BWV 1   "Wie schoen leuchtet der Morgenstern"
「なんと美しく夜明けの星が輝くことだろう」

作曲年 1725年 ライプツィヒ
編成 Soli :STB,  Choir :SATB,
2 Ob. da caccia, 2 Corni, 2 Vln. Conc., Str., Cont.
構成 1.Chor (SATB,ALL) 
2.Recitativo(T,Cont) 
3.Aria (S,Ob.da.cacc,Cont) 
4.Recitativo(B,Cont) 
5.Aria (T,Viol.conc1.2,Viol.rip1-2,Vla,Cont) 
6.Choral (SATB,ALL)
歌詞 独語 英語 日本語
解説 3月25日は固定祝日である受胎告知の祝日に当たります。
この日のために書かれたBWV1は、まさに作品目録の劈頭を飾るにふさわしく春の喜びに満ち溢れた傑作で、Simon Crouch による全カンタータの7段階評価でも最高の評価を得ています。(1)

ヴァイマール期以前のカンタータはどれも非常に個性的な形式を持っていました。
しかし、ライプツィヒ時代に入ると定式化が進み、1.合唱、2.レチタティーヴォ、3.アリア、4.レチタティーヴォ、5.アリア、6.コラール、の6つの楽章を基本形とする「バッハのカンタータ形式」が確立されます。
このBWV1もその形式を踏襲していますが、カンタータを構成する各曲がそれぞれ独自の美しさを保ちつつも、全篇を通して春の気分と新しい生命の喜びがさわやかに歌われており、全体として見事なバランスとまとまりを見せています。

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(1)Simon Crouch
による全カンタータの7段階評価

世俗カンタータも含む全カンタータを[1*/1+/1/2+/2/3+/3] の7段階にレーティングしています。
基本は1−2−3の三段階で1と2はポジティブな評価、3は平凡な作品となっています。
プラス(+)記号は、その作品に1つないし2つのより優れた楽章が含まれている場合、星印(*)は評価1の中でも特に傑出して魅力的な作品に与えられています。

これまでに聴いた4作品の評価は、BWV82が[1*]、92は[2]、126が[2+]、54が[1+]となっていて私の感覚ともほぼ一致しています。

(小次郎さん)

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