公害道路いらない、梅田貨物駅移転

反対吹田市民連絡会 ニュース      

20041月号 No26   吹田市泉町1−21−4 п@0661927033

市民・議会を無視した一方的「受け入れ表明」

 

 正月早々の1月9日、吹田市民の間に激震が走りました。阪口吹田市長が日経新聞の取材に応じ、「騒音や排ガスなど住民が懸念する環境問題への対応策が整えば、貨物駅機能の半分の吹田移転に応じていきたい。移転事業の破たんは市にマイナス」と表明。移転に反対している多くの市民にまともに会おうともせず、公聴会も欠席した市長が、マスコミにだけ「積極的に」面会し、このような「受け入れ方針」を述べること自体、市長としての資質が欠けているといわざるを得ません。

マスコミが先で、市民や議会が後?

 そもそも阪口吹田市長はどちらを向いて市政を担当されているのでしょうか?市長が市民の代表である以上、吹田市民の健康や生活を守ることが第1の職責であるはずです。まして1万1千通を超える反対意見書が出て、吹田市議会でも計画そのものに疑問を投げかける議員が多数おられるもとで、なぜ今、こんな「一方的見解」を発表されたのでしょうか?市長としての発言は極めて重いものと受け止められます。だからこそ、マスコミも大々的に報じたのでしょう。もし、阪口市長が「受け入れたい」と考えておられるのならば、マスコミで表明する前に、何よりも多くの市民・議員の前でそれを説明してから、発表するのがスジでしょう。

一体何だったのか 「市民の声を聞きたい」

 実は、周辺自治会の会長さんたちが「(市長意見書を書く前に)市長と面談したい」と申し入れたのが昨年の9月。市長からは「アセスの審査会が終わってないので、待って欲しい」という回答でした。私たちはアセスの結果が出て、市民の声も聞いて、そして慎重に市長としてのご自分の意見を述べられるものだと考え、面談できる日を、心待ちにしていたところだったのです。普段から「市民の声を聞きたい」と言う市長の発言は一体なんだったのでしょうか。

許されない「フライング」発言

 今月下旬に、市議会の委員会が開かれ、この問題を論議されるという予定です。その議会の討議を待たず、いわば「フライング」のように発言する阪口市長。これでは何のために議会があるのでしょうか。「半分なら受け入れるべきなのか」「半分でもダメだと拒否するべきなのか」このような真剣な討論を続けてきた議員さんに対しても全く失礼な「一方的発表」です。

ご自分の案に責任ある説明は可能か?

 マスコミに書かれる、ということは、それが「既成事実化する」という危険をはらんでいます。また表明では@公害道路を半地下にするAトラックには最新の排ガス装置B騒音振動を監視する地元体制、などに言及していますが、例えば「半地下工法は可能なのかどうか」「それにはいくらの工事費がかかるのか」このような質問が出てくるのは必至です。果たして、市長はそうした点を「ちゃんと検討して」答えたのでしょうか?

市長の責任を問う

 いずれにしても、市民連絡会としては@市民と会わずに、意見も聞かずに一方的にマスコミ発表したことAアセスの結果も出ていないこの時期に、あえて表明した責任Bマスコミが発表したことによる「既成事実化」に対する結果責任、などを問いたいと思っています。緊急抗議面談のような形になろうかと思いますが、みなさんのご協力をよろしくお願い致します。

 

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