員
Q 市は専用道路の全面地下化が可能と考えているのか、地盤の問題等もあって難しいと聞いているが。
A 全面地下化は公団が技術的にも構造的にも難しいとしているが、再検討を申し入れている。審査会での議論がどうなるかわからないが、市としても全面地下化は技術的にも大変難しいと考えている。
Q 東京都のディーゼル車規制について、私が調べたところ、ディーゼル車のSPM排出対策の切り札であるDPF装置の開発が遅れ実質上対策は十分なされていない。2005年に厳しい規制ができても、ディーゼル車全てが環境に優しいものなるのに大変長い時間がかかる。市として、専用道路の全面地下化やディーゼル車対策などが十分になされるといった誤った情報を流さないでほしい。
A 市として検討する。
Q 吹田市への貨物駅移転を防ぐためにも、どのような貨物輸送システムをつくることが1番合理的で地球環境に優しいかという論議を公団や大阪市とするべきと市に要請しているが、市としてそのような議論をしたことがあるのか。
A 立ち話はしたことがあるが、正式にはない。
Q 大阪市の受け入れが明確でないからと、前回ボーリングを認めずに、1月7日に回答が来たから認めたというのでは、この程度の回答で2分の1を満たされるといっているようなもので、あまりに適切でない。
A 1月7日の回答が来たからの判断ではなく、当委員会のご意見で判断します。
寺尾議員
Q なぜ受けようと考えたのか
A 11月21日特別委員会での論議、11月26日市より延期申し入れ、1月7日回答
助役 11月に大きく動くと聞いたが…2駅については具体化した。7項目のうち5項目は必要と考えた。しかし当委員会で理解を得ることが必要。
Q 受ける受けないのメリット・デメリットは?
助役 観点は必要か必要でないかで判断をし、直接メリットと考えていない。
Q アセスは2分の1が前提である。百済・安治川を大阪市は考えているのか、大阪市に2分の1のボールは投げられたものは返すべきである。立ち話ではなく大阪市の吹田市から提案すべきではないか。
助役 2分の1が大前提、公団が責任を持って大阪市と交渉する事になっている。大阪府が吹田市・摂津市に責任を持っているので仲介を頼みたい。
Q 2分の1が大前提、大阪市が遅れている。吹田市としてJR、大阪府、大阪市に言ってほしい。
助役 心配いただいている。公団が処理する、行政間話し合うことは必要、ただ責任者が責任を持ってやってもらう必要がある。
Q 2分の1がすんでからボーリングをすべきだと考えます。
松本議員
Q 我々は2分の1なら結構とは思っていない。2分の1でもこれだけ反対があるのだから住民投票まで考えるべきである。11月26日市長は「容認しがたい」と発言、これは評価している。2駅の回答については何回も報道され、当委員会でも公式発言している。1月7日の回答は何ら進展していない。市長は「誠意を見せ…」といっている、回答は不誠実であり回答になっていない。慎重な判断をして禍根を残さないようにすべきである。
A 参考にしていただきながら判断をしたい。
山下議員
Q 11月26日申し入れ以降何ら進展していない、よって容認しがたい。
由上議員
Q 我々は協定を認めていない。2分の1も蹴ってもいい。全部大阪市で受けてもらってもいい。安治川からオリンピックが無くなった舞州でもいいではないか。市長は私はやるんだと選挙をやってはどうか。もう一つ、近畿コンクリートが土地を売却しようとしている。市がコントロールすべきである、吹操とリンクした町の発展を考えよ。
助役 2分の1と移転が中心、再開発で周辺を買うことを前提にしてきたが、今直ちに町づくりを議論できない。進行した時点で両方の議論が必要と考える。
Q 近コンは9月には出る。吹操はもっと先である。時期がずれてしまう、同時進行すべきである。できないなら吹操も全部やめるべきである。
A 近コン跡地は協議するとしている。現時点、財政問題等で考えはない。吹操と絡めては考えていない。
Q 近コンは開発範囲に1部かかっている、指導権を持ってやりなさいと言っている。
公団の問題は反対が強い、前に進んでほしくない。
山根議員
Q 住民の連絡会との会談で、市長の発言は問題である。協定について議会に提案されていないものである。
市長 協定は必要と考えています。議案としては提案されていません。
A 議案では提案していない、交渉して行く上で有利と情勢判断し、行政として判断した。
議案としては処理していません。
Q 勉強していただきたい。また協定直後に私(山根議員)が議会で認められないと発言している。認識されたい。
市長の最終発言
貴重なご意見をいただきました。ボーリング問題はなお2分の1が明確で無いことを踏まえ、この問題が解決されるまで延期せざるを得ないと考えています。ご理解のほどを。
*委員会委員長退任挨拶にて終了
特別委員会は以上のような内容でした。各議員さんの質問や理事者の回答について大まかな部分を紹介しました。文章の「てにをは」など正確でないと思います。あしからずご了承ください。
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