一人旅前日の日記
明日から親にも黙ったまま、東北方面3泊4日一人旅。なんだかまだあまり
旅に出るという実感も無いまま。とりあえず無事に帰ってこれることを祈っている。
途中で怖くなったり、寂しくなったりして帰りたいと思うかもしれない。
でも案外気楽に楽しんでいるかもしれない。どうなるのかは、旅に出てみないと分からない。
旅が終わったら、自分の中で何かが変わるんだろうか。あんまり期待しないでおこう。
いままでだって、何かをやり遂げたって、たいしたものを手に入れた実感は無かったから。
明日は早いので、ちゃんと起きられるのか、今晩ちゃんと寝付けるのかが不安。
一人旅1日目のスケジュールと日記
JR藤森(6:27発)―京都(6:35着)
京都(6:44発)―米原(7:54着) 特急券を買う。
特急加越1号
米原(8:23発)―金沢(10:26着)
金沢(11:21発)―富山(12:19着、12:27発)―直江津(14:22着)
直江津(14:45発)―妙高高原(15:36着)
バス
妙高高原(16:00発)―赤倉温泉(16:20着)
総乗車時間 6時間25分
5時起き。予想通り、ほとんど寝られなかった。おもいっきり寝不足のまま、ストレスと緊張で
胃が痛いというか、内臓の働きが悪くなっていそうな感じ。
8:21ごろ
まだJ−PHONEは圏内だ。
8:34
いま、長浜。曇っている・・・。さっきまで晴れてたのに。
見えてきた山に雪がかかっている。線路のすぐ横にも道に雪が残っている。寒そうだ。
8:45
どんどん雪が増えてゆく・・・。あたり一面、雪が畑を覆い尽くしている。私は甘く見ていたかもしれない。
北の雪と寒さを・・・。車内は暖房が効いてるからいいけど、外は寒いんやろうなあ。
9:08
いままで年半電車通学してきて、こういうときに電車に慣れてて良かったと思う。長時間でも、
そんなに苦にならない。まあ、暇は暇だけど。でも電車の中でのすごし方と言うか、気の持ちようが
分かっているんだろうな、と思う。でも眠れない。乗り過ごさないかと思うと怖いし。神経質だと、
自分でも思う。
9:17
雨が降っている。雪はほとんど無くなった。
9:33
福井。雪は無くなった。雨も降ってない。でも曇ってる。場所によって結構天気も違うものだ。
9:43
青空が少し見えはじめた。このまま晴れてほしい。そして14日の山形の湯野浜で沈む夕日が見たい。
金沢
駅を出てすぐにダイエーを探しに行った。(私は当時、ダイエー内のフードコートでアルバイトをしていたので、
好奇心のためほかの店舗にも行ってみたかった。)地図のとおりに速歩きで進んでいく。次の電車までの
時間は56分。それまでに戻ってこないと今日中に目的地までは行けないかもしれない。すべてギリギリの
スケジュールである。金沢は地下道が多かった。歩いて15分くらい、やっとダイエーの建物を見つけた。
2回目の地下道を出てすぐのところにあるはず。地下道の出口は4つ角。どれが一番ダイエーに近いかと思って
一つの角に目をやると、その先にドムドムがあった。地下1階にあるらしい。私はクレープコーナーでバイトを
していたので探してみるが、見つからない。どうやら金沢店にはクレープは無いようだ。時間が無いので
ドムドムでチーズバーガーセットを昼ご飯に買ってきた。
行く時には17分くらいかかったのに、遠回りをしていたようで、そばにあった地図の看板を見ると、駅から
一直線で行けた。10分で帰れた。なんだかばかばかしかった。疲れた。トイレに行って、無事直江津行きに
乗った。
13:43
いいかげん電車にも疲れてきた。もう5時間くらい電車に乗ったと思う。赤倉温泉、携帯圏外
かな・・・。圏外だろうな・・・。なにしろ「妙高高原」なんて「高原」ってつくくらいだし。
アンテナなんて無さそう。こういうときに親が電話かけてきたりするんかな。
「なんでつながらんかったの。」って後から言われたり。「バイト先で電池切れそうだったから
電源切ってた。」とでも言っとこうかな。
前方に、すごく真っ白な高い山が見えてきた。今までは、白いまだらがある山ばかりだったのに。
あそこに行くんかなあ・・・。
15:30
暇なので筆が進む。もうすぐ妙高高原。おなかへった。
まさに豪雪地帯。積雪1mくらいはある。外は寒そうだけど、電車の足元のヒーターが熱すぎ。
電波がそろそろ危なくなってきた。がんばれJ−PHONE。
・・・とうとう圏外。さよなら文明。
19:25
・・・と思ったら、赤倉温泉は何とか圏内。ここはスキーにきている若者が多く、集団でよくわいわい
楽しそうにやってる。バーや居酒屋まであって、温泉地と言うよりまさに若者向けだ。
スキーのできる冬だけこうなのかもしれないが。
ここに温泉目的で一人で来ている若者の私が、場違いのようだ。
どうしてもソバが食べたくなってそば屋に行ったが、客は私一人で、一人で何してるんだと
思われてるかなあ、と思うと無性に恥ずかしく、居づらくもあった。
クレープを買いに並ぼうとしても、どうしても集団のノリの雰囲気にのまされて、集団の客が
他にいると、恥ずかしくて買えない。変な人とでも思われてるような気がして、被害妄想が
激しくなってしまった。
温泉地に着いてからは、景色のきれいな所を探しに行ったりお土産屋さんをくまなくまわったり
していた。でも一人だとあんまり人気の無さ過ぎるところは怖くて行けない。
私が泊まった宿の露天風呂は、冬は閉鎖されていると言うが、せっかくなのでどうしても
露天風呂に入りたくて、他のホテルの露天風呂に入ってきた。入湯料が当然必要だが、
入らせてくれるだけでもうれしい。宿泊客以外の外来入浴を受け付けている宿のほうが
とても少ない。露天風呂は狭かったけど、いい感じだった。
宿に戻るとすでに眠かった。しかし、ここの宿にも入らないと。(宿泊料に入湯料が元から
入っていた)
8時から「HEY!HEY!HEY!」を見たいので、今のうちに行ってこよう。
そして早めに寝よう。明日も早い。