とれぱん通信 第2版−2
とれぱん通信 第2版−2
今回は『天気』を題材に取り上げようと思う。
外に出かける時って、天気のコトが気になりませんか? と言う事で、
天気と気象
お天気情報はいろんな方法で聞けますが、外で情報を集めるにはラジオを持って行くのが良い。また、電話では117番にかけるといつもお天気の情報を流している。お出かけ先の天気が知りたい時は、その土地の局番+117番です。
さて、屋外に行ってラジオも無い・電話も無いとなれば、次にするのは自分で予測するしかない。それを観天望気という。
観天望気(かんてんぼうき:雲や風の動きで天候の予想をすること)
観天望気で一番信頼できるのが雲。しかしながら、雲の種類は多すぎ〜。せいぜい次の10種ぐらいを覚えておけばよいでしょう。
けんうん絹雲(細い線が絹糸のように見える)・巻雲(巻き毛のように見える)
すじ雲とも言う。青空に真っ白な羽毛が浮いているように見える。雲の中では、もっとも高いところにできる雲で、とても気温が低いために細かい氷の結晶からできてる。
低気圧や温暖前線の前に現れるときはまっすぐな線状のものが多く、「雨知らす」と言われて雨の兆しとなる。曲がったり、乱れたりしているものは「晴れ知らす」といわれ、明日も好天であることを告げている。
けんせきうん絹積雲・巻積雲
うろこ雲・いわし雲・さば雲とも言われる。それは、真っ白な小さなかたまりの雲が小石をならべたようになっていたり、小魚の群やさざ波を思わせる形をしていたりする為である。
この雲は、時間とともに雲の量が少なくなれば好天に、増えて高層雲に変化してきたら悪天の兆しがある。
けんそううん絹層雲・巻層雲
うす雲(うすい真っ白なベールでおおうような雲)とも言う。この雲におおわれると太陽や月のまわりに輪(かさ)が見える。
この雲が次第に厚くなり、色が灰色になるようなときは、やがて雨が降る。
こうせきうん高積雲
羊の群のように見える為、ひつじ雲とも言う。たくさんの雲のかたまりが集まって見える。絹積雲(巻積雲)よりも大きく多少黒ずんで見える。また、雲のかたまりが幾筋にも連なって見えることがあり、鯖(さば)の背紋のように見えるので、さば雲とも言う。
この雲が雲底を下げながら、雲の量を増やして空全体に広がっていったら天気は下り坂。凸レンズのように見えるレンズ雲は高積雲の仲間で、上空を強い風が吹いているときにできる。
こうそううん高層雲
太陽もほとんど見えないような、どんよりとした灰色のベール状の雲で、おぼろ雲、うす雲とも言う。春のおぼろ月夜や花ぐもりは、この雲による。絹層雲(巻層雲)がしだいに厚くなって高層雲になったときは、雨が近いと考えて良い。また、雨がやんだ後に高層雲が見えたときは、雲がしだいに切れて青空が見られると考えて良い。
そうせきうん層積雲
くもり雲。雲の層が比較的薄く雲の量が夕方にかけて減っていくようなら好天に、雲全体が次第に発達していくようなら低気圧や前線の接近を告げている。
下から見るとどんよりした雲だが、高い山の上からはすばらしい雲海として見下ろせる。
また、レンズ雲には層積雲に属しているものもあります。
らんそううん乱層雲
空を暗くおおう黒ずんだ雲で、いわゆる雨雲・雷雲だ。雨や雪を降らせる。ほとんどの場合、この雲の前に高層雲が現れる。
せきらんうん積乱雲
入道雲とも言う。
いわゆる雷雲で、非常に強い上昇気流のために、多くの場合、雷が発生し、どしゃ降りの雨が降る。雹(ひょう)が降ることもある。夏に夕立、冬に大雪を降らせる。悪天候の時間が短い。
せきうん積雲
わた雲(青空にぽっかり浮いている)とも言う。この雲が出ている間は天気がくずれない。夏に大きくなったのが入道雲だ。
積雲は垂直方向に発達し、小さな積雲が上へ大きくなって、にわか雨を降らすことがある。
そううん層雲
霧の発生と同じように、地面が冷えてできる厚さがうすい雲で、最も低いところにでき、霧雲とも言う。朝、盆地や谷間をおおっていることがあるが、日差しが強くなると消える。晴れを約束しているような雲だ。
しかし、高層雲や乱層雲の下にできるちぎれ雲も層雲に入り、この層雲が出ると雨が近い。
そして絹雲→絹層雲→高層雲→乱層雲と雲が移っていくと、雨になる事が多いのだ。
ここで、悪天候になる雲の様子を確認してみよう。
山に雲がかかると雨。
かさ雲とかつるし雲と言い、一日以内に雨になる。
レンズの形をした雲は風が強くなる。
レンズ型・円盤型をした雲が空に浮かぶと、数時間後に強い風が吹く。
日がさや月がさは雨。
絹層雲がベール状にかかると、約半日後には天気はくずれる。
朝焼けは雨、夕焼けは晴。
朝焼けの原因は西の空に雲があるためで、天気がくずれる。反対に夕焼けの翌日は晴れになる。
雲の行き違いは雨。
上の雲と下の雲が反対方向に動くのは、低気圧や台風が近づいているしるし。雲のけんかとも言う。
また、次の事も覚えておくと観天望気に役立つ。
西が晴れてくれば晴れ、暗くなれば雨。
これは日本の天気が大体西から東に移動するからである。
おぼろ曇が出て、月がかさをかぶった時の翌日は、雨が降る確率は60%以上だ。
東風により空が暗くなり、湿っぽくなると、天気が悪くなる。
西風が吹き、空気が乾燥してくることは、晴れる前兆だ。
観天望気はとり合えずここで置いておいて、次は
気象
気温は高さが増すごとに下がっていくの知ってた? 100mにつき約0.6℃下がる。高原や山に行くと平地より寒いと感じるのはこの為だ。だから、高度1000mの高原では、平地よりも6℃低い。これは約一ヶ月半程、季節のずれているようなものだ。と言う事は、2000mの高原では、平地に比べると約12℃低い事になる。これに雨や風による影響を考えると、体感温度は風速1m/秒につき約1℃下がるので、例えば気温10℃の高原で10m/秒の風が吹いていれば、身体には0℃位に感じられ、夏でも凍死する恐れがある。びっくりした?
また、気温は一日の中でもかなり変化する。一番低くなるのは夜明けで、一番高くなるのが正午過ぎだ。この差は晴れた日だと10℃前後になる。
更に、日本では、緯度が一度高くなる毎に、気温は一度低くなると言われている。
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