今週の池 バックナンバー(2002年10月21日)

清水公園の池(目黒区)

 クリックすると拡大画像を表示します(71KB)今日は,清水公園の池を紹介します(写真上)。庭園風の池かと思って訪れてみたこの池ですが,なんと釣り客がたくさんいるではありませんか。しかも,公園は幼稚園児から,弁当を食べるサラリーマン,談笑する老人など多くの人が集まり,世代をこえた地域の人々の憩いの場のようです。
 近くの川が流れているわけでもなければ,地下水がわき出るほどくぼ地になっているわけでもありません。おそらくもともとはこの一帯は農業地帯で,この池も農業用水池だったのでしょう。宅地開発が進んだのでこの池は公園として整備した,ということでしょうか。水は,池のほとりのポンプがあったので,地下水をくみクリックすると拡大画像を表示します(72KB)上げているんだと思います。
 1周2〜3分の小さな池ですが,池のまわりには釣りがしやすいようにベンチと手すりなんかが用意されていました。これなら小中学生でも楽しめますね。池のほとりの看板に「小中学生の夜釣りは保護者同伴のこと」なんて書いてあったので,公園の明かりで夜も釣りができるんですね。いったい何が釣れるのだろう,と池をのぞくとこれが(写真下)。コイが群れて泳ぐのはよく見ますが,これはコイではなくてフナのようです。なるほどこれが釣れるのかと納得しましたが,ここまで間近に魚を見てしまうと,池ウォッチャー魂より釣り人魂の方がうずいてしまいます。釣り道具を持ってくればよかったのですが,さすがに電車とバスを使ってここまで釣り道具を運ぶのはおっくうですね。
 池の東側には鳥居と小さな神社がありましたが,くわしい由来などはわかりませんでした。もしかしたら看板か何かあったのかもしれませんが,バスが来たのを見て急いで飛び乗ってしまったので知らずじまいでした…。
 先週紹介した大田区の小池同様,こちらも都心の一等住宅地のよく池として残りましたね。都心では,造成工事などのじゃまになる池はすぐに埋め立てられてしまっている印象がありますが,作者のように近くに池があることを住まい選びの基準にしている人間もあるくらいですから,そう簡単に埋めないで,公園にするなど,何らかの形で残していってほしいものです。
今週の池に戻る