公害道路いらない、梅田貨物駅移転
  反対吹田市民連絡会 ニュース      

2004.08.25発行 No32   吹田市泉町1−21−4 п@0661927033
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/7449/

どうして「全面地下化」を求めないのか
〜8月9日付けで吹田市長が意見書を提出〜

2004年8月9日付で、阪口吹田市長は「独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構」(旧鉄建公団、下機構と略)に対し、準備意見書を提出しました。市長意見書は全文7ページ70項目に及ぶもので、別に3項目にわたる要望書が添えられています。

抜本的な解決策を求めず

ここで意見書の内容を詳細に報告できる紙幅がありませんが、例えば@出入りするトラックは低公害車にすることや、A地下トンネルへのアプローチの傾斜を緩和すること、など枝葉に過ぎない「条件」をつけはているものの、公害道路の抜本的な見直しを求めているものにはなっていません。


「アサヒビールから穂波町まで地下トンネルに」(公明党)という質問に「非常に重要」(市長)と回答

本当に「吹田市を公害の街にしない」という決意があるのなら、例えば「貨物専用道路を、アサヒビールから穂波町まで全面地下とされたい」などの意見が出てもおかしくないはずです。平成15年1月24日付けで、公明党吹田市会議員団が7項目にわたる要望書を提出されています。その第1番目は「アサヒビール工場から穂波町までを全面地下トンネル道路にすること」となっています。15年3月に開かれた吹田市議会においては、前田議員(当時)の質問に対し、阪口市長は「公明党市議会議員団として鉄道公団に要望されました内容については、住民の皆様方が大変ご心配をされていることへの対応」だと受けとめ、「非常に重要な事柄であると考え、鉄道公団に対しては毅然とした態度で臨んで」いくことを回答されています。

無回答だったのに選挙で信任された?

8月6日、当会の代表と市長との懇談会の中で、市長は「(私が)選挙で信任されたことが、(移転の)住民合意をいただいたこと」という旨の発言をされました。当会の公開質問状には無回答だった市長が、「(移転は)信任された」というのもこっけいですが、百歩譲ったとしても、市長与党が求めていた「全面地下化」は、表明すべきだったでしょう。

金がないから?地下は無理? 市民の健康と金とどちらが大事か

環境アセス審査会の会議録によりますと、実は先生方も「地下化は無理なのですか」というような質問をされています。その際、吹田市側が「金さえあればできるでしょうが…。(そんなこと言い出すと)準備書の中身が抜本的に変わってくる…」というようなやり取りがあり、実質的に「地下になればどれだけの汚染が緩和されるか」などの議論はされませんでした。結果として、アセスの評価委員会の答申は、「枝葉の修正」のみとなり、その答申に基づいて市長が意見書を書くといった段取りとなり、結局、抜本的な環境・騒音対策にはならなかったのです。


市長は議会答弁を守り「高いハードル」を

15年1月〜3月という時期は、市長選挙、市議会議員選挙を控えた大事な時期でした。そんな時期に開かれた議会での市長答弁は、いわば「選挙公約」のようなものです。「鉄道公団には毅然とした態度で臨む」のであれば、「金はいくらかかっても、公団の責任で地下にせよ」くらいは言うべきところです。
もともと、ちゃんと稼動している梅田貨物駅を、無理やり吹田に持ってくるという計画です。迷惑施設を受け入れる側の吹田市長として、高いハードルを課すべきです。まして市長与党まで応援してくれているのですから、あとはどう「毅然とするか」でした。このような「ハードルの低い」意見書では、機構はすぐに「評価書」を提出してくるでしょう。

やはり最後は市民世論しかない

評価書が提出された後、44日間で、私たちは最後の「市民意見書」を書くことができます。前回は11014通の意見書が出て、ほぼ100%が「移転に反対」「公害道路作るな」でした。これこそが本当の「住民の意思」です。この秋が大きな山場となります。あきらめず、住民同士が手をつないで、前回以上の反対意見所を提出し、吹田の環境を守りましょう。

10月23日(土) 
吹田市市会議員との懇談会

 午後1時半〜 メイシアター集会室

市長意見書が提出され、いよいよアセスも大詰めを迎えています。
日ごろから私たち市民の代表として、吹田市の環境を守るために奮闘されている市議会議員さんと、懇談・交流するつどいです。 お気軽にご参加ください。

 

次回の市民連絡会定例会議は9月1日(水)午後7時〜 連絡会事務所で行います。

 

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