LOG BOOK
雨男と風女の宿霧
(フィリピン・モアルボアル)
2003年正月
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はじめに 香港へ引っ越して初めてのダイビング旅行。年末年始は日本へ戻ろうかと思ったが、 香港の冬の寒さに耐えかねて急遽、暖かい土地へ避難することにした。フィリピンは治安の面で イメージが悪いためか、航空券も2週間前にあっさりと取ることができた。ダイブスポット はいろいろ候補があったのだが、ダイビングがおもしろそうなのでモアルボアルにした。 インターネットでダイブセンターを検索し、Savedra Dive Center にお世話になることにした。 ところが、暑かったのは初日だけ。元旦から帰る日まで雨と強風! この時期は乾期で、 これほど雨が降るのは珍しいそうだ。水温は27℃前後だったが、天気が悪かったため実際 より随分、寒く感じた。海面は白波が立ち、Sunken Islandをはじめ遠くのスポットで潜ることは できなかった。ああ、運がない! ちなみにセブは中国語で「宿霧」と書くようで、雨男と風女の 宿霧だと妙に納得してしまった。 |
モアルボアル
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セブ空港からモアルボアルまで車で2時間半。途中、道はかなり混んでいる。 ダイブショップがあるパナグサマビーチはまさしくダイバーのための村で、長さ200mくらいの通りにダイブショップが 7,8軒、それに併設する宿、レストランが並んでいる。これまで訪れた場所のうち、最も素朴な で、欧米のバックパッカーが好みそうなところだった。ビーチの奥まった場所には掘っ立て小屋のような 宿があり、欧米人が多く泊まっていた。 数年前はきれいなビーチがあったが、台風で砂が運ばれてしまいビーチが消えてしまったそうだ。 砂が無くなるとはよほどひどい嵐だったのだなと思った。が、毎晩押し寄せる波を見ていたら納得。 ちょうど満月で、満潮時の波の高さはこわいほどだった。 レストランはどれも小屋のような素朴な建物だったが、味は想像に反しておいしかった。8月に行ったバリでは値段が高い ばかりで全然おいしくなかったが、ここの食事は安くておいしく大満足。ビールが20ペソ(=約60円)! 季節がら フレッシュジュースはマンゴだけで、オレンジジュースは粉末だった(30ベソ)。 レストランは数多くあったのだが、いちばん利用したのがダイブショップの前にあるサンセット・ビュー。 チャーハンやヌードルはいまひとつだったが、ピザやチキンフライがおいしかった。また、ちょっと奥まったとこ ろにあるLast Filling Stationも自家製のピタを焼いていて、昼食にはもってこいだった(ピタは60ペソくらいから)。泊まった カバナビーチ・リゾートのレストランも量は少な目だったが、カラマリやチキンなどがおいしかった。ただ、どこも注文して から料理が出てくるまで最低30分はかかるので、空腹のときはつらい。2時間以上、待った人もいたようだ。 年末年始のためか日本人の割合が非常に高かった。カバナビーチ・リゾートの宿泊客のうち、ほとんどが日本人だったし、 村全体でもゲストの7割は日本人だったのでは? どのダイビングボートにも日本人客が数人は乗っていて、特に日系の ダイブショップ、オーシャングローブには小さなボートに20人近い日本人ダイバーが乗っていた。Savedraも私たちを入れて4組 の日本人カップルがいた。 |
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