2鉢に28本咲いたランの花

●●  私は、昭和4年生まれの80歳です。72歳で47年間勤務した化学系企業を退職し、息子の指導で初めてパソコンに取り組み、生まれてから会社生活を終えるまでの自分史をまとめ、パソコンの初歩を学びました。

 退職後、化学分野の研究開発に明け暮れた人生とは関係のない世界として、「琵琶湖疏水」の歴史と現状を調べることに決めました。そして約2年間の調査結果をまとめて「琵琶湖疏水の散歩道」を自費出版しました。今から考えると、研究論文しか書いたことのなかった私にとって大きい冒険で、京都新聞出版センターの出版担当部長に原稿が赤くなるくらい修正していただいたことを思いだします。

 出版と同時に、孫の指導でホームページ「琵琶湖疏水を語る部屋」を開設して、毎月4〜5件の調査レポートの投稿をつづけてきました。平成18年から疏水以外の記事も含めて、「ブログ・琵琶湖疏水の散歩道」を併設しました。内容の精度は別として、5年間に投稿件数はホームページ380件、ブログ150件に達し、幅広い分野の疏水仲間との交流により、多くの追加情報や間違いの指摘などを受け楽しく取り組んでいます。

 昨年8月には、顧問を務めている「近代京都の礎を観る会」が平成21年度「京都市ニューツーリズム創出事業」に応募し、琵琶湖疏水散策マップ作成の認定を受けました。現在フルカラーの小冊子「琵琶湖疏水の歴史散策」の作成中で、3月には発行できる予定です。
まもなく81歳になりますが、体力と記憶力の低下に悩みながら、好奇心を頼りにもう少しつづけたいと考えています。今後とも相変わらずのご支援をお願いします。
     
平成22年2月      kankanbow(中西一彌)記