標本雲台


 コブヤハズの某先生から,撮影時に使うピン球装置(?)の事を教えてもらいました.それはピン球に砂を詰めた物の一部にペフ板をはめ込み,これに標本を刺すことによって,標本の角度を微調整できる仕掛けでした.
 で,それを発展させたのがコレです.標本を球形のガシャ玉の中心に据える点がポイント.これで標本を視野中央にキープしたまま微調整できます.撮影にも使えますが,検鏡の際に特に便利です.


標本雲台

 材料は200円の[ガシャ玉]の硬いほう(透明アクリル製)と,貼り付け式の滑り止め,それを載せるガラスのシャーレです.
 ガシャ玉は大型で球形のやつを使います.球形のガシャ玉はわりと珍しいので入手の際はご注意ください.標本を(球の)中心に据えるため,ガシャ玉の赤道上に90°ごとに目印をつけておきます.
 作例ではペフ板の代りに100円ショップで売っている[滑り止め]を貼りました.円形で厚めで柔らかい材質のやつです.ガシャ玉の直径が大きいので,滑り止めを二枚重ねにして高さを稼ぐことによって,標本が中心にくるようにしています.
 土台となる[シャーレ]はガラス製など重めのものが良いと思います.問題はアクリルとガラスが滑りやすい事です.またガシャ玉を強く傾けた際,重心のズレにより滑るようです.顕微鏡下でスケッチする場合などは何らかの工夫をしたほうが良いかもしれません.